【コンプレックス女子たちの行進】第2話ー料理苦手女子 アキコの場合ー
第2話 料理苦手女子 アキコの場合「おまえの飯は食えたものではない」
そんな捨て台詞を吐いて、アキコの婚約者は出て行った。入籍をするまえに、お互いの生活ペースを知りたいねという話になり、同棲を始めた。
同棲する前の付き合っている間は、違和感というものに気が付かなかった。共同生活をしていくうちに、少しずつ歯車が合わなくなっていた。
最初は少しテンポが合わないなと思った。
でもそれは、他人同士が初めて共同生活をするのだし、少しずつチューニングを合わせていくものだろうと深くは考え