つづき
短編小説を集めました。 800字から2000字程度です。
タネカラプロジェクト関連記事。エッセイ。 活動の内容、想いを書いています。タネカラプロジェクトとは地元に根差した「育苗」「植林」の活動ですが、タネの不思議、地域の森に触れ、感じることで育つものを大切にしていく、長いスパンの活動です。 詳しくはこちら。https://tanekarap.jimdosite.com/
文学フリマに関連する記事です。本の紹介や当日のエッセイ、振り返りなど。
ベージュのマフラーを巻きなおしながら、幸子は待ち合わせ場所を変えればよかったと首をすくめた。風が思ったより冷たい。待ち合わせの時間までまだ少しある。さっき駅のトイレで確認したところだったが、もう一度、カバンから手鏡を取り出し、口元をチェックする。 40をすぎた女には明るすぎる口紅だった。男に殴られて切れた口の端を隠すにはこれくらいでないといけない。離婚する前から関係のあった男は、近ごろになって暴力を振るうようになった。 もうすぐ中学三年生になる娘と会うのは一年ぶりだ。離婚のと
文学フリマ東京39、12月1日にしー26〈ソナチネ〉でお待ちしております。 12月だしまだまだ、と思っていましたが、なんせ1日なので、もう時間がないと気づき、焦っています。 ただでさえ、忙しい時期ですねぇ。年末調整の用紙とか、保険の控除の郵便物とか、見ると気分が萎えてきます・・・・・・。 さて、文学フリマ東京ですが、カタログはこちらです。 今回は、これだけ持って行きます。 ・ソナチネ(短編集) ・夜想曲(短編集) ・さがしもの(掌握小説、共作) ・川の声(短編小説、残8冊
文学フリマ東京の無料配布、noteに掲載している記事から抜粋しました。気がつけばnoteも785記事になっておりました。その中からちょっと前に書いたものをいくつか。40枚持っていきます。クラフトみたいな紙です。7種類あります。ブースはしー26。 #文学フリマ東京 #フリーペーパー
短期のアルバイトは意外に若い人が多いと知った。もしくは60歳以上の女性。 わたしぐらいの年代は少ない。考えたら、40代はちょうど子どもの手が離れるかわりにお金がかかるようになって、パートタイムやフルタイムで働く人が多いからだと思う。(違うかもだけど) 16年前はまだ働いていないお母さんも多くて、公園に行ったり、誰かの家に行ったりしていたけど、今はもう違うんだろうなぁ。 黙々と作業をする職場なので、基本的には私語はできない。 他のアルバイトの人がどんな人なのかわからないし、年
文学フリマ福岡で【夜想曲】を手に取っていただいたかた、本当にありがとうございました! またまたお知らせですが、文学フリマ東京39にソナチネで出店いたします。 新刊はnoteを抜粋したエッセイ集を持っていこうとおもっています。 お会いできたら嬉しいです。 #文学フリマ東京
宣伝つづきですみません。 アルバイトが繁忙期で体がくたくたです。 が、気持ちは元気です。 文学フリマ福岡、27日、日曜日です。 友人のいしまるさんがカルトンで出展します。 短編小説集、作ったってよ。 『この街のどこかで』 とにかく爽やかな風が吹くみたいないしまる氏の小説。 わたしは若い人が書けなくて、小学生までか中年になってしまうけど、いしまる氏は思春期の男子や女子を書くのが上手い。 あーそんな気持ちあったかもしれんなぁと思い出したり、なかったから思い出せない場合でも容易に
今年に入ってからのオンラインストアでの本の売り上げを、能登半島地震の義援金として寄付させていただきました。 お買い上げただいた方、ありがとうございました。 引き続き、タイミングをみてまた寄付させていただこうと思っています。
https://t.co/kNdeTU10qO こちらで文学イベント東京の通販が始まっています。よろしければご覧ください。 夜想曲、短編小説集の2点、ソナチネから出しています。
文学イベント東京vol.3に委託販売として参加させていただきます。 実はvol.1にも参加させていただき、幾人かの方にお手に取っていただくことができました。今回はまた違う2冊を用意しております。 今回は、 「夜想曲」 「短編小説集」 です。 夜想曲の紹介はこちらをご覧ください。 短編小説集は、ここ2年ほどで書いた短編小説(800字~1万字程度)を選んで収録しました。ジャンルは純文学になるかと思います。 短編小説集 もくじ ・雨宿り ・亀のゆくえ ・人魚の歌 ・とん
あのな、不思議なことあってん。 おばあちゃんの指輪つけてな、おばあちゃんのところの草むしりしててん。あんまりにも草生えてたから。手袋はめて。 草むしり終わって、手袋とって車に置いて、家帰って、また草むしりしたんやけどな。 手を洗って、ふと気づいたら指輪がないねん。どこで落としたんやろと思って、家も車も外も探したけどないねん。もちろん手袋の中も探したで。おばあちゃんの家ももう一回行って探したけど、見つからへん。どこ探してもないねん。 がっかりしてその夜はあんまり寝られへんかった
昨日の食卓で、ご飯を食べながら家族に報告した。 「仕事、辞めたし。で、次の仕事の面接に今日行ってきた。とはいっても短期やし。近いから今までみたいに帰りが遅くなることはないと思う。まだ、決まってないけどな」 一気にしゃべった。夫が聞き取れなかったらしく、え?なんて?と顔を上げた。二度も言いたくなかった。 「仕事辞めたけど、次の仕事の面接行ってきた。決まるまでは誰にも言わんといて」 「ふうん、辞めたんや」 夫の返事は軽やかだった。そうやろうな、と言わんばかりに。出勤がどんどん減っ
note始めて6周年らしいです。googleのブログ、はてなブログ、アメブロ、はてなブログ、からのnoteなので、かれこれブログ自体は18年ほどやってることになる。 当時はわからなくて、薄い本を買ってブログを始めた記憶があります。懐かしい。
まだ中学生だったころ、友達のお母さんで父の同級生でもある女性からもらった一冊。父と仲がよかった。 まだ早いかなーと言いながらくれた。読んでみて、まだ早いんだろうなとわたしも思った。 久しぶりに見つけて読んでみた。 今度はもう通り過ぎちゃったなぁ、と思った。 #銀色夏生
今回は、計画的に妹の住む山へ。子どもたちも連れて一泊二日の予定だった。普段、ユーチューブやスマホにまみれている子どもらに、とにかく一回日常から離れてもらおうと思い計画したのだった。 たまたまだったのかもしれないけれど、かなり涼しかった。朝は半袖では寒いくらいで、クーラーはないけど扇風機だって一度もつけなかった。 子どもらは宿題を、わたしは万年筆1本と旅に行くとき用のノートだけ持参して、日記を書いた。 ーー善悪で考えると答えはきっと出ない。それは円錐を横からみたときは三角にな
妹のタネカラプロジェクトに参加した帰り、妹の家でちょっと仮眠してから帰ろうと思ったら、局所的な雨に見舞われた。 「道が危ないからお姉さん今日は泊まっていったほうがいいよ」 近所のおばちゃんがわざわざ妹に電話をくれた。 「そうしたら?」 妹は言うけど、普通に平日だし、明日の朝みんなのお弁当を作らないといけないよなぁと思いながら夫に電話してみる。 「なんとかするわ」 案外あっさり承諾してくれた。 というわけで着替えも化粧品もパジャマもないけれど、妹の家に泊まることになった。前に泊
投稿しようと書いたけどあまりにも暗いのでやめました。 全然書けてませんが、たぶん元気です。 昨年書いた短いものを短編集にしようと思っています。 チャリティーの本も作成予定。 しばらく作る方に専念したいと思います。