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ガソリンスタンドで学ぶ経済

近所には、3つのガソリンスタンドがある。
正確にはあった。

1つは、地域の最安値
2つは、大手のセルフサービス
3つは、地域の高値

1つ目の格安店は、潰れちゃいました。
結構な利用頻度で、地域の方も結構並んでいたりしていましたが。。。


2つ目は、大手セルフサービス店
値段は中間で安くも高くもない。大手と言う看板が非常に大きいアドバンテージ。

3つ目は、地域の高値店です。
車に乗ったまま、店員さんが来てくれて御用聞きしてくれる。窓ガラス等の拭き掃除も車内のゴミもある程度お世話してくれる。


2つ目は、ブランド力。それ以外はほとんどない。大元がブランド力を活かして他にも店舗を持つし何と言ってもそれだけで安心なんですよね。

3つ目は、地域の高値という価値提供とサービスをしている。
おそらく、BtoBもしているだろう。地域の会社の営業車が入れにきて会社決済。と言う流れだ。


薄利多売は難しい時代になっている。

何も考えずに不思議にも、疑問にも思わずそのブランドに引き寄せられて吸い込まれる、ここだと失敗はないけど成功はない【普通】が簡単に手にはいるという強さがあるブランド店。

ブランド力があるメーカーが、何故中間を狙うのか?
中間は、不思議と思っても考えていてもそこに対して違う何かを求めて行動しないからだ。


寒い冬。自分で給油するのが当たり前。

だが、この中間層の上の方達は車に乗ったまま店員さんに給油をお願いして自らはスマホみたり、車内で話をしたり。

給油終わりで出るころには、窓ガラスは綺麗だし車内のゴミも捨ててくれたし。

お金で人は動く。人を動かすお金。人を動かす事で自らを上げる。


これが上手なんですよ。

中間層は、それなら自分で拭くよ。休みの日に自分で洗車するよ!自分でやれば無料だし。自分でゴミも捨てるよ。


使われ慣れていて、それに不思議や疑問も思わないその環境を変える行動も取らない。

考えてはいるんです。

だけど行動できない。だって失敗や損がそこにあるから。
それなら、今のところ何もない今で良い。

そうなるんですよね。

しかも、2つ目と3つ目のガソリンスタンドは受託を挟んだ歩いて行ける距離だ。声も聞こえ合えるほど。

薄利多売は、閉店して無くなった。

2つ目と3つ目共存するだろうな。

私は、貧困民なので2つ目で少量しか給油できない貧困層です。

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