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日本語を母国語としない同僚や友人と話すときの気付き

日本語を母国語としていない同僚や友人と日本語で話すといろんな気付きがあります。
特に日本語を母語としない人を対象とした試験である「日本語能力試験(JPTL)」でN1(最上位の成績)を取得されている方と話すと、自分が使わないような難しいきれいな日本語を使われることもあり驚くばかりです。

また、自力で日本語を勉強している人と話すとアニメやドラマで勉強したのか日本語のスラング、若者言葉が多めだったりと面白いですね。

そして、受け取り方がこれほど人によって違ったり、1つの接続詞などが違ったりするだけでまったく違う意味になってしまう日本語の難解さにも気づきました。

(たぶん、日本語は好きじゃないと覚えられない…)


例えば、先日マレーシア人の同僚が日本語で日本人にメールを送信したときのこと。

「「内容を確認してください」とありましたが、内容の何を確認するのですか?
という返事が相手から来たことがありました。

元の同僚が送信したメールの文面を読むと、
「先日送った内容について確認をお願いします」と書いてあり特におかしなこともありません。
ただ、よくよくその前のやり取りを読むと先日送った内容が多すぎて、その中のどれを確認すればいいのか?という意味では確かに
「確認メール」に対して、「確認メール」を送るという事態になっちゃうかなぁと思いました。

話の流れからの読み解きも日本語の難解さの1つです。

私自身も日本語で相手とコミュニケーションを取る際には、ついつい言葉を端折ったり、主語がなかったりすることもあります。

ですが、そこは伝える相手への尊敬を思い出しながら今一度言葉には気をつけていきたいと思いました。


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