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2/27_自らの事業を知る
こんばんは。
2月27日のテーマは「自らの事業を知る」です。
1.2月27日の金言
重要なことは自らの事業は何かを知ることである。
2.考察
本日の言葉のもともとの出典は、「マネジメント-課題、責任、実践」(1973年)です。
ドラッカー博士は、「顧客を満足させることが、企業の使命であり目的である。」「顧客自身から直接答えを得るべく意識して努力しなければならない」とも述べています。
自らの事業が何か。
顧客の変化とともにニーズが変わるので常に変化を捉えていないと答えることはできませんね。
分かりやすいところでは、トヨタ自動車は、自動車会社だと思っていましたが、数年前に、「モビリティカンパニー」へフルモデルチェンジするということを宣言しました。
つまり、自動車以外の移動手段が多様化する可能性、自動車のコモディティ化、あるいは自動車離れを捉え、モビリティ、移動手段を提供する会社へと変革しようとしています。
顧客のニーズが、かつては、自動車を運転するという時代であれば、走行性能や見た目の良い自動車を生産していればよかった時代もありました。
しかし、ニーズが、運転ではなくプライベートな空間での目的地への移動の場合、自動車である必要がなくなります。
顧客ニーズを常に把握し、変化に敏感に対応する。
または、自らが価値を創り、顧客に提案しニーズを創り出す。
自分自身、事業を進める中で、こういった活動を意識的に行っているかというと、できていません。
あらためて顧客と会話し、未来に向けた事業を企画、展開していきたいと思います。
3.今日のACTION POINT
今週は毎日1人の顧客から話を聞いてください。
あなたの組織をどう見ているか、何を求めているかを聞いてください。
そして事業の目的を定義し直してください。
来週のTODOリストに顧客ヒアリングを入れる。
顧客の声を踏まえ、事業の目的を定義し直す。