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マルガスキーカンパニー

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脳内社員たちによって綴られた、2019年冬から春までの記録です。
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2019年2月の記事一覧

会社のおやつ 「みそぱん」

北海道「古川製菓」のみそぱんです。 「ビタミンカステラにならぶ銘菓である」と、 どさん子の知り合いから聞いたことがありました。 一袋4枚入りです。 “個”ではなく、“枚”で数えるところが乙ですね。 はじめて食べましたが、 どこか、懐かしさを覚える味でした。 噛み心地は「モフモフ……」。 水あめや赤みその風味が、 見知らぬ懐かしさを引き起こさせるのかもしれません。 冷酒をキュッとやりながら、 キュウリ、マヨネーズと一緒に食べるのもありだなぁ…… というのは、邪道でしょう

会社のおやつ 「もみじまんじゅう」

広島県「にしき堂」のもみじまんじゅうです。 京都の八つ橋よろしく、 昨今は餡のバリエーションが豊富ですね。 6つ入りをいただきました。 餡の味は、 ・こし餡・つぶ餡・お芋・お餅 ・チョコレート・クリームチーズ 八つ橋の「ラムネ味」に習って、 「コーラ餡」なんて出たりして…… 「コーラ餡」…… これは、誰かを叱るときにもってこいですね。 「コーラ!さぁ、このもみじまんじゅうをお食べ!」 なんて、ジューク混じりにおやつを食べたら、 オイタした人も、叱る人も、なんだかいい関

会社のおやつ 「たまごボーロ」

全卵入りのボーロです。 生地をボーロ状に丸める作業は、 精神統一したいとき、無我夢中になりたいときにもってこいです。 たまごボーロ てんさい糖60g、たまご1コ、豆乳小さじ2を混ぜる。 ここに、ほんの数滴しょうゆを垂らしてもおいしい。 片栗粉170gを加えてよく混ぜる。 生地がまとまったら、ボーロ状に丸める。 ヘラの先に少しとっては丸め、とっては丸めをくりかえす。 170℃に温めておいたオーブンで15分くらい焼く。 ガスオーブンの場合は、焼く直前に150℃まで下げて。 市

髪型、おそろいですね。

ツイスト親分(ドーナッツ食べたいなぁ……)

「MY SMALL BEAST」 自分の中に住んでいる、小さな獣が疼きはじめる。もうすぐ春。

「コンとロール 〜ロールケーキ〜」

「ウグイス嬢捜索隊」

日報    2月28日    「居心地の良さ」への道案内

記入者:タラバミント パン父ジュニアは、僕の友人です。 今日は彼について記そうと思います。 彼は普段、自分のことをあまり話さない。 なので、 「僕から見たパン父ジュニア」 というタイトルで話を進めます。 僕にとってパン父ジュニアは、 “道案内”をしてくれる人です。 案内と言っても、 「彼も一度も通ったことがない道」をです。 「道作り」とか「動線作り」と言ったほうが合っているかな。 とにかく、行きたい方向に向かって、 まだ見ぬ道を作ることに長けているんです。 例え

日報    2月27日    自分の時間を捧げられる?

記入者 :かくなみ みほ 1. 「喫茶店のコーヒー1杯500円」 「缶ジュース5本セット500円」 という二つの対象があったとき、 「どっちの方がお得か?」と考えるのは、 非常にもったいないことだと思います。 わたしが喫茶店で飲む500円は、 自分が好きで過ごす、または、 好きな人と一緒に過ごす時間の対価です。 缶ジュース500円は、 例えばポカポカ暖かい日、友人と並んで飲む缶ジュース。 これも、自分たちが心地よい時間を共にするための時間の対価。 そう考えたら、

日報 2月26日 キャベツみたいなもの

記入者:明明 「何度蒸し返してもすばらしい!」 と思えるものは、全部、ミンミンの先生です。 いつ見てもうっとりするのが、 ジャズのLP・CDのジャケットだね。 きっとどんな時代に蒸し返しても、 深くやさしく突き刺さるデザインだと思うんだ。 良き先生を見つけたときの気持ちは、 おいしいお酒をロックでチピっと飲んだときに似ています。 「蒸し返す」のとはちょっと違うけど、 ミンミンは何度も思い出す感覚があります。 「生のキャベツの芯のおいしさがわからない」 という状態か

日報    2月25日    100%理解するのは不可能だ

記入者:タラバミント 「こわしたら(構造が)わかる」 と、友人の大工さんが言った。 彼は幼い頃から時計を分解したり、 バイクを自分で直していたようだ。 そして友人の中で唯一と言っていいほど、 取り扱い説明書を読破できる頼もしい人だ。 彼のいう「こわす」は、「分解する」という意味だ。 建物の解体なんかだと、 順番通りにやらないと分解できないものもあるから、 メチャクチャにこわすんじゃなくて、構造を見ながらこわすそうだ。 「こわすところを見てるから、つくるときは逆再生

日報    2月24日    おにぎり慕情

記入者:かくなみ みほ お昼ごはんに、 「お弁当に入っていたおにぎり」 が食べたくなりました。 ゆかりとごまが混ざった、シンプルな味のおにぎりです。 しっとりと海苔がまいてあります。 海苔のにおいと、ゆかりのにおい。 ごまのにおいと、ご飯のにおい。 すべてがミックスされたあの香りが、 ふいに思い出されたのです。 お弁当のおにぎりの味わいは、 作りたてのおにぎりにはないものがあります。 炊きたてごはんで作ると、お米の粒がほかほか軽くて、 ほろほろハフハフしながらほおば

日報    2月23日    自分を祝おう

記入者:明明 落ち込みすぎて、 「もうこの世に存在していられない!」 って思ったら、ミンミンは以下の対処をします。 黙って布団にかけこんで、 毛布をたっぷりかぶってから、 心臓に手をあてます。 森の中とか海辺とか田んぼの中とか、 人工物の音がしない静かなところでもいい。 スクランブル交差点のど真ん中とか路地裏の飲屋街とか、 人間臭さが溢れているところでもいい。 とにかく“自分の中に篭れる”場所に行って、心臓に手をあてます。 最初に、「息をしていること」を確認しま