たかのまさこ | 一般社団法人かたりすと代表

公教育の仕組み、文科省通知等を図解したり、教職員のインタビューを届けるメディアWEBメディア「カタリスト for edu」運営。【お仕事】グラフィックデザイナー | ライター | NPO広報 | 企業マーケ【関心分野】教育・福祉など。中村俊輔を尊敬してます♪

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中村俊輔(著)「察知力」から学ぶ『夢を叶える方法〜階段の上り方編〜』

みなさんは、サッカーの中村俊輔選手をご存知ですか?(万が一、万が一知らない場合はGoogle先生に聞いてみてください…!) 天才的で創造性に富んだプレーで人々を魅了し"ファンタジスタ"と呼ばれ、日本のみならず世界中で活躍してきたサッカー選手。 特に中村選手を象徴するプレーの代表と言えば、フリーキックです。 そのボールが描く芸術的な軌道にはサッカーを経験していない私でさえ何度も何度もため息が出たほど。 そしてそのフリーキックによって、何度となくチャンスをものにしてきました。

    • デザインの役割

      デザインとは課題解決の手段"デザイン"と聞くとどんな印象をお持ちでしょうか? 見た目を美しくするなど、装飾的な役割を思い浮かべる方が多いでしょうか? 最近は、「情報を見やすく、読みやすくする」などの役割も以前より浸透してきたようにも感じますが、それもあくまで課題解決に対する手段の一つです。 さらに言えば、「情報を見やすく、読みやすくする」というのは、情報提供する側が最低限備えるべきものと言い切っていいと思います。 では、その『デザイン(ここでは主にグラフィックデザイン)』

      • デザイナーのキャリアについて

        私は未経験からデザイナーになりました。 学生時代は油絵を描いていたので近い領域に感じられる方もいるかと思いますが、デザインに活かせる勉強や実践はゼロでした。 また、「デザイナーなること」が目的ではなかったので、あくまで手段として、将来の仕事や活動を支えてくれるスキルになることを目指して積み上げてきました。 その過程をちょっと少しまとめてみました。 キャリアパスについて①WEBサイト運用からWEBデザイナーへ ファーストキャリアは、スポーツ系のポータルサイトで、掲載記事

        • 教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「2022年総会」レポート

          近頃、「多様化する子どもたち」と言われる中で、子どもたちを形容する言葉が増えました。 その言葉は主に課題を語る時に使用されることが多いですが、”多様化というのは本来子どもの可能性を表す言葉ではないのか”という印象的な問いかけから始まった今回のイベント。 タイトルにはそんな想いが込められ「子供の可能性×公教育の挑戦=∞ ~言うは易し、行うは難しの『誰ひとり取り残さない』に本気で挑戦する教育実践~」というテーマで、4名の教育長・校長が話題提供者として登壇されました。 また今

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          2021年を振り返る。自己変容とビジョンについて。

          2021年が終わろうとしている今、周囲の人たちの振り返りを眺めながら、私は過去よりも未来を考えていることに気づきました。ただ、あらためて自分自身の大事なものを整理してから2022年を迎えたいと思い、noteを書くことにしました。 2020-2021年は、これまでの人生で確実に自分ではコントロールできないものに支配された年であったと言えます。ただ、その中でも自分の手の中にあるものがくっきり見えた年でもありました。 まず気づけたことは『自己変容』です。自分の外側にある課題が大

          2021年を振り返る。自己変容とビジョンについて。

          意外と知らない「SDGs」 by ビジュアルコンテンツ

          誰もが耳にしたことがあるくらいには浸透してきた「SDGs」だと思いますが、それがどういう背景から作られた目標なのかを聞かれたらわからない人も多いのではないでしょうか。 こそで、そもそもSDGsって何なのか、どんな背景から生まれた目標なのかという点にフォーカスしたビジュアルコンテンツを作りました。 特にここではSDGsで理念として掲げられている「誰一人取り残さない」を軸にまとめてみました。「どうすればそんな状態を作れるの?」というな問いへの答えを探るきっかけになればいいなと思

          意外と知らない「SDGs」 by ビジュアルコンテンツ

          教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「2021年総会」レポート

          <イベント詳細> ■日時:2021年6月13日(日)13:00~16:00 ■参加地域:33都道府県 ■話題提供者: 大分県玖珠町梶原敏明教育長 福井県福井市立至民中学校小林真由美校長 兵庫県尼崎市立下坂部小学校杉本浩美校長 岡山県早島町徳山順子教育長 岡山県浅口市立寄島小学校安田隆人校長 2020年は、コロナ禍の「今だからこそ現場みんなで」を掲げ、5度にわたりオンラインの「場」が開催されました。 2021年の総会では、改めて教育長・校長の可能性をテーマに掲げ、全国に犇く(

          教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「2021年総会」レポート

          子どもの未来を創る教育に今、起きていること

          松岡亮二さんの著書「教育格差」を参考に、子どもの置かれている現状をストーリーにしたコンテンツです。引用情報は書籍の一部なので、以下の書籍を併せてご覧ください。 このインフォグラフィックは、松岡亮二さんの「教育格差」の第一章の一部を参考にさせていただきました。教育格差に関心を持ってくださった方は以下の書籍を読んでみてください。 そして、ぜひ一緒にこの問題について考えていく仲間になってください!

          子どもの未来を創る教育に今、起きていること

          モモが教えてくれた"自分の時間を聴く"ということ

          今日から気まぐれに書評を書きます。 まず1冊目は、ミヒャエル・エンデ作『モモ』。 こちらは、"人生の豊さ"や"時間"とは何かを問われる名著ですが、この作品から学んだことをひとつ上げるとすれば、主人公のモモの「聴く力」です。 モモは物語の冒頭で、多くの友だちの声を聴き、みんなを幸せにします。 小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした。 (略) ほんとうに聞くことができる人は、めったにいないものです。そしてこのてんでモモは、それこそほかに

          モモが教えてくれた"自分の時間を聴く"ということ

          地域の教育課題をふるさと納税から調べてみる

          最近、地域の教育課題を調べる時、ふるさと納税のページを見に行っています。 今回、ふるさと納税の中でも、公立の教育の支援に関して行われているガバメントクラウドファンディングと、ふるさと納税のページへの使途の記載についていくつかピックアップしまとめました。 この自治体はこんな困りごとがあるのか、こんなことを強化しているのか、などという発見があります。 (以下、順不同) ◆ガバメントクラウドファンディング神奈川県 鎌倉市■募集期間:2020年12月18日~2021年3月17日(9

          地域の教育課題をふるさと納税から調べてみる

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-④

          下記noteの続きです。 5.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた ICT の活用に関する基本的な考え方 これまで繰り返し述べてきたように,「令和の日本型学校教育」を構築し,全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びを実現するためには,学校教育の基盤的なツールとして,ICT は必要不可欠なものである。我が国の学校教育における ICT の活用が国際的に大きく後れをとってきた中で,GIGA スクール構想を実現し,4(3)で述べたようにこれまでの実践と

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-④

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-③

          下記noteの続きです。 4.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性 家庭の経済状況や地域差,本人の特性等に関わらず,全ての子供たちの知・徳・体を一体的に育むため,これまで日本型学校教育が果たしてきた,①学習機会と学力の保障,②社会の形成者としての全人的な発達・成長の保障,③安全・安心な居場所・セーフティネットとしての身体的,精神的な健康の保障,という3つの保障を学校教育の本質的な役割として重視し,これを継承していくことが必要である。 その際,学校現場に対し

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-③

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-②

          下記noteの続きです。 3.2020 年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿 学校における授業づくりに当たっては,「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の特質に応じ,地域・学校や児童生徒の実情を踏まえながら,授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし,更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくこと

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-②

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-①

          みなさんは、中央教育審議会(通称:中教審)をご存知でしょうか? 中教審とは、文部科学大臣の諮問機関として教育に関する基本的な重要施策について、専門的な立場から調査審議し、文部科学大臣に意見を述べる機関として設置されています。 現在、中教審の答申素案「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~」についてパブリックコメントを受け付けています。(~2020/12/21まで) 今後の日本の教育の方向性に関し

          【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-①

          【第3弾】教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「教育・学びの未来と学校組織」オンラインイベントレポート

          <イベント詳細> ■日時:2020年10月17日(土)15:00~17:30 ■テーマ:教育・学びの未来と学校組織 ■参加地域:北海道〜鹿児島県 ■話題提供者: 岐阜市教育委員会/早川三根夫教育長   長野市立長野中学・高校/菅沼尚校長 本日のテーマ「学校組織の在り方」について まず、事務局の方のご挨拶として、今回の開催の目的や想いなど共有いただきました。 新型コロナウイルス 感染症が世界を席巻した2020年。「今だからこそ現場みんなで」を掲げ、4回連続で開催を決定。

          【第3弾】教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「教育・学びの未来と学校組織」オンラインイベントレポート

          【第2弾】教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「学校再開」オンラインイベントレポート

          <イベント詳細> ■日時:2020年8月8日(土)15:00~17:30 ■テーマ:学校再開 ■参加登録者:122名 ■参加地域:北海道〜鹿児島県 ■話題提供者: 足立区教育委員会/定野司 教育長 京都府南丹市立園部中学校/國府常芳 校長 先日、ある友人の先生にコロナ禍での学校現場の動きについてヒアリングしていた際、「色んな提案が通ってすごいね、さすがだね」なんて話をしていたら「いや、一番は校長先生の英断」という返事が。「高野さん、やっぱり校長先生だよ」と。 そんな話を聞

          【第2弾】教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「学校再開」オンラインイベントレポート