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記録を取る。歴史を作る。だから今がある。
こんにちは。古代の歴史に惹かれます。それは日本も古代も。最近はNetflixの「太古からの啓示」にハマっています。かなりワクワク・ドキドキしてしまいますね。
人間の物語を生み出す力。
以前にもシグマフォースシリーズについて書いたりしたが、ダン・ブラウンのロバート・ラングドンシリーズ、最近では「アマテラスの暗号」なども含め、歴史ミステリーがとても大好物である。歴史的事実なのかフィクションかの境い目、都市伝説よりは信憑性ある小説や映画を見るのが好きなのだ。
なぜ歴史が好きなのか。それは、神がおこなったのではない、とすれば、それはすべて「人」が関わっているから。サピエンス全史にもあったように、人間、サピエンスの物語を生み出す力は破壊力がある。そのためには。やはり、多くの物語に触れる必要があり、読書や映画はその筆頭格だと言える。
「誰かのこの面白さを伝えたい」本と向き合う。
これもいつも言い続けている通り最近では若者の読書離れが離れている。また、ファスト映画に代表される早送りで映画を見るなどの状況でもある。そんななかで読書を薦める活動をひたすら推進している。本に触れること、まずは1ページめくってみること。そこから始めることが重要だと思っている。
紙の書籍かそれともKindleを代表とする電子書籍が良いのかの議論は他に任せるとして、まずは自分が面白いと思える本、それ以上に感じるのは「誰かにこの面白さを伝えたい」と思えるくらい本と向き合ってもらいたいという思いでもある。今ではそのために読んでいる本も増えてきた気がしている。
行動後の振り返りが肝心。
読書には楽しさが共存していなければならない、は前述したとおり。そして誰かに伝えるためにはアウトプットの力をつけなければならない。問題はここで、人はなかなかこの内省、振り返りというアクションが苦手である。行動後の振り返り(AAR:アフター・アクション・レビュー)が肝心なのだ。
ちょうど今、正月明けの勉強会のために、ピーター・M・センゲ氏の「学習する組織」を読み直している。その中に、米国陸軍にて開発されたと言われるこのAARが出てくる。そしてこのAAR。「行動後の振り返り」として最も簡単な形ではあるが、三つの問いから構成されている、と記載されている。
◆何が起きたか?
◆何を予想していたか?
◆この乖離から学べることは何か?
より引用
記録には歴史があり、歴史こそが今を作る。
自分自身、読書した後は必ずレビューを残すようにしている。ここでは、書籍の中身がどうかではなく、自分に何が起きたのか、読み始めたときと今との感情の違い、そしてそこからどんな学びを得たのかが重要。だからこそ個人的には読書メーターを利用して、毎回読了のたびに255文字を記すのだ。
7つの習慣でもおなじみ、続けることの大事さを見てください(笑)
先日、ある若者と話をしている際に自己学習の話題になった。そこで「学習した後はちゃんとレビューを残したほうがいい」とアドバイスしたところ素直に実践してくれているようだ。少しは役に立てたのかと感じた次第。記録には歴史があり、歴史こそが今を作る。それが古代からの連綿とした事実。
最後に。
「学習する組織」もようやくKindle上で67%を指している。前述の通り、正月明けにレゴ®シリアスプレイ®メソッドを絡めた勉強会があるので、そこまでにはなんとか再読了したい。レビューを残せるところまで達することが可能だろうか否か。アムロ・レイの「やるしかないんだ」が心に響いてくる。
やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ。
より引用
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