「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第82弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は「『認知症』を更新する」です。
これは若年性アルツハイマー型認知症の当事者である丹野智文さんの言葉です。まさに丹野さんはいろいろ工夫しているからこそ、発症から11年経った今でも、病気と何とか折り合っているわけです。”困る自由”から連想したのは、”失敗する権利”です。生徒を見ていると、「こういう風にすればいいのに」あるいは「こういう風にしなければいいのに」と思うことはしばしばですが、「この子たちには失敗する権利があるのだから」と思い、あえて黙っていることもあります。失敗することからしか、学べないこともあるので。
これ、非常に納得です。
これも非常に納得です。発達障害も、周りがつくり出した病気という面もあると思います。
これはデザイナーの筧裕介さんの言葉。デザインの力、大事ですよね。
特集以外では、「池内了の市民科学メガネ」が結構衝撃でした。
うーん、自分が漱石の享年とほぼ同じと知り、いろいろ複雑です。もちろん私にも、漱石のような文章は書けません。
反省します。
これはドキュメンタリー映画『ターニング・ポイント:核兵器と冷戦』の共同プロデューサーの大矢英代さんの言葉。同感です。あと、以下の事実は知りませんでした。
これは一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)の上島安裕さんが奥能登について語った言葉。本当に、そうしてほしいものです。そしてここでも、デザインの力ですね。
ミャンマーの少数民族の言葉だそうですが、金言です。
今号も、とても良かったです。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださったY.Tさん、いつもありがとうございます!