廃棄処分を減らすアプリを実用化
突然だが、
Karmaというアプリはご存知だろうか。
「Karma」とは35万以上ダウンロード数
を誇る「フードロスを無くす」アプリだ。
ユーザーはアプリを介して、
アプリに登録されている
レストランなどの飲食店の
余った食品を半額日かの値段で買える
というサービスだ。
Karmaは2016年にリリースされ、
現在ではスウェーデン国内の
レストラン、カフェ、スーパーホテルなど
1500店舗以上と提携している。
2018年にはロンドンでの、サービスも展開され、
「おいしいレストランを開拓しながら廃棄される食べ物を救えるなんて最高のアプリ」
と、称されている。
販売者、購入者、そして環境が得をする
「win-win-win」のアプリである。
Karmaとよく似たアプリが日本にもある。
「Reduce GO」というアプリだ。
しかし、
なぜこんな素晴らしい考えのアプリが
全く浸透していないのだろうか。
それは、加盟店数と月額料金にあるだろう。
Karmaの1500店舗に比べ、
Reduce GOは230店舗である。
実際、私もインストールしてみたが、
大阪には加盟店舗がなく、
300Km離れた店に
取りに行かなくてはならなかった。
これでは、便利とは言えないし、
目当ての食品が手に入るかも危うい。
さらに、月額料金が1,980円で
注文に1日2回までという制限がある。
これでは、普通に新しい食品を買った方が得である。
この2点を改善することができれば、
とても人気のあるアプリになるだろうと
考えている。
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