【議事録】「トラウマによる解離からの回復」第1-2回
2021年1月中ごろから「トラウマケア系研究会」という名前で研究会を作り、メンバーを募集しました。
この研究会はひとつのテキストを読んで終わりという形式ではなく「トラウマケア」というテーマで継続的にさまざまな本や論文を読んでいきます。
参加メンバーはトラウマケアやスキーマ療法や愛着問題に関心のある人を募りました。今回の課題図書である『トラウマによる解離からの回復』では、他分野交流をしたかったため、院生またはそれに準ずる有識者に声をかけてレジュメ担当してもらうことになりした。
研究会はGoogleドキュメントで全員編集可能な議事録を作成して、①事前課題 ②当日議論 ③事後報告 という構成になっています。
①事前課題では、当日の研究会までに課題範囲を読んで思ったことを自由に書く課題と、課題範囲の中でわからなかったことを書く課題があります。その中で特に話題になっていたものを、当日議論したい話題として論点を整理します。
②当日議論では、口頭で議論する人と書き込みで議論する人に分かれます。書き込みで議論する人はドキュメントの当日議論欄にそのまま書き込みます。口頭議論の人は書き込みをするには複雑な内容を話します。口頭議論に参加してない人に書記の役割をしてもらって、口頭議論の内容も可能な限り書き留めています。
③事後報告では、当日の議論をしてみての感想や当日の運営についての感想、議論したりないことの続き、サブテキストや参考文献の提示などを行います。
第1回の議論では、「断片化の度合い」についてと「スキーマ療法のオリジナル・アプローチとモード・アプローチ」について主に議論されました。
第2回では、「クライアントと心理療法をどのようなマッチングさせられるのか」「心理士がカウンセリング内でクライアントに影響されてしまうことについての危険性」「人格、パーツ、モード、自我状態という言葉の関係性について」議論されました。
詳しい議論の内容は閲覧制限をかけさせていただきます。有料指定にしているのは、浅い興味本位での閲覧を避けるためです。
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