わたしは恋愛に育てられてきた

わたしは、stand.fmにて
愛とか恋についておしゃべりしているんですが、
そこで、
「恋愛は積極的にするべきか?」
という話題になったんです。


いつも一緒に話している国岡さんは、
「積極的にするべき」

わたしは、
「するのは賛成。
でも、恋愛はひとつのコンテンツに過ぎないから、しなくてもいい

というそれぞれの意見でしたが、

共通していたのは、

「恋愛した経験って、人生のなかでかけがえのないものだよね!」

と、いうことでした。


まず、
「恋愛がひとつのコンテンツである」
って、どういうことかというと、

わたしは周りの方からよく、
「パートナーについて話してるときの反応が、
まさに、恋に恋してる女子!!」
と言われるんですが、

一方で、
「恋愛に対して、何でそんなに冷静なの??」
とも言われます。

それは多分、
「恋愛は、わたしをつくっている幾つもの要素のひとつに過ぎない」
と感じているからだと思うんです。

例えば、
・映画を観ること
・友人と遊ぶこと
・美味しいものを食べること
・仕事をすること
・自分と対話する時間をとること

これらは全て、わたしの人生を充実させるために必要で、
ここに「恋愛」が対等に並ぶようなイメージです!

そして、皆さんをしあわせな状態に創り上げる要素は、
恋愛以外にも、もっとたくさんあると思います。

だから、"自分を構成するものリスト"に恋愛を入れるかなんて、
それぞれが決めることです。


でも、
恋愛した経験は、
わたしにとってはやっぱりかえがえのないもので、
多分これから先もそうだと思います。

それは、
今までお付き合いした彼たちとのご縁に感謝しているからです。

ジョン・キムさん 著
『来世でも読みたい恋愛論』(読みやすくておすすめ!)に、

恋愛関係というのは、人間の付き合いの中でも、最も親密な関係の一つです。付き合っているということは、その間、相手の命をいただくことを意味するわけで、全人格的に360度関わるということを意味します。

とあるんですが、
これは決して言い過ぎではない!と思うんです。

今のパートナーに、
「あなたは本当に自己肯定感が高いよね
(=何でそんなに昔の自分を受け入れてるの?)」
と、言われます。

それは、今までの彼たちと一緒にいれたお陰で、
「わたしがどう有りたいか」に気づくことができたから
です。

1人の大切な人と時間を過ごすのって、
人間関係のなかでも感情の振れ幅がかなり大きいと思います。


”しあわせだし、楽しいけど、つらい、胸が張り裂けそうってこういうことを言うのか、お願い、早く明日になって。何て、言われるんだろう、聞きたくない、どうすればよかったんだろう、今わたしはどうすべきなんだろう。”


” 何をしたら喜んでくれるかなあ。
ああ、好きと言われるとこんなにも安心するんだ、わたしって単純だなあ。
本当は一緒にこの映画を観たかった。
本当はそうやって言われるのがつらいって伝えたかった。
あのときは涙が出るほどしあわせだった。 ”


振り返ると、
その人の恋人として、隣に居られたからこそ、
たくさんのわたしに出会うことができた。

以前の彼たちと一緒に過ごせたから、
自分が何を大切にして生きていきたいのかが分かったから、
今のパートナーとも大切な時間を過ごせている。

だから、わたしは恋愛に育てられたんだと思います。


そして、これからも、
人生のなかで大切にしている他のことと一緒に、

今までの経験と、
今頃食事を終えてゆっくり読書しているであろうパートナーと、
こうやってゆっくり自分を綴るわたしに、
いいね、よかったね、それがあなただね、と言いながら、

恋愛も大切にしていきたいです。


こんなことを、7割ゆるっと、3割まじめに、
stand.fmで話しています。
居酒屋で隣の席から聞こえるような、
ちょっとためになりそうな、ならなそうな恋愛トーク。

よかったら、覗きにきてください。
お待ちしています。
(→絹子と国岡のテツガクっぽい恋愛ラボ)
毎週火、木23:00~

国岡さんのnote.はこちら

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