まもるくん

若手?中堅?の弁護士です。趣味と実益兼ねて不動産業もしてます。モチベーション維持が課題。 noteでは弁護士って悪い仕事じゃないよってのを伝えていきたいと思ってます。

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最近の記事

若手弁護士と年収

今回の記事のきっかけはこの投稿でした。 https://mobile.twitter.com/mamoruhatago/status/1468632989118926849 私としてはこの方に含むところは一切なく単純な感想を述べたのみだったのですが否定的なニュアンスにとれる内容になっており反省しております。ただnoteにまとめますと書いたせいかこの機会にフォローしてくれた方も多いみたいなので有言実行ということで私なりにまとめてみました。 1.年収とは 法律は定義の学問で

    • 弁護士とFIRE・アーリーリタイア⑤株式投資(インデックス)後編~

      最近相場の上昇傾向(*この記事を書き始めたのは4/16でした。そこから少し落ちてますが暴落ではありません)にびびって利益の一部を確定させるも、結局全部売却するほどの確信はないし決心もついていないまもるくんです。今回は節目として今までの投資を振り返りつつ現状を整理してみます。 1.9年間の相場の特徴?など私は9年ほどの間、インデックスと言いながらもちょろちょろと動かしていましたが、特に動かずに延々と一定のベンチマークに従っていた場合はどうでしょうか。2012.4に投資を始めた

      • 弁護士とFIRE・アーリーリタイア④~株式投資(インデックス)中編~

        さて、引き続き株式投資(インデックス)後編です。投資で長期間にわたり成功しているパターンは、 一位・・・死んでいる人、二位・・・投資したのを忘れている人 というのを何かで読んだことがありますが、これは私の体感には会っています。少なくとも私について言えば、ちょこちょこと動いたことはそんなにうまくいっていません。 1.2015/インデックス投資継続、買い増し ここ2~3年の市況からすると考えづらいかもしれませんが、2015年は私がインデックスで積み立てていた先進国株式(除日

        • 弁護士とFIRE・アーリーリタイア③~株式投資(インデックス)前編~

          さて、ここ半年ほど、周囲の方々の投資熱の高まりを感じていてちょっとびびっているまもるくんです。本日は私の資産形成の2本柱のうち株式投資について書いていきます。 ただ、私の投資スタイルは株式と不動産のハイブリッドであり本来は両方を記載しないと不正確なのですが、混ぜてしまうと非常にわかりづらくなります。そのため、本記事は、「私が不動産投資をせず株式に全振りしていたらどうなっていたのか」という一種のフィクションだと考えておいてください。ただし実際に私いつどのような商品を買ってきた

          弁護士とFIRE・アーリーリタイア②~種銭作り後編~

           さて、種銭作り後編です。稼ぐこと、使うこと、貯蓄することは、よく栓を抜いたバスタブにお湯を溜めることに例えられます。蛇口からのお湯よりも流れていくお湯を減らせばお湯は貯まります。  今回は支出減の話が分量的に多いので、あまり論理的ではありませんが支出の項目を複数に分解しています。 1.支出を減らすのに重要なこと  名著「となりの億万長者」では、弁護士は基本的に貯蓄があまりできない、資産形成がうまいとは言えない職業のひとつとして紹介されています。弁護士であることはご自身の属

          弁護士とFIRE・アーリーリタイア②~種銭作り後編~

          弁護士とFIRE・アーリーリタイア①~種銭作り前編~

           弁護士登録前から資産を形成して労働から解放されたいと志していたまもるくんです。弁護士としての志は低め安定です。これから、私を含む一部の弁護士が欲してやまないFIRE(Financial Independence,Retire Early/経済的自立の達成と早期引退)について何回かに分けて書いてみます。なお、私はFIREとアーリーリタイアは同じようなものだと思っていますが、私の思考は節約の概念が入っている点でFIREに親和性があると感じているので一応FIREに統一します。  

          弁護士とFIRE・アーリーリタイア①~種銭作り前編~

          弁護士の将来設計④~ポジショニング~

          0.はじめに事業を営む者にとってポジショニングは最重要課題のひとつです。弁護士が売る商品は突き詰めれば自分自身なので、要は「自分自身のポジショニング」です。ポジショニングへの意識は早ければ早いほどよく、キャリアに及ぼす影響は甚大です。 事務所経営という立場からは更に「事務所のポジショニング」が出てくるのですが、そちらはより困難ですので、ここでは前者について、特に街弁のポジショニングについて私の考えるところを書いてみます。偉そうな言い方が多くなりますが、そこは「カイジ」の地下

          弁護士の将来設計④~ポジショニング~

          弁護士の将来設計③~ミニマム経営の経費~

          0.はじめに弁護士登録当時ミニマム経営を志したもののそこにたどり着かないまま引退の日を迎えそうなまもるくんです。独立の一般的な注意点についてはノースライム先生(お目にかかったことはありませんが書籍は購入させていただいています)をはじめ何名かの先生が書籍でまとめておられるためそちらをご確認いただくとして、私は私自身の見果てぬ夢である街弁のミニマム経営の経費面について泥臭く数字で考えてみたいと思います。 ひとくちに弁護士のミニマム経営といっても意味するところは様々です。究極のミ

          弁護士の将来設計③~ミニマム経営の経費~

          弁護士の将来設計②~事務所からの報酬のもらい方~

          1.事務所からは給与でもらった方が有利イソ弁時代一度も昇給のなかったまもるくんです。今回は事務所からの報酬のもらい方について書いてみます。 事務所からの報酬は、①給与でもらう、②業務委託報酬でもらう、の二種類があります。これは、イソ弁にとっては、ズバリ①が有利で②が不利です。差額は手残りで数十万くらい。以上。 ・・・結論はこれで終わりなんですが、せっかくなので実際の差額とこのような事象が発生する理由について書いてみます。 2.給与か?業務委託報酬か?70万円~80万円の

          弁護士の将来設計②~事務所からの報酬のもらい方~

          弁護士の将来設計①~ワークライフバランスと生涯勤務弁護士~

          みなさまはじめまして。自称若手弁護士のまもるくんです。ツイッターで主に弁護士絡みのお金のことばかりつぶやいていましたが、さすがに文字数制限が厳しく意図を伝えきれないことが多くなってきたのでnote作ってみました。 1.若手の求める情報さて、いきなりですが、まずはワークライフバランスというか、普通の弁護士が「そこそこ稼いでそこその生活を過ごしながらそこそこの老後を送る」モデルについて考えてみました。私の感覚では、登録5年未満の真の若手弁護士や司法修習生や司法試験受験生が求めて

          弁護士の将来設計①~ワークライフバランスと生涯勤務弁護士~