「抱っこして」と言われたら手に持っているものを全部床に置いて抱っこする
こんにちは。
牧 菜々子です。
「抱っこして!」
そう要求する子どものまなざしは、切実です。
子どもに「抱っこして!」と言われたら、洗濯物やら買い物袋やら手に持っているものを全部床に置いて、両手で抱っこする。
そうすると、子どもは、気持ち良さそうに全身を預けてくれます。
「ちょっと待っててね」と言わずに、その場ですぐに抱っこすれば、短い時間で満足してすぐに「降りる」と言って離れて行きます。
いつでも甘えさせてくれるかどうかを、時々確認したいだけ。
そんな気持ちが、子どもにはあるのかもしれません。
大人だって、相手の気持ちを確認したいのは同じですよね。
荷物を持っていて抱っこできないと思っても、荷物を置く場所を探してそこへ置きに行っている間に、すぐに抱っこしていれば子どもは満足して離れて行っている可能性もあります。
手に持っているものを全部床に置いて、すぐに抱っこする。
思い切って全身で子どもに向き合うほうが、時間の節約にもなって、子どもにも満足してもらうことができるのです。