見出し画像

5分でわかる「革命のファンファーレ」(著:西野亮廣)感想文

こんにちは、どっかの大学2年生改め
4月から3年生になりました。みつこです。

今回はいつもの企業・マーケティング分析や今の流行の徹底解説とはまた違って、
ある本の感想を書こうと思います。そう、読書感想文ですね。あの頃の暑い夏を思い出すぜ(中学時代、隣の席のEくんは書き終わらなくて業者頼もうかとか言ってたな...)

とまあいつものような小ボケは置いといて、
今回私がそんな感想をnoteに書きたい!とまで
思わせた本は、こちらです。

どーーん。
知ってる方も多いんじゃないでしょうか。


そうです。
キングコング西野さんの本「革命のファンファーレ」です。
kindleで少しだけ読んで面白そうだと思ったし、広告業界に興味がある・「バカと付き合うな」(ホリエモンとの共作)が面白かったという多数の理由から読んでみたんですけど、まあ面白かった。西野さんって頭良い人だな本当に

ということで、今回はこの本のステマを頼まれてないけど思いっきりしようと思います。
しかし感想を書こうとすると凄く長くなってしまうので...本に書かれていた中で印象に残っている・納得した4つのフレーズを紹介します。

▶︎クラウドファンディングで
お金を稼ぎたい訳ではない。
「信用」が欲しい。
「信用」は「お金」になるからだ。

出ました、今流行りのクラウドファンディング。これを西野さんは凄い活用しているんですよね。

...え、クラウドファンディングって何?と思ったそこのアナタ。安心してください、今から説明しますよ。
これは簡単に言うと、やりたい事はあるけどお金が足りない!支援して欲しい!という人が、やりたい事を明確に説明したりすることにより、寄付金のように一般の人から支援金を募る事でそのやりたい事を実行していく。
といったものなんです。

え、意外と簡単そうじゃないか?と思ったまたそこのアナタ。これが意外と難しいんですよ。
人は、お金を持っていても自分が欲しいと思えるもの、応援したいと思えるものではないとお金を出そうとしない。

この応援したいと思える気持ちを持たせるには、信用を持たせなきゃいけない。
だからテレビに出てるタレントはあまり信用がない(コメントなども全てカンペを呼んでることが多いから)ため、テレビに出てるタレントだからといって有利になるという事はない、厳しい世界なのです。

しかしその世界で力を発揮した芸能人が、そう、この本の著者でもある西野亮廣。この男なのです。
西野さんは、後で詳しく説明するのですが、敢えてテレビに出ないという選択肢を取ることで
信用を得て成功を収めています。

クラウドファンディングによって結果的にはお金を手に入れることはできるけど、それは信用をお金という形で換金しているだけという西野さん。

(いや、この理論、人生で最も大事なもの理論で私が説いた理論やないかい...私には西野さんの素質があったのでしょうか、はい黙ります)

▶︎ネットで何でも出来る時代だからこそ、
「体験」することが流行している。
「体験」に絡ませ「商品」を売る。

西野さんって、いつも最先端を行っている。みんなの一歩先を進んでる人だと思うんですよね。
でも、ちゃんと根本的な所は見失ってないから、デジタルな時代だからこそアナログな実際に行ってみる旅行が流行ってることや、ストーリーに合わせないと商品が売れないと言う原理もきっと彼は分かっているんではないでしょうか。
そこがキンコン西野の憎いところなんだよなあ。くっそお、完璧すぎる...。

この「体験」に絡ませ「商品」を売るというということは、ストーリーに絡ませて商品を売るという事で西野さんと今一緒にAbema TVで「ニシノコンサル」という番組をやっている石川涼さんもインタビューで語っていたことなんですが、西野さんはこれを実際に証明
実際に自分の個展を開いた際に、出口に自分の絵本「えんとつ町のプペル」を販売したところ、大幅な売り上げを記録。みんなが「お土産」として、絵本を購入していったのです。

このストーリーや体験に絡めて商品を売ることは人間の性質としてデジタル化しても変わることはないということを見極めた西野さん。
これは広告の勉強にもなるし、実際に証明してるとか格好良すぎでしょ。絵本読んでないけど。

▶︎言いたいことを言えるのは環境のおかげ。
人の意見は環境で決まる。

キンコン西野は、嘘をつきません
何故なら、彼には嘘をつくことでのメリットが無いから。というか、
嘘をつくことによってメリットが生まれるような環境にいないからなんですね。

TVタレントといえば、例えその料理が美味しくなくても「美味しい〜!」と笑顔でいい、VTRが面白くなくても目を見開いたり大きなリアクションを取ったりする。
そういうイメージがあるように、実際にもそうだと思います。

でも、彼は違う
仕事でもマズい飯を美味いとは言わないし、そもそもそんな環境下にあるグルメ番組のオファーなど全てお断り。
嘘をつかないことで自分の意思を明確にする、彼は、そんな環境を自分で作っているのです。

こうすることで信頼を得て、先ほど紹介したクラウドファンディングや 参加型のファンクラブのようなオンラインサロンの会員数も段々と伸ばしていきます。そして、彼はTVに出なくても安定して収入を伸ばしている。そのような環境にいるのです。

環境が人を変えるとはいうけれど、自分で待っているだけじゃなく行動することによって自分からやりたいことに適応した環境を作る。この行動力が西野さんが普通の人と違ったところなんですね。いや、素直に尊敬デートしたい

▶︎この努力は誤ってないか?と常に考える。
そうしていないと努力と言わない。

この本の中で、西野さんが好きな言葉としてかの有名な野球選手、王貞治さんのこんな言葉が紹介されています。
努力は必ず報われる。報われない努力があるとするなら、それはまだ努力とは呼ばない。」

努力という言葉は、勉強でも仕事でも部活でも、どんな時でも私たちの生活から切り離せない単語として使われることが多いですよね。

でも、何か始めようと思った時に、3日だけそれを全力でやったって、それで人生が変わるわけではない。努力には継続が大事なこと、努力は必ず報われると言える人の「努力」って、想像以上に凄いことをやっていたりすること。並大抵の努力では結果が出ないということは、私もこれまでの人生で感じたり分かってきたことでした。

しかし、今回この西野さんの本を読んで新たに知ったのがこの考え。

最近だったら新しく元号が変わるように、
努力の仕方も時代によって変わっていくものなのです。時代にあった広告の仕方で宣伝をすること、その為にその時代の流行をいち早く掴む、サーチするこれもまた努力をすること....「この努力は本当に正しいのか?」と疑うことをサボり、時代にそぐわない誤った努力を続けていてもそれは努力とは言わないのです。

..確かに、未だに「カフェ友募集♪」なんてmixiで友達作る努力してたって、それは努力って呼べないですよね。マイミク認証しよ

---------

---------

🎉◉後書き&感想の続き
今回はこの「革命のファンファーレ」の感想文を印象に残った4点を中心に書いていきました。
いや、、本当に、情報感度の高さや行動力、そして頭の良さ。西野亮廣という男の魅力が本当に詰まった1冊でした。

広告業界に興味がない人でも、是非読んでみて欲しい1冊です。
私が面白いと思ったところにしるしをつけて売ってみようかな...なんて(笑) ( #しるし書店 のくだり、読んだ人にならわかるよね?笑)

私には好きな人2人います。
vanquishやFR2などのファッションブランドの創設者で、前述した通り西野さんとはニシノコンサルというAbemaTVの番組で共演している石川涼さんと、西野さんとは全く関係ない人だけど一昨年のバンドの突然の解散を乗り越え現在sleepyheadという名でソロ活動をしているアーティスト・武瑠くんです。
この2人の何がいいかって、どちらも自分の好きなことで成功して結果を出しているのもそうだけど、インタビュー記事が本当に面白い。周りを気にせず、自分のやりたいことを突き詰める。分からない奴は去ればいい、この考え方を持っている2人にすごく刺激を受けるんですよね。

そして、うん、西野さんも2人と同じ匂いがする(笑)
武瑠くんは少し2人に比べたらガラスのハートなところがありそうですが、いつか3人で座談会なんか開いてくれたらいいのになと思います。

またまた長くなってしまいましたが!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

良ければフォローとスキ、
待ってます🥰

#革命のファンファーレ #読書感想文 #書評 #レビュー #読書日記 #コラム #エッセイ #コンテンツ会議 #西野亮廣 #キングコング #キンコン #西野 #note #とは #本 #小説 #マーケティング #広告 #it業界 #就活 #就職 #感想