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ストレスとの上手な付き合い方

こんにちは🌞
明けましておめでとうございます
年明け早々に大きな災害があり、いまも不安な日々をお送りの方も多いかと思います。被災されたすべての方へ心よりお見舞い申し上げます。

ありがたいことに年末年始と忙しくさせていただいていて、大晦日も元旦も仕事に明け暮れておりましたが、通常営業は1/5からとさせていただき、先日新年最初のパーソナルコンサルテーションの機会がありました。

そこでコーピングのお話をしたので、他の方にもお役に立つかもと思い今日はストレスコーピングについて書いてみようと思います。


ストレスはどこから?

ストレスを感じた時、まず自分の体のどこでストレスを受け止めていると思いますか?
答えは脳下垂体。大脳辺縁系の中に位置するこの下垂体が体の中で最初にストレスを受ける場所です。
ストレスを受けるとこの下垂体が反応し、副腎皮質刺激ホルモン(ストレスホルモン)を分泌します。また下垂体は自律神経や免疫なども司る場所なのでそれによって自律神経が乱れたり、胃が痛くなったり、頭痛がしたり、身体がこわばったり、心が悲しくなったりヒステリックになったりと様々な反応が心身にあらわれるのです。

ストレスを感じた時すぐやること

心身に受けるストレス反応を減らすには、この下垂体からホルモンが出る前に「受け流す」ことが最強の予防方法。
外的ストレスは避けられないので、嫌なことがあったり、言われたりした時は「ケ・セラ・セラ」の気持ちで気にしない〜!と受け流すことがいちばんの対処方法です。

ただそう簡単にはいかないですよね。わたしも書いておきながらすべてのストレスをケ・セラ・セラで受け流すことはできていません。
そこで役に立つのが「ストレスコーピング」です。

コーピングとは

コーピングとはストレス対処方法の1つでコーピングの目的は「ストレス要因の解消」「ストレスによる負担の軽減」です。
1つ目の「ストレス要因の解消」についてですが、ストレスの要因のことを「ストレッサー」と呼びます。
ストレスの種類はいくつかに分類できますが、自分ではどうしようもできない「外的要因」からくるストレスが一番多いのではないでしょうか。
仕事や人間関係、SNSなどで見る誰かの言動など…。
外的ストレッサーを解消する方法は「ストレッサーから離れること」つまり「環境を変える」ことなのですが、これも簡単ではありません。
(もちろん自分にとってより快適な環境づくりを目指してアクションし続けることが必要なのは前提として)
明日から違う仕事ができるわけでも、明日から違う仲間と過ごせるわけでもないので、環境を変える以外で何か自分1人でコントロールできるものがほしいところです。
そこでぜひ活用してほしいのが「コーピングリスト」です。

コーピングリストをつくろう

コーピングリスト、というのは「ストレス解消法リスト」のこと。
ストレス解消法は?と聞かれて、すぐ思いつくことは何でしょうか。そしてそれはいくつありますか?
だいたいパッと浮かぶのは3,4つくらいではないでしょうか。「1つでもあれば十分」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

このコーピングリストは最低30、目標100個の項目作成がよいです。

わたしのコーピングリストの一部

「旅行に行く」「コンサートに行く」など大きなストレス解消になることも先の楽しみとしては必要ですが、ストレスは受けたらすぐに対処しなければ心身の反応をおさえることはできないので「カフェにいく」「景色を見る」「深呼吸をする」などすぐにできる小さなことをできるだけたくさんリスト化しておくのがポイント。

例えば仕事で何かミスをしてしまった、といった場合には、落ち込む前に休憩所でお茶を飲んだり、好きな景色が見える場所へ移動したり、おやつを摘んだりすることが有効なのです。

コーピングは1つだけではなく、5個くらいを一気にやる方が効果が高まるので、「できるだけすぐできる小さいこと」をたくさんリストアップしてみてください。
そしてストレスを受けたらすぐに5個実行する!
これだけで心身への負荷を大きく減らすことができます。

ノートや手帳でもよいですが、いつでもパッと確認できるスマホのメモ帳に書くのもおすすめですよ。

現代社会でストレスと無縁、という人はほとんどいないと思うので、ぜひコーピングリストを作ってみてくださいね。
皆さまの毎日が少しでももっと楽しく快適になりますように。

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