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日本料理、西洋料理の違い。その線引きはどこ(´ー`)?

雨ですね。

さて、題名の通りですが、皆さんはこの料理の違いをどんな風に感じとっていますか?とても興味深いので、ぜひ色々な人の意見を聞かせてほしいので、コメントやメールなど、何でも良いので教えていただけたら嬉しいです!

この間のとある先生が話していた内容に私は『疑問』を感じたので、今日はその事について書いてみますね。

日本料理万歳な先生

『日本料理と西洋料理の違いは、日本料理は出汁のうまみ成分を使って料理をしています。そしてそこにうまみ調味料(醤油、味噌など)を足して調理する事で、素材の美味しさを際立たせる調理操作になります。そして四季を感じさせるよう、お皿や配膳、旬の物を使い、表現します。そしてお客様をおもてなす文化です。だからこそ世界に誇れる食文化であり、海外からも多くの人が日本料理を食べたいと押し寄せる。オリンピックは無くなってしまったが…うんぬんetc(割愛)
 一方、西洋料理はうまみ調味料というよりは塩によって味付けをするので、塩の生産地にこだわる製法が多いです。また、油分を多く使用するソースを多数使い分ける調理方法が多いです。(…説明少なっ!)』

この先生を悪く言うわけではありませんが、本当に個人的に疑問に思う事が多数あったので書き出してみることにします。

先生は多分、日本料理万歳\(^o^)/な人なんだと思う。本当に日本料理が好きで、誇りに思っているんだと思う。それはとてもす素晴らしい事だし、尊敬する。…でも、私が求めているのは『授業』なんだよね。高い授業料を払って求めているのは、授業の『質』なんだよね。。

授業に求める質とは?

私が『日本料理セミナー』に来ているんなら、こういう話はむしろウェルカム。でも、私が受講しているのは『食文化概論』なんだよね。人々が火を使い、道具を使い、現代に至るまでに発展してきたその国、地域、人の食文化の発展や、その軌跡を知りたい。宗教やマナー、それぞれの伝統を学びたいんだ。

だからその授業に求める質とは、調査、研究結果を元に作られた教科書や各種資料からの均等な勉強機会だ。そして、それを私たち生徒に教える役目が先生だと思うし、資料を無料で開示してくれたり、教えてくれるのが学校であったりしてほしいと思う。


フランス人の彼女に言ってみた

話は戻って、その授業を受けた夜、彼女にも今日あった授業の事を話した。彼女から、『マリはどう思う?』と聞かれたので、こう答えた。

『とても内容に偏りがあると感じた。先生の言う四季、おもてなし、旬の食材とうまみの文化は多くの国にも存在するし、それだけでは日本料理特有の文化とは言えない。そして、あまりに西洋料理の話が雑過ぎて残念だった。もっと、専門的に調べているのかと思ったらそうでもなさそうだし、授業というよりは個人的な意見を聞いているようで、とても授業に質に疑問を感じた』

彼女『私もそう思う(笑)質問とかしなかった?』

私『授業ギリギリまですーっと喋ってて、質問できなかったからレポート用紙に質問書いて提出した』

彼女『なるほど。ちゃんと返事かえってくるといいね』


共通点だらけの料理の世界

そもそも私は、それぞれの調理操作に大きな違いはあまりないと思っている。むしろ、調べれば調べるほど同じような発展や特徴があって、面白いし、世界はリンクしているんだなぁとつくづく感じる。

旬な食材を使い、地元で撮れる新鮮な食材を使い、伝統的、地域のこだわりの調味料、調理操作で調理する。そして、人にふるまう事=それはおもてなし。日本と同じような緯度にある国には四季も存在するし、それぞれの表現の仕方も五万とある。

これだけ同じような特徴を持つ物同士を『いや、ぜってー違うから!!』みたいに壁を作る人達には疑問を感じる。

私が思う違いとは

じゃぁ、何がそれぞれ違うの?って聞かれると、私は主に『とれる食材』でなんではないかと考えている(現段階でね)。

私は神奈川県の生まれで、海も山も川も近く、色々な食材が採れる地域に住んでいる。輸入や車に頼らないとすれば、主に海産物、農産物、そして発酵調味料を使った料理を作ると思う。

これが例えば海から遠い地域の人になれば、海産物は干物や、酢漬けなどの防腐処理をしたものになるだろうし、逆に農産物や川の物が多くを占めるだろうと思う。海外で考えてみれば、南国であれば日本では希少なフルーツが豊富にとれる。高山地域では、良く育つし採れるものはジャガイモやヤギミルク。遊牧民族は農作はぜず、場所とらわれずにヤギ、馬と共に高原を転々とし、その肉やミルクを調理する。乾燥した地域ではキブツなどの農業で作物を育て、調理する。その他にも今でも狩猟・採集がメインの部族ももちろん存在している。

…でも、調理方法はどれも共通する。

煮る、焼く、ゆでる、煮込む、生食、干す、漬ける、蒸す、切る、こねる、たたく、あえるなどなど、違いは無いものがほとんど。

だから、その地域で採れる物が違うだけで、後は似ている部分がほとんどだと思っています。

最後に・これから

図書館がオープンしたら、またそれぞれの文化や食材、調味料や調理方法について調べてみようと思います。日本食の文化についてももちろん興味があるので、もし『これおススメ!!』というものがあったら教えてほしいです(°Θ°)♪!

よろしくお願いします!




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