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人生経験は顔に出るのか2
前回は、実年齢の割に幼い顔と若い顔についてを少し述べました。
今回は、老いた少年のようなジジイとは正反対に位置する、貫禄のある御年配の方の顔について、少し述べようと思います。
確かにあるけど
貫禄がある顔、というのは確かにあります。
確かにあるけど上手く定義できない、というのが正直なところです。
上手く定義できるものではありませんが、現実としてあるのが厄介です。
ゴルゴに依頼する大豪邸の老人みたいな人はまず貫禄のある顔、という印象があります。
ゴルゴ本人も貫禄がありすぎて警察官や警備員に怪しまれるのですけども、それはさておき。
貫禄とは
貫禄は、体型に用いられることが多い言葉なので、顔だけであまり判断されないと思います。
けれども実際にはある。
どこで判断しているのでしょうか。
どこの大学の調査だったかはもう忘れてしまったのですが、肩幅で判断をしている、という記事を見たことがあります。
ふむ、確かに。なで肩の人にはあまり貫禄があると言わないですね。
貫禄のある女性に対しても、あまり用いられない傾向がある気はしますね。
ただ、肩幅だけで判断されるというものでもないのです。
肩幅はあるけど貫禄はない私から言わせてもらいますけど、護衛に見えるだけですよ。
なんかこう、偉いさんの隣にいる護衛っぽい人、それって貫禄があるとは違いませんか。
威圧感があると言われることはあっても、威厳があるとは言われない本人としてそう思います。
貫禄のある顔とは
顔に滲み出る人生経験が貫禄を生むから、私ではなく隣の偉いさんに貫禄がある、という仮説ではどうでしょうか。
確かに加齢で顔が老いると、人生経験を表現しているので、貫禄の一要素となりそうです。
けれども、貫禄のない老いた少年みたいなジジイにも皺はありますよね。
また、若手で貫禄のある人もいますよね。
仮説が成り立たないようですね。
貫禄のない顔とは
貫禄がない顔を検討してみましょう。
貫禄がない顔の典型的な事例として、なんとなく思い浮かんだのが秋葉原の人。
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太い人も細い人も貫禄が全く無いですね。
肩幅で判断されるなら、太い人には貫禄があると定義されそうですけど、貫禄はありません。
若い秋葉原の人にはそりゃ無いよ、という話でも無いのです。
初代ガンダムを見ていた青年はもう高齢者です。
主たる層としては団塊ジュニアからY世代ぐらいの中高年が多いでしょう。
もうそろそろ貫禄が出てきても良さそうです。
昭和の刑事ドラマのように。
けど貫禄のある秋葉原の人っていますか。
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まとまらん
うーむ、まとまらんようです。
そもそもどこか幼い顔の年寄りが増えて、貫禄のある大人が減った気がしませんか。
次回に持ち越すこととします。
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連続記事5つのうち、今回は2つ目です。