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*満席* 4期 超・カウンセリング入門のご案内

満席となりました。ありがとうございました。

すでにお申し込みいただいている方,本当にありがとうございます!

同じことを繰り返す,あの人・あの子。
周りに嫌われたり,生きづらそうだったりするのに,
どうして変わらないのだろう?
と思うことはありませんか?

もっと,あの人の,あの子の心の内が分かれば
何か,役に立てるんじゃないだろうか?

そう考えて,心理学を学んでみたあなたへ。

超・カウンセリング入門を作ろうと思った理由


私が臨床心理学を学んだきっかけ

はじめまして,臨床心理士/公認心理師のまりぃです。

元々は精神保健福祉士として,就労継続支援B型や地域活動支援センターで働いていました。

地域の支援現場で,現実的に利用者さんを支えることは,とてもやりがいがあり,大事なお仕事で,人の役に立っているという自負がありました。

そう言った施設の利用者さんは,精神疾患を抱えておられる方ばかりなので,
どなたも,誰かのちょっとした口ぶりに傷ついて何時間も泣いたり,誰かの振る舞いに怒って何時間も怒ったり,
帰宅されたと思ったら電話をかけて来られて「〜〜さんの対応が酷いと思う」と何時間も泣いたりされ,それを毎日毎日,なぐさめて力づけて,どうにか明日も施設に来てもらう,そんな生活でした。

本人も,毎日毎日,同じようなことで悩んで泣いて傷ついて怒って,しんどいだろうにな……
ご家族も大変だな……

そんな毎日を過ごすうちに,沸々と疑問が湧いてきました。

利用者さんは,ずっと同じ地点で,同じ悩みを繰り返している。どうしてなんだろう?病院にも行っているし,お薬も飲んでいるし,私たちは現実的な支援をしているのに。どうしてなんだろう?このまま,この方々は,老いるまでここにいなきゃいけないんだろうか?

何か,もっとできることはないだろうか?

そう考えて,私は「臨床心理学」を学ぶことにしました。

大学院での学びの衝撃

実は大学院で認知行動療法を学べたらいいなと思っていた私。
認知行動療法を使って,利用者さんの考え方を変えられたら,毎日同じことで悩まなくて済むんじゃないかと思ったわけです。

しかし,いざ大学院に入ってみると,衝撃的な出来事に見舞われました。

それは,カウンセリングのロールプレイが始まった頃。

私は,やってきたクライエント役に対して,何気なく「良く来てくださいましたね」と声をかけました。そして,別れ際,「ありがとうございました」と言って見送りました。


当時精神科のクリニックで精神保健福祉士として働いていた私にとってそれは,当たり前の常識的な振る舞いでした。

でも,これを逐語記録したものを見た大学院の先生は,眉を釣り上げて聞いたのです。
「なんでここで,歓迎の言葉を言おうと思ったの?」
「なんで”ありがとう”なんて言ったの?」

私は,エンパワメントとして,相談に来れただけでも偉いのだから,褒めるところからアプローチをした,帰りは来談してくれたのだからお礼を言って次回に繋げます,といったことを返答したと思います。

そうすると,先生は烈火の如く怒りました。
「もっと言葉の意味を考えなさい」

全ての言葉,全ての振る舞いに意味がある


あなたは,先生がなぜ怒ったのか分かりますか?
私は最初,なんだか理不尽に怒られたように思いました。

実を言うと,私の対応は福祉の現場では大正解です。
しかしこれ,今だから分かるのですが,臨床心理学の世界では一番やってはいけないことです。

なぜかと言うと,相談者は「来たい」と思って来たわけではないかもしれません。

それを,エンパワメントとして褒めるのが福祉。なぜなら福祉は,現実的な相談をするところだからです。相談に来る,という選択をできたことはとても素晴らしいことなんです。

一方で,心の世界を見ていく臨床心理学では,カウンセリングは「来たくなどなかった」「こんなところ最悪だ」という気持ちを言える場所として存在しています。

ですから,来談者に対して「来た」ことを承認するような言葉をかけるのは,「誘惑」と呼ばれ,カウンセラーが良い人であるような,ここが良い場所であるような「価値判断」を押し付けることになるので,決して言ってはいけないんです。

……そんなことを滔々と先生に言われ,私は自分の常識が揺さぶられるのを感じました。

自分の実践が変わった

大学院での学びや訓練は,こういった衝撃の連続でした。
実は臨床心理学にも様々ジャンルがありまして,上述のように言葉や振る舞いの意味を深く考えていくのは,特に精神分析系の先生に多いと思います。

最初は,ながく福祉で働いてきた自分の「良い」と思っていることがNG行為になるなど,大混乱しました。
また,それまでは「親切として」当たり前にしていた振る舞いが,実は患者さんの病態の悪化を招く可能性についても考えられるようになりました。

患者さんの言動についても,それまで色々勉強して,やり方を工夫しても改善しなかった物事が,なぜそうなのか分かるようになりました。

分かった上で一つ一つ丁寧に言葉をかけ,意味を持ってこちらも振る舞うと,患者さんの応答も変わり,状況が改善する。

ああ,これだ,私はこれを学びたかったんだ,と,
とても嬉しくなったのを思い出します。

超カウンセリング入門を作ろうと思ったわけ


ただ,ここに至るまで正直,猛勉強しました。
大学院に行き,講義に出て,予習と復習をして,文献を読み込み,検査の予習をし,途中からは実践として付属のセンターで検査やカウンセリングもして,その上仕事もしていました。

社会人ですから,自分で自分の生活費も学費も出しています。
午前中仕事して,午後から講義・カウンセリングが終わった後,夜の職場への移動前,体力の限界が来て,カンファレンスルームに寝袋を持ち込んで仮眠をとる日々でした。
(未だに同期にネタにされています。「まりさん,床に寝袋敷いて寝とったよな〜」って笑)

それでも,学びは着実に身についたと感じました。

一方で,大学院を出てから,公認心理師試験対策の塾を運営し始めると,当時Gルートで受験してくださった多くの教員・看護師・保育士・福祉士・その他の方々は,熱心に心理学に興味を持っているけれど,大学院にまで行く時間はないという事実にも出会いました。

大学院に行くとなると100万単位のお金もかかるし,上述したような忙しい生活になります。
現在他のお仕事をフルタイムでされている方が大学院に行くのは難しいでしょう。


公認心理師試験で学べることは,言葉にすぎません
私が大学院で学び,衝撃を受けたあの体験は,得られません。

だから,せっかく目の前の子どもたち・利用者さん・患者さんのことを「分かりたい」と思ってくださっている皆様に,どうにか「使える臨床心理学」を体験していただくことはできないだろうか?と考えました。
(そして,一桁お安くできないかな?と考えました)

そうして,超・カウンセリング入門ができました。

超カウンセリング入門の仕組み

対象者


ですから,超カウンセリング入門は,

・主にカウンセリング以外のお仕事を軸足にしておられる公認心理師の方
・心理学を学んでいる他職種の方
を対象としています。

勿論,臨床心理士(および受験生)の方も大歓迎です。
大学院で精神分析を学んでいない方に,本格的な分析の勉強会に参加する足がかりにしていただければと思います。

ただ,レポートのやりとり,後半のロールシャッハ体験と,
私とあなたの間で,かなり密なやりとりが発生しますので,限定5名までとさせていただきます。


講義と質問会編


皆さんお忙しいと思うので,1-3期までは動画講座を配信してきましたが,4期からはライブ授業を取り入れ,その際に自由に質問をしていただけるようにします。

ライブ講義の後の質問会では,あなたの日々の実践において困っている事例についてもご質問いただけます。(講座グループ内での秘密は守りましょう)

お互いの実践を聞いて,励みにしていただければと思います。

心理検査とセラピー編


そして,今回から,心理検査についてもお話ししていこうと思います。
投映法をメインに,「心について考える」様々な方法を一緒に学んでいただくことで,より目の前の人を見立てていただけるようになることでしょう。

これらの検査を知っておいていただけると,知能検査についても見立てが深まりますので,普段は知能検査を施行している方や,こういった検査の所見をみるご職業の方におすすめです。

一見,なんの意味があるのかと思えるもの,なんの意味もないものに意味は宿ります。私が大学院で受けた衝撃を,あなたにもぜひ味わっていただきたいので,普段の実践に役立ちそうな投映法を選びました。

とくにロールシャッハ体験は,「こんなになんでも分かるなんて!」と大好評いただいています。個別に体験していただいたのち,講義をしますので,あなたがインクの染みを見たことにどんな意味があったのか,じっくり考えてみましょう。

心理検査とセラピーへの新規参加者様への特別プレゼント


ご入金後直ぐに,「3期までの講座で使用した五ヶ月分の動画」を全てプレゼントします。
早速学び始めたい方,予習しておきたい方,ご活用ください。

心理検査とセラピー編目標レベル


今回の講座は,各種心理検査の「所見を見ることが多い人」を対象としています。
このため,講座を受けたからといってすぐに検査の施行ができるようになるわけではありません。
検査を施行したい方は,本格的な版元の勉強会に参加する前の足がかりとして活用していただければと思います。

講義編で学んだ心の世界を,より理解しやすくなるための投映法なので,例えば,子どもの遊びや利用者さんの普段の言動,振る舞いなどから,状態を見立てていく,かっちりした検査場面でなくても,日々の臨床の中でアセスメントできるようになっていただくのが目標です。

サンプル動画


上記の講義コース,3期までで配信した,1ヶ月目の一つ目の動画を限定公開します。ご覧ください。

この続き,1ヶ月目の2本目の動画は公式LINEへ「サンプル動画」とお送りいただくと自動返送されます。もう一本みたい方はぜひどうぞ。

*4期からは,上記のスライドをもとに,改良した資料を用いますので,講義内容は同じではありません。

*この続きの五ヶ月分全てを,心理検査とセラピー編に新規でご参加の皆様/再受講でレポートあり参加の皆様にプレゼントします*

システムと料金

「ライブ動画講義編」のみの受講,または「講義編」と「心理検査とセラピー編」両方の受講がお選びいただけます。


*受講料は,講座のみコース12万円〜 になります。


3期までにレポート付きでご参加いただいた方は割引価格(6万〜)で4期を再受講いただけます。公認心理師まりぃ公式LINEまで「4期案内希望」とお送りください。
*残席に関係なくご参加いただけます。

レポートについて

毎回,まりぃの出したお題について,A4用紙1枚〜3枚で,考えたこと,調べたことを書いていただきます。

出していただいたレポートは,必ず読んで,しっかりコメントを付けて返します。特に,身近な人や自分自身に当てはめて,心の状態を考察してくださった場合には,こちらの見立てもしっかりお返しします。

まりぃとの毎月の,超真面目な交換ノートだとでも思っていただいて,気軽に参加していただけると嬉しいです。


4期ご参加希望の方は,公認心理師まりぃ公式LINEまで「4期案内希望」とお送りください→満席です。次回5期案内ご希望の方は,公式LINEまでご連絡ください。詳細決まり次第,割引価格でご案内します。

あなたのご参加,心からお待ちしております!!!

まりぃ

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