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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第11回『パワーかフォースか』 デビッド・ホーキンス(前半)



今回は、私にとっては、読んだ瞬間、目からウロコの大衝撃だったこの本をご紹介します。

この本、400ページ以上ある分厚い難しそうな本で、まさに、買っても積ん読になりそうな本ですよね!
なぜ今回「愛について語る」のに、「パワーかフォースか」を選んだのか?

この本に「愛のパワー」がものすごいものだということを教えてもらったからです!!

私のありたい姿は、「愛の人」だと決めるにいったった理由はこの影響が大きいです。

そして、

普段私たちは、「感謝をしよう」
「明るいポジティブな言葉をつかうようにしよう」

などと、「そんなわかっちゃいるけどさ」というようなごく当たり前のことをお伝えしていましたが、

単純にポジティブを「言えばいい」ということよりも、この本を読んだら、
「人間の意識が、どのように自分の環境や現実に影響してくるか?」の原理がわかってしまい、
もう感謝とポジティブで在らざるを得ない状態になるのです。

第11回『パワーかフォースか〜人間のレベルを測る科学』

この本は、ずっと「意識」についての研究をしていた、アメリカの精神科医のデビッド・ホーキンス博士の本です。

今回の本の紹介では、どうしても前提の話や、解説的な話が必要になるかもしれません・・・。


「意識」とは生命の源となる存在のことであり、万物に作用する目には見えないエネルギーのこと。

人間だけでなく、石、植物、動物、音楽、芸術、など様々なものに「意識」があり、相互に影響を及ぼし合っているそう。

(ここだけでもまじ?って感じではないですか?)

ホーキンズ博士がこの意識を測定して、数値化したのです。


意識は1〜1000の数値で表すことができ、その数値の高低によって
物事をポジティブなエネルギーである「Powerパワー」か、ネガティブなエネルギーである「Forceフォース」か判別できるようになった。

その意識を数値化したものを「意識レベル」と呼んでいます。


パワーとフォースの境界線があり、それは、勇気(200)とプライド(199)の間がネガティブとポジティブの境界線だということなのです。

どの意識レベルに属しているかによって、その人がとる行動や精神状態、感情などは変わってきて、

意識レベルを高めれば高めるほと、健康になったり、経済状況が豊かになったりといったポジティブな変化を起こすことができるそうです。

病気や、様々な悩みを抱えている人は、この意識レベルを高めることで、問題が解決するかもしれません。


意識レベルによって物事の見え方が変わる


世界は主観であって、世界の見えかたは、見る者それぞれの意識レベルに反映されるのです。

つまり、その人が普段どのような気持ちで過ごしているか?どんな性格かによって、世界の見え方が変わるということ。

ある物事に対して、「どういう反応をするか」で、その人の「意識レベル」がわかるのです。

<意識レベル=世界の見え方のレベル >

色々な人や出来事の良い面に気がつく人は、世界の見え方のレベルが高い人ということになります。

世界の見え方に差があると、もはや違う世界に住んでいるかのように、経験する内容は違ってくるわけです。

世界の見え方のレベルが違うことは、違う世界に住んでいるようなものなんです。

「住んでる世界が違うのよ」というセリフをよくドラマなどでも聞きますが、こういうことなんですね。


意識レベルによって反応が変わる


<意識レベル200未満の人は、物事をネガティブに捉え反応する>

ある人に対して「かわいそう」と思ったり、「楽しくなさそう」と感じたり、
「疑ったり」するのは、ただ「自分の意識レベルが低いだけ」

例えば、ホームレスの人を見たときの反応で説明すると、

・レベル20の恥のレベルでは、ホームレスは汚く恥さらしな人だと見る

・レベル30の罪悪感のレベルだと、自分の責任でホームレスになった人を責める

・レベル100の恐怖のレベルだと、ホームレスを平和を脅かす敵と見る


<意識レベル200以上の人は、ネガティブな心の反応をしない>

・レベル200の勇気のレベルでは、ホームレスに必要なのは、住む場所と仕事なので収容できる施設を探すかもしれない、改善しようと行動をする

・レベル310の意欲の状態では、そのホームレスを励ましにいくかもしれない

・レベル350の受容のレベルでは、好奇心を駆り立てられ、「あの人にはあの人なりの考えがあって、そうなったのかも」と考える
偏見を持たずにそのまま受け入れる、いちいち判断しない

・レベル500の愛のレベルでは、ホームレスのことを興味深く親しみ、愛を感じたりする
自由に生きる彼に対して「愛と祝福を感じる」

→愛のレベルの人は、誰を見ても、何を見ても愛おしく感じるといういい意味での変態レベルですね


こんな感じで、一つの事象を見ても、意識レベルで捉え方や考え方が全く違うレベルということなのです。


これは、どうしても長くなるので、次回に続きます・・・

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