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弱さを表に出せることは、強さでもある

皆さんは、仕事のチームメンバーに上手に弱さを出せていますか?

私は、弱さを見せるのが苦手です。

誰かに仕事をお願いするような立場になり、「最後は、自分が何とかする」という思考回路に陥りがちでした。

もくもくと膨らんだ「責任感」によって、気付けば、いっぱいいっぱいになっていることも…!

だけど、ある本のおかげで、「リーダーこそ、もっと周りに弱さを出して良いんだ」と気付かされました💡

それが、今回ご紹介する、中竹竜二さんの『自分を育てる方法』です📖

「セルフリード」をテーマに

この本のテーマは、「セルフリード(自分を育てる力)」。

そして、セルフリードは「リーダーとして活躍するための基礎力」と、中竹さんは言います。

リーダー育成やチーム強化の経験から中竹さんが培った「自分を育てる力」を養うためのアプローチを、分かりやすく解説した一冊です💡

自分の弱さを知り、さらけ出せる

中竹さんは、人や組織をまとめていく時に備えて欲しい力として「自分の弱さを知り、さらけ出せる力」をあげています。

弱さを表に出せることは、強さでもあります。
それは、人として精神的にタフという意味でもあり、自ら弱さをさらけ出すことで、メンバーも安心して自分の持ち味を発揮しやすくなるという意味も含んでいます。

「仕事は、完璧にしなければならない」と考えている人ほど、できない自分を周りにさらけ出すことって勇気がいりませんか?

まさに、自分はそういうタイプなのだと思います。

「わからなくても、調べて自分なりに解決策を示す」ではなく、時には「わからない」と周囲に言うことも、大切なのかもしれません。

そして、メンバーから教えてもらった知恵を、今度は他のメンバーにシェアしていけるようになりたいですね💡

人には弱みも強みもない

続いて、今回の本でハッとさせられた言葉があります。

「人には弱みも強みもない、あるのは特徴だけ」

強みも弱みも、表裏一体です。

だけど、他人の評価などに左右されて、自分を認められないのはつらいですよね。

ネガティブなフィードバックこそ、上手に変換できる視点が大切なのかもしれません💡

本書の「上手にフィードバックを受ける」という章では、以下のように、フィードバックを受ける際のコツも紹介されています。

「もっとこうしてほしかった、というリクエストはありますか?」
「今、自己認識を深めることにトライしているんです。自分で自分のことは見えないから、客観的な意見を知りたいです」

自分の特徴を理解する、第一歩になるかもしれませんね!

周囲に支えられながら、柔軟に生きる

最後に、この本と出会ったのは、私自身、心が疲弊していた時でした。

仕事でのSOSを、上手に周りに発信できていなかったからだと思います。

こんな思考回路に陥り、ついつい頑張り過ぎてしまうんですよね。

✔周りの期待に応えたい
✔やるからには、完璧にやり遂げたい

そんな時こそ、自分の弱さをさらけ出し、周りに助けを求めることが大切です😊

常に変化し、正解がない時代だからこそ、自分の弱さを認め、周囲に支えられながら柔軟でしなやかに生きていく。

それが強さであり、自分の幸せにもつながるのかもしれませんね🍀

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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