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「差し出すのではなく、ひらかれておきたい」 ふとそう思った。 わたしはこれまで、差し出そ…
わたしという存在が認めてもらえないこと、悲しいし悔しいし、何より、わたしの望むようなわた…
深夜に、リメンバーミーを見ています。半寝でこれを親指でするすると打っています。 言葉が存…
「じゃんけんのルールに納得がいかない」って話、多分ほとんどの人が聞いたことあると思うし、…
真っ白が怖い。 学校の図画の時間、 白の画用紙を渡されるのが怖かった。 「どう描けばいいの? 余白があるも手の抜いた絵に思われるのでは?」 と戸惑った。 紙の端から端まで筆圧は濃く描き 色をしっかり敷きつめて塗っていた。 紙から白の余白を消したかった。 大人になるにつれ 削ぎ落とすことで本質を浮かび上がらせること 空白は美しさを際立たせることを知った。 白への恐怖はイマジネーション源と変化した。 私にとって白は可能性だ。 何も描かれていない空白は これから何かが描かれる
車の免許を取得してからは毎日、妹弟の送迎は私の仕事となった。 今朝その帰り道、ローソンの…
高級中華料理店より結局は汚い中華屋 有名店のハンバーグより結局はママのハンバーグ 特別な1…
・愛がなんなのかよくわかっていない人たちに対して冷たい世界に、本当に愛があるのだろうか。…
真瀬に "きみは短歌みたいだよ、なんか。" とよく分からない事を言われた、それをいま思い出し…
「もう駄目かもしれない」と背を震わすあなたと、その手を取った私の夜が明けた朝、あの朝、あ…
「海」と聞くと、心が南を向くのは太平洋側に育ったからだろうか。日本海側に育った人は北を思…
水と人間は似ている 何にでも染まりうること 定まった形がないこと 時として 生きるモノを傷つけること ミステリアスな君は 僕の前からするりと去っていった 振り向けどもう君は居なくて わずかに残った 君の口から出た泡を掴めど その泡すら消えてしまう そして僕は息苦しさのあまり 水上に出でる この息苦しさは 酸素と君欲しさによるものだろう 僕は家に帰ってベッドにダイブした 夢の中なら 君に会えるだろうか