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企業が選ぶ「今年を表す漢字」は「変」、「耐」、「忍」
前回は、今年(2024年)の「今年の漢字」について述べました。
今回は、「企業が選ぶ今年を表す漢字」について述べていきます。
「企業が選ぶ今年を表す漢字」とは
「企業が選ぶ今年を表す漢字」とは何か。
下記の公式から引用します。
2024年も年の瀬が迫ってきた。年末の風物詩として毎年12月に京都の清水寺で発表される「今年の漢字®」(日本漢字能力検定協会)は、今年で30回目の節目を迎える。
そこで帝国データバンクは、企業において2024年はどんな年であったのか、今年1年の事業活動を表す漢字について聞いた。同様の調査は2023年に続き2回目。
※アンケート期間は2024年12月6日~10日、有効回答企業数は1,320社(インターネット調査)
「今年の漢字」というのは商標のようですね。
クロネコヤマトの「宅急便」のように。
「企業が選ぶ今年を表す漢字アンケート」とすることにより、「宅配便」のようにしたようです。
昨年(2023年)から開始されたものなんですね。
2023年の漢字の詳細は下記になります。
2年連続「変」、「耐」、「忍」
「企業が選ぶ今年を表す漢字」は、昨年も今年も、1位「変」、2位「耐」、3位「忍」です。
これは、企業の経営者の経営感覚というよりも、生活者の生活実感に近い気がします。
国民としては、国内の震災に心を痛め、その上で震災に備えておく、となります。
ゆえに今年は「震」か「災」。
けれども、ローリングストックの購入や再購入を除いては、「震」か「災」ではありません。
物価の変化に耐え忍ぶ、ではないでしょうか。
勿論、物価だけに限りません。
けれども、物価を発端とする高騰が多いです。
2023年は「高」と「乱」が続いた
昨年は「高」と「乱」が続いています。
4位が「高」、5位が「乱」。
戦乱から物価高になった年でした。
ウクライナは穀倉地帯なので、小麦から物価高になっていった側面がありますね。
小麦に限った話ではなく、何もかも高騰です。
ただ、戦乱だけでなく政治の乱れ、常識の乱れ、世の中の乱れも指摘されています。
様々な面での乱れがあった、もしくは、あったと感じさせたのが2023年だったということです。
2024年は「新」、「忙」、「高」が続く
2024年は「新」、「忙」、「高」が続きます。
「乱」がありません。
戦乱は終わっていません。
未だに戦乱の真っ最中です。
しかしながら、(少なくとも日本人は、)思い浮かぶようにはならなくなってきたということです。
「乱」でなく、思い浮かぶのは「新」と「忙」。
変化に耐え忍んできたからこそ、変化に合わせた新商品や新事業で忙しい、ということですね。
「戦乱」も「震災」も忘れてはいけません。
けれども、「すぐに思い浮かぶ」でなくなった、という現実は、それはそれとして受け止めていく必要があるでしょう。