ダイエットにジビエを取り入れるといいですよ、という話①

こんにちは。
福岡でわな猟師をしている者です。

僕は元々ダイエット中の食事にジビエを取り入れたいと思い狩猟を始めました。
が、ひょんなことから猟のお仕事をするようになり、筋トレの時間が猟をする時間によって減ってしまい週1～2でしかジムに行けず、うっかり太ってしまいました。
この度、改めて運動と食事によるダイエットに着手しようと思い、今回の記事を書いてみました。

お勧めジビエ：「鹿肉」

特徴
脂身のない赤身肉
高たんぱく低カロリー
鉄分豊富
運動効率を上げるカルニチンも豊富で運動と食事で痩せるダイエットには最適。
男女問わずダイエットをしていくと肌の調子が悪くなる場合があるが、鹿肉には美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群が豊富。
特にビタミンB2・B6・B12は牛や豚よりも多く含まれている。
ビタミンB2は、肌のターンオーバーを活性化させることで代謝を促進し、健康的で美しい肌を維持してくれます。
ビタミンB6は肌の素になるタンパク質の分解・合成を助けてくれる栄養素で、ハリと潤いのある肌を目指せます。
ビタミンB12は、エネルギーの生成、神経系の健康維持、赤血球の生成に欠かせない役割を果たします。

さらに鹿肉は低脂肪でカロリーが少なく、100gあたりのカロリーは約110kcal程度と、鶏ささみと同等かそれ以下。高タンパク質で100gあたり約22gのタンパク質を含みます。鉄分は牛肉の約2倍、カルニチンは豚肉の約3倍と非常に栄養価が高いです。
ダイエットだけでなく、筋トレや美容、健康維持にも最適な食材と言えます。
肝心の味ですが、鹿肉は非常に美味しいです。 しかし調理にひと手間が必要です。
鉄分が豊富なこともあり牛などのレバーと同じく強火で焼くと硬くなり鉄分豊富な味になってしまいます。 ただし、ゆっくりと火を入れて焼き上げた鹿肉は実に上品でさっぱりとした上質なお肉になります。

普段の調理方法
フライパンで表面を焼いたらアルミホイルでくるんで寝かせます。 数分寝かせたらまた同様に焼いたのち再度アルミホイルにくるんで寝かせます。 肉を寝かせている時間に余熱で中心部まで火が通り、柔らかく癖のない仕上がりになります。 あっさりとした味わいと口当たりでいくらでも食べられます。僕はかなり好きです。

「鹿肉は高たんぱくで低カロリーなためダイエットに良い」、と文献で見て食べたことがないながらも猟を始めた僕は、初めて自分で獲った鹿を食べた時、その美味しさに感動しました。
栄養面は資料で確認できましたが、味は全く想像できず恐る恐る食べたら、どんな肉とも違っていました。
とにかく僕の口に合ったのですから鹿肉目当てに猟を始めたことは大正解でした。
塩コショウの味付けで十分好きですが、好みのたれやソースで召し上がってください。 何の味付けで食べても全てに合います。

まとめ
カロリーが低く栄養価が高い鹿肉は食事量に気を付けたいダイエット中の方にお勧めの食材です。 いくら食べても罪悪感なく食べられ、何なら翌日痩せてます。 特に筋トレとの組み合わせは相性が良いです。

最近はECサイトで多くのジビエが流通しているので、まだ鹿肉未経験の方は是非一度召し上がってみてください。