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Mālie AyurvedaのJessicaでございます。


インド生まれのヨガは、
サンスクリット語で
つながる
という意味の
ユクティが語源に
なっています。

伝統的には、
ヨガは、
自分で対象物を決めて、
それに向かって
つながる
ためのツールです。

今回の記事では、
「自分の心とつながる」
ことに焦点を当ててみます。


思考は現実になる

自分の心、
つまり、
マインドは、
私たちの生活の大部分を
占めています。
なぜなら、
自分のマインドの
移り変わりは、
目の前で起こる事柄に
影響を与えるから
です。

自分が思考していることが、
実際に実現することも
あり得る
のです。

例えば、
自分の中で
「もしもこうなったらどうしよう」
という感情が生まれたとします。
この感情がある限り、
いつも不安に駆られ、
恐怖心が自分を取り巻きます。

小さなお子さんのいらっしゃる方で、
取り越し苦労をしている方も
いらっしゃるかもしれません。

このように、
自分のマインドが作り出す感情によって、
私たちの生活は
たくさんの目に見えない障害を
作り出すのです。


心の障害を取り除く


不安や乱れた感情を
認識したり、
手放したりするために、
ヨガではポーズ(アーサナ)
を行います。

マットの上で、
自分の心の移り変わりを認識したり、
手放したり、
解放したりするのです。

揺れ動く感情が一度手放されると、
私たちは、
サンスクリット語で言う
サーマ」を
体験するのです。
サーマ」は、
日本語の「静けさ」に近い感覚で、
でこぼこ感のない、
とても穏やかな状態です。

ヨガは、運動として
活用することもできますが、
自分のマインドと
向き合うために
最適な行為です。

ヨガのみならず、
瞑想、
チャンティング、
目的のないお散歩なども
心を穏やかに
してくれることでしょう。

少しの時間、
目を閉じてリラックスするだけでも、
自分の中に「サーマ」を
迎えることができます。


思考は健康も創り出せる

現代社会では、
食事と運動が健康を作る、
そんな印象があると思います。
しかし、
ヨガやアーユルヴェーダを
学ぶにつれて実感するのは、
精神の質が、
私たちの健康を作る

ということです。

そして、
毎日瞑想やヨガの時間を
確保することができなくても、
ネガティブなことを思考したり、
言うのをやめましょう!

「〜ない」と言う代わりに、
できるだけ、
「〜できる」
に置き換えます

例えば、
「今日は忙しくてこれしかできなかった」
 ↓    
「私は今日、4つもの忙しい仕事をこなすことができた!
 明日は5つこなせるように頑張ろう」

こんな具合です。

ネガティブな感情が湧き上がってきたら、
その自分の状態を認めてあげましょう。
そして、口にする言葉は、
あえてポジティブな言葉に
置き換えます。


また、
お母さんが子供を心配する
という例で言えば、
お母さんは常に心配をしているので、
ヴァータ過剰になります。
子供も、常にお母さんに
心配されているので、
自信をつけられなく
なるでしょう。

思考が現実になる前に、
自分の言葉を丁寧に選んでみましょう。

皆さんの心は、今、どのような感じですか。

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自分の魂とつながるアーユルヴェーダ

Mālie AyurvedaのJessicaより

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