医療系の実習をがんばる(がんばった)学生さんたちへ
これは2月にココナラのブログで書いた記事です。ちょっと時期外れかもしれませんが…
だ、誰かに需要があるかもしれないし。4月になる前にせっかくなので転載しておきます。
以下本文開始!
ちょっと思うところがあって書くのですが…
僕と同じ言語聴覚士を始め、看護師、理学療法士、作業療法士、その他コメディカルと呼ばれる職業を目指して頑張っている学生の皆さま。
今まさに実習中という方もおられるでしょうか? それとも無事終えられましたか?
ここで書いてどれだけの人に伝わるか分かりませんが、書いておこうと思います。
実習で苦しい思いをされた学生さん、あまり思い詰めないで下さいね。
実習中はバイザーの先生ってめちゃくちゃ怖く見えたりすると思います。僕も実際そうでした。
そして神様みたいなもんです。ちょっと意見したり、質問するだけでとてつもなく勇気が必要だったりします。
でも、バイザーは本当は神様でもなんでもありません。ただの一般人です。
その人の意見が全て正しいわけでもないですし、バイザーの方もいろいろです。不器用な人もいたり、学生への指導力が未熟な人もいます。
また、人と人の関係ですので、必ず相性というものが存在します。正直なところ、相性がいいバイザーと巡り合えるかは運に頼るしかありません。
学生さんから見て、バイザーの先生の尊敬できるところはしっかり学んでください。
一方、バイザーの先生から叱られたり、否定的なことを言われたからといって…自分を責めすぎないでください。
そもそも実習生は間違えるものです。そのための実習です。
間違えて失敗して、プロになったときに同じ失敗を繰り返さないよう経験していくことが大切です。
最初から100点を取れないとダメだなんて思わないで下さい。
もちろん人には向き、不向きがあります。
もしあなたが本当に実習を通じて、どうしても向いていないと思ったのであれば進路を変えることも選択のひとつです。いくらでもやり直せばいいです。
ただ、実習でうまくいかなかったり、力を発揮できなかったことを全て自分の能力不足だと思わなくていいんです。
しょせん実習だと思ってください。もしあなたがプロとしてその職業を選ぶなら、この先何年もかけて成熟していくものです。
ちょっと運が悪くて、相性の悪いバイザーと当たったというだけで若い才能の夢が終わるとしたら…こんなにもったいないことはありません。
疲れていたら休んでください。休んで元気になったら、実習で学んだことを次に生かしましょ。
大体、自分を責めすぎて悩む人って優しすぎる人が多いので…もしあなたがそうなら、医療職にとってとても大切な才能をすでに備えているということですよ。
ではでは☆