個人的には、着実な効果を感じます~『自律神経を整えて病気を治す! 口の体操「あいうべ」』(今井一彰)~
2020年6月、面白い本に出会いました。現在も、書かれていることを実践中です。
要するに、現代人は口呼吸のせいで様々な病気になっているので、鼻呼吸にするため、「あいうべ体操」で口の周りの筋肉を鍛えましょう、という内容。
表紙にあるとおり、本当に高血圧、アトピー、花粉症、睡眠時無呼吸症などなどに効くかは定かではありません。でもやってみたところ、個人的には確実な効果を感じました。
まず「あ」と声を出しながら口を開けるところから始まるのですが、私は顎関節症気味のため、最初は痛かったのですが、繰り返すうちに楽になりました。
やり始めて約10ヶ月が経過した現在、「あ」については最初の1回だけ、まだ少々違和感を感じますが、始めた時に比べれば、ぐんと楽になりました。
そして、口を閉じた時の舌の位置が、すぐに変わったのです! 理想は舌が上あごについていることだそうですが、私は上の前歯の内側の歯茎でした。それが1日にして、上あごにつくようになりました。
何より、肌の調子が良くなり、顔も心なしか小さくなったのが嬉しい。
正確には覚えていませんが、長年の悩みの二重アゴは2~3ヶ月で解消しました。
ただ、この本によればため息は良くないので、鼻ため息をとのことなのですが、ちょっとそれは難しいな(^-^;
そして一度効果が出ればそれでおしまいというわけではなく、ずっとやり続けなければ、効果は維持できません。でもテレビを見ながら、あるいはお風呂につかりながらやれば、まぁ無理なく続けられます。
このご時勢なので、一日のうちマスクをしている時間が長いです。でもこの本によれば、マスクをしていると苦しいので、口呼吸になりがちだとのこと。マスクをしていない時は、意識的に鼻呼吸にしないといけませんね。
以下のサイトで著者が「あいうべ体操」について詳しく説明しているので、まぁ本を読まなくても内容は分かると言ってしまえばそれまでですが、体験談とかもたくさん載っているので、ムックで読む価値はあると思います。
本によれば「あいうべ体操」で、インフルエンザなどにかかりにくくなる効果が期待できるそうです。コロナ対策にも有効かは分かりませんが、何はともあれ口呼吸はやめるに越したことがないし、免疫力も上げるに越したことはないですよね。
「あいうべ体操」、試してみてはいかがでしょう?
見出し画像は、横浜の大佛次郎記念館前で撮影しました。マスクというより、ほぼ覆面ですね(^-^;