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「〇〇したい!」で、ビジネスは成り立つ?
秋元里奈さん『365日 #Tシャツ起業家 』
本日は、朝渋が開催した秋元里奈さんのイベントを振り返ります!
今回は、秋元さんの著書『365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘』を題材にした、特別講義でした👏
『Tシャツ起業家』は、秋元さんが25歳で独立し、今の食べチョクをつくりあげるまでのお話はもちろん、読者からの質問にまっすぐ答えているコーナーや、生産者・社員からの声の紹介などが、ぎゅっとつまった1冊です📖
『食べチョク』はじまりのきっかけ
『食べチョク』を始めるきっかけとなったのが、「農業の業界に貢献したい」という思いからだったと言う、秋元さん。
太陽の下で汗を流し、懸命に野菜を作っている農家さんたちが報われる社会をつくりたい。
農家をしていたご実家の畑が荒れ果てている姿を見て、絶望した経験から「わたしみたいな人間をひとりでも減らしたい」と、思われたそうです。
業界は違えど、私も「〇〇をしたい」という想いを持って仕事をしています。
一方で、「想いだけでビジネスはできない」と感じることも多く、理想と現実のはざまで切ない気持ちになることも。
本書では、そんなモヤモヤの解決につながるかもしれない「成長のヒント」7つが、秋元さんのご経験とともに紹介されています💡
「断り」からも学ぶ
私が「成長のヒント」7つの中で最も印象的だったのが、こちら。
☑断られることからも「学び」を得る
資金調達に苦労されていた頃、秋元さんが意識されていたのが「断られる度に、何かひとつ以上学びを得ること」だったそうです。
オブラートに包まず本当の理由を教えてもらうことで、少しでも次会う投資家へのプレゼンに活かそうとしたのです。
断りの理由を明らかにする行動って、決して簡単にできるものではないですよね。
だけど、そこまで貪欲に「〇〇をしたい」の実現のために行動し続けることが、”想い”をビジネスに変換させるポイントなのかもしれません。
論理と感情のバランス
最後に、本書の中で印象的だった、社員さんの言葉をご紹介します。
それは、社員の松浦悠介さんが、秋元さんのことを「論理と感情のバランスが取れている人」と紹介していたお話💡
ただエモーショナルなだけではないですし、逆にロジカルに進めていくだけでもない。
そのバランス感覚に優れているので、社員からの信頼が厚いのだと思います。
今回のイベントの中で、秋元さんに実際に伺ってみました!
・「論理と感情のバランス」をとるために、意識されていることはありますか?
すると、こんな回答をいただきました。
今の自分がどちらに偏っているのか?を認識すること
自分のことを客観的に見る姿勢が、論理と感情のバランスを保つ秘訣なのかもしれないですね。
想い=道しるべ
想いだけで、ビジネスは難しい…でも、困難に直面したときに道しるべ示してくれるのは、やっぱり、想いなのかもしれない。
そんなことを考えさせられた、1冊となりました💡
今後も、朝渋では著者イベント開催予定です!気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!