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主食を変えてみようか
なじみのある主食が〝悪者〟に
最近、日本でよく食べられている「主食」へのネガティブなイメージがさかんに言われているようです。
お米は栄養分がほとんどなくてカロリーだけだし、食べ過ぎると太る原因になるから控えなさい。
小麦は現代ではグルテンの含有量が増えていて、肌荒れや腸の不調の原因になるから控えなさい。
お米も小麦も、そこまでネガティブなものなのでしょうか。
お米も小麦も悪者じゃない
私は過去に半年くらい、お米や小麦を極端に減らした生活をしていました。
その結果、たしかに体重は減りましたが、ホルモンバランスを崩して生理が異常に早く来たり、皮膚が弱くなったりするという症状に見舞われました。
ビタミンが足りなくなっていたのが原因と推測されていますが、ビタミンCサプリもちょいちょい飲んでいたのでそれだけではなさそうです。
お米を復活させたところ、生理周期が戻ったので、お米に含まれる何かが足りなくなっていたのでしょうね。
その後、在宅勤務になり、ご飯もおかずも作り置きをする生活に変わってから、小麦を食べる機会が極端に減りました。
それでも普通に肌荒れはするし、メンタルも落ち込む日が多く、どうしてだろう?と思っていました。
今ではお米(ロウカット玄米)を中心に、たまにパスタやパンという生活になっています。
どうしてもネガティブなことを言う人はいる
白米よりはいろんな栄養分があるとされる玄米ですが、たまに「玄米食はリンが多く、食べ続けると腎臓機能を損なう可能性がある」という記事を目にします。
これってもう、自分の製品を売りたいから、他のものをネガティブに言っているだけなのでは!?と感じてしまいます。
いろんなネガキャン(ネガティブキャンペーン)を見ていると、一体何を食べるのが一番いいの!?という気分にすらなってきます。
私の場合、炭水化物を完全に抜くと、身体に不具合が出ることだけはわかっているので、糖質オフ生活はありえません。
世界の主食の薬膳的効能
世界では意外とお米がよく食べられているようです。次いで小麦、とうもろこし、いも類。
この中で、お米・とうもろこし・いも類は薬膳的作用が似ており、「気を補い、胃腸の調子を整える」ものです。
小麦だけがちょっと毛色が違っていて、「身体を潤し、精神の安定に寄与する」とのこと。
とうもろこしはゴミが出るし調理にひと手間かかりそうなので、お米も小麦も避けるなら、いも類ということになるでしょうか。
ということは、たまにお米も小麦も食べずに、いもを食べるという生活でもいいのかもしれません。
いもは食物繊維が多いので、腸も整いそうです。ちょっとチャレンジしてみようかな。