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閉鎖病棟入院日記Re.

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R5.12.20〜R6.1.22 再び閉鎖病棟に入院することになりました。 気分がいい時に日記をつけていきます。 今度は負けない。
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記事一覧

閉鎖病棟入院日記Re.⑩

閉鎖病棟入院日記Re.⑩

いよいよ明日が退院。
去年の12/20という年末に入院し、約1ヶ月の入院生活だった。クリスマスやお正月などで世間が彩っているときも、私は病棟で毎日を過ごした。

よく「長いようで短かった」と言うが、私にとってこの入院生活は「とにかく長かった」。

最初の1週間ほどは時間が経つのがとにかく長く、やりたいこともなくて無気力な日々を過ごしていた。なんとか気を紛らわそうと、ホールで塗り絵やスクラッチアート

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閉鎖病棟入院日記Re.⑨

閉鎖病棟入院日記Re.⑨

1泊2日で外泊をしてきた。入院してから外泊は初めて。天気も良く、外の世界って素晴らしいな〜とか思いながら最寄りの地下鉄の駅まで歩いた。

外泊といっても特別何かしたいこともない。駅に併設されているショッピングセンターをぶらぶらしたり、ベンチに座って行き交う人々を眺めたりしていた。
私の住んでいるところはまあまあ都会のため、人口が多くていろんな人が歩いている。その人たちを見ながら、それぞれに様々なバ

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閉鎖病棟入院日記Re.⑧

閉鎖病棟入院日記Re.⑧

1人での外出許可が下りて、今年に入って初めて外出した。10〜16時の間というルールで。

外出当日は雪が降っていて、気温もとても低い日だった。一面の銀世界で、道路の端には雪山が連なっていた。

久しぶりの外の世界は、まるで別世界のようだった。
今まで病棟での生活に慣れていたため、ある種の小さな社会の中で生きていた。そこから抜けて外に出たとき、私は違う世界に来たのかなと感じた。時の流れが違って、何よ

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閉鎖病棟入院日記Re.⑦

閉鎖病棟入院日記Re.⑦

2024年になってもう10日が経とうとしている。

この年末年始を通して、ちょっとだけ考え方が変わって前向きになった気がする。

年末は「死にたい、死にたい、死にたい」と、とにかく死ぬことを考えていた。
極端な思考で、かつ昔から根付いている白黒思考も相まって、マイナスな感情はすべて「死にたい」に変換されていた。

それに対して年始は「死ぬのは現実的じゃない」と割り切れるようになってきた。
死にたく

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閉鎖病棟入院日記Re.⑥

閉鎖病棟入院日記Re.⑥

お正月の病棟は静かだった。
日勤の看護師さんもいつもよりかなり少なくて、心なしか患者さんも普段よりも静かだった気がする。

1月1日元日の朝は、いつもと変わらない普段通りの朝だった。
「あけましておめでとう」「今年もよろしく」という言葉がチラチラ聞こえたくらいで、あとはいつもの朝とほとんど変わらなかった。

ただ1つ、いつもと違ったことがある。
それは、三が日は食事のメニューが豪華だったことだ。

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閉鎖病棟入院日記Re.⑤

閉鎖病棟入院日記Re.⑤

今日は大晦日。
2023年も終わりだなんて、信じられない。
年齢を重ねるごとに思うけど、1年って思っているよりも短い。

今回の年越しは病院で過ごす。
病院で年越しと思うと虚しくて、ちょっと情けなくなる。
でも仕方ないことだから受け入れるしかない。

大晦日はお昼ご飯に年越しそば、晩ごはんにちらし寿司が出た。
ただでさえ暇をしている入院患者にとって、朝昼晩のご飯のメニューは一大イベント。
年末年始

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閉鎖病棟入院日記Re.④

閉鎖病棟入院日記Re.④

入院して1週間が経った。

ここでの生活もだいぶ慣れてきて、分からないことも減ってきた。

1週間過ごしてみて感じたことを今回は書こうと思う。

①いろんな人がいる

当たり前のことかもしれないけど、精神科の病棟には本当にいろんな人がいる。
統合失調症の人、うつ病の人、摂食障害の人…

他の入院患者さんとも話せるようになってきて分かるようになってきたけど、同じ病気でも、生い立ちや背景は人によって様

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閉鎖病棟入院日記Re.③

閉鎖病棟入院日記Re.③

クリスマスを今年は病院で過ごした。
まさか入院中にクリスマスを迎えるなんて、想像もしてなかった。

けど思ったよりも何事もなくクリスマスは終わった。
お昼ご飯がお寿司とオードブル、ちょっとしたクリスマスケーキといういつもより豪華なものになっていたくらい。

インスタを開いたら友達のキラキラのストーリーが流れてくるから、あまり見ないようにしていた。
けどやっぱりちょっと見てしまって、今の自分と比べて

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閉鎖病棟入院日記Re.②

閉鎖病棟入院日記Re.②

入院して3日が経った。

病棟のことやルールはだいたいわかってきた。

私が入院している病院は結構大きいところで、病棟には何十人と入院している。

その中で、年の近い子2人と仲良くなれた。
全体的に年齢層が高い病棟の中で、同年代の子がいるのは嬉しいし、一緒に話せるようになってとてもありがたい。
朝は一緒にスクラッチアートをしたり、ご飯前はホールで話したりしている。

けどそのうちの1人がとにかく1

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閉鎖病棟入院日記Re.①

閉鎖病棟入院日記Re.①

前回の入院の退院日から2週間が経った。

前の入院はあまりにもしんどくて、任意入院だったから退院したいと言って退院させてもらえたけど、決して気分が安定しているわけではなかった。

とにかく早く病院から出たかった。

退院してからは、また前の生活に戻ってしまった。

気持ちが不安定になり、厄介な希死念慮が強くなり、いつも通っているメンタルクリニックに駆け込み、また入院することになった。

入院すると

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