夢をかなえるゾウ0〜夢の見つけ方〜
山手線で『夢を叶えるゾウ0』の広告をみて、隣にいた友達が
「私だ(笑)夢の見つけ方ってどうやるんだろ?」
と呟いていました。
私も"自分には燃えるような夢がない"と思っていたタイプでしたが、実は夢をもっていた事に後々気づきました。
目の前の事に必死になったり、周りの目を気にくる癖がつき、いつのまにか"夢"の存在に気づけなかっただけだったのです。
この本は
・今、夢がない。分からない。
・今、何らかの夢を持っている。
・周囲の期待に応えすぎて、自分が分からない
・上司のパワハラが辛い
に方にオススメとされていて、夢の見つけ方を言語化して教えてくれます。
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この本の使い方
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これから出されるガネーシャの課題を実行していきます。課題は過去の偉人たちがこなしてきた習慣であり、その気になれば誰でもできる内容です。
この物語の主人公は、過去"夢"を持った事がありましたが、周囲の期待に応えようとしたものであり、"本物の夢"ではありませんでした。
どうすれば"本物の夢"を見つける事ができるか?
そもそも"本物の夢"とはどのような物なのか?
言葉として知るだけでなく、熱の通ったあなただけの「夢」を見つけるために、ぜひ課題を実行してみてください。
それでは、大きく深呼吸をして、、、
ガネーシャの課題に取り掛かりましょう。
ガネーシャからの課題
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日の出をみる
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「この光を前にしたら、自分っちゅう存在が---自分の持つ悩みが---いかにちっぽけなもんか分かるやろ。人間は、自分ちゅう存在の小ささに気づけたとき、変わることができる。新たな人生を始められるんや。今も語り継がれる偉人の多くが、早朝に起きて活動しとった。その理由は、誰の邪魔も入らへん『自由』に使える時間だからや。"本物の夢"を持つ人間が何よりも大事にしてるもの、それが『自由』なんやで」
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好きな匂い、物、人、場所を見つける
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「今、自分こ頭と心には『他人の好み』がべったりと張り付いてもうてるからな。でも、それを少しずつ、剥がしていって、自分がほんまに好きなもんを掘り起こすんや。そうすれば、自分が本当にやりたい事--夢--もおのずと見えてくるからな」
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やりたくない依頼を断る
自分の欠点や弱さを告白する
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「恥ずかしいという感情はどこから来るのか?それは、周囲の評価が下がるのを恐れる心だ。周囲の評価が気にならなくなるくらい、パッションを燃やせる対象を見つけなさい!そして、まだその対象が見つかってないのなら、周囲の評価に囚われない心を手に入れるのだ!」
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生活に「初めて」を取り入れる
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「いつもと違う道を歩く、普段とは違うものを買う、見知らぬお店に入る…どんなささいなことでもいい。日々の生活に『初めて』を取り入れなさい。そして人間は、未知なるものこそ喜びを見出す存在である事を・未知の要素がないのなら最高の楽しさは決して得られないことを実感するのだ」
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自分の感情・感覚を丁寧に観察する
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「目で見えるものだけが、耳で聞こえるものだけが、世界ではない。君には、君自身が意識していない素晴らしい能力が備わっているのだよ!自分に元々備わっている大いなる力に蓋をしたまま偉業を成し遂げた人間など、この世界には1人も存在しない!」
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実物を見る
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「この世界を知る方法は、ただ一つ。『実物を見る』ことだ。実物にできる限り近づき、見て、触れて、感じることだ。そのとき君は気づくだろう。この世界がいかに美しく、感動に満ち溢れたものかということを。そしてこう思うだろう。『もっと、この世界をしりたい』と」
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過去の出来事を「伏線」ととらえ、
希望を持ち続ける
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「これまで、君の人生には、君から自信を奪い合い不信感を募らせる出来事が起きたろう。苦しみ、嘆き、惨めな気持ちになる出来事が起きたろう。それらのすべてに向かっていいなさい。『君たちは伏線だ』と。これらは自分が夢を見つけられるという--自分が幸せになると言う--人生のドラマを最高に盛り上げるための必要不可欠な伏線なのだ」
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興味をもったことを一歩深める
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「レオナルドくんは単に解剖学実習にのめり込んだだけやのうて、実物を正確に把握するために様々な分野に興味を広げていったんやで」
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インターネットを一日断つ
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「現代人の多くは、いつでもスマホでインターネットと接続できる環境--目の前のマシュマロにすぐ手が届く環境--におるぜよ。そしてインターネットは、消費者にいかに目の前のマシュマロを食べさせるかを追求することで進化しゆう。じゃからこそ、その行為に慣れすぎると時間を時間をかけて満たす欲求--夢--から遠ざかってしまうがよ」
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自然の中でゆっくり過ごす時間をもつ
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「ユングくんはずっと仕事中心の生活を送っちょってな。心身の疲れが限界に達しているのを感じた彼は、ボーリンゲンちゅう村の湖畔に土地を買い、簡素な家を建てたがよ。人間の心に誰よりも精通しちょったユングくんは、『ボーリンゲンでは本当の人生を生きている。とても深いところで自分自身になれる』と表現しとる」
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虫の役割を知り、大事にする
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「虫を嫌う感情は、短期的な欲求じゃ。じゃけど長期的に見たら、虫は、人間が生きていくには欠かせん大事な存在じゃ。もちろん虫の被害を防がにゃいかん状況もあるじゃろうが、一方的に嫌い
排除することはできんはずぜよ」
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名作を鑑賞する
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「人間の欲求には、短期と長期のものがあり、夢は長期の欲求と言え、長編映画と似た構造になっちゅう。もし前半に観るのが辛くなったり、退屈に感じたりする場面があったとしても、それは物語が感動を生むために必要不可欠な一部ぜよ。また、時代を超えて受け継がれる名作は、人物や情景の描写が丁寧に冗談に感じられたり、とっつきにくい部分もある。じゃが、名作と呼ばれる作品は必ず人間の普遍的な奥深さを描き、新たな生き方や人生の意味を示唆してくれるもんながよ」
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やりたくないことを全部書き出し、
やりたいことに展開する
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「やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える。(例)ダイエットしたくない→→何も気にせずたくさん食べたい」
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怒りの気持ちを伝える
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「これはほんまに大事なことやで。もちろん、怒りを伝えるちゅうても大声で叫んだり、辞めたらキレてええっちゅうわけやないけど、自分が傷ついて苦しんでいることをちゃんと相手に伝えることが、自分を大事にすることにつながんねんな」
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苦手な人の信念を読み取る
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「信念ちゅうのは、言い換えたら、その人が『〜すべきだ』て考えることや。人の行動は、それがたとえ不快に感じられるものでも、その人なりの信念に基づいて生まれてる。そんで、その信念を読み取ることができたら、不快に感じるだけやのうて共感できる幅が広がるんやで」
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自分と違う分野・文化の人と話す
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「自分らは仕事を探すちゅうと、面接のことしか考えてへん。せやけど、全く別業種の人との関係が自分の才能を引き出してくれることよあんねん…」
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仮体験する
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「自分、夢中になれる仕事を見つけたいんやったら実際の作業を体験してみい。それを続けていけば、理屈やのうて心と身体が『これだ!』て感じられるような仕事に出会えるはずやで」
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欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
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「自分の中で好きになれへん部分や、消してしまいたくなる嫌な感情ってあるやろ?そういう欠点や負の感情を否定したり排除するんやのうて、『これも自分の一部だ』て受け入れるようにしてみいや。そうすることで、等身大の自分に自信が持てるようになる。夢を見つける力も、叶える力も強められるんやで。どれだけマイナスに思えるものでも、その裏側には必ずプラスの意味が隠れているからな。『これも自分の一部だ』って考えることで、隠れた意味に気づくことができるんや」
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自分と同じ痛みを持つ人を助ける
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「"本物の夢"ちゅうのはな、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで、自分を救うことなんや」
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誰かの「ありのまま」を愛する
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「ワシのありのままを愛してくれて、ほんまおおきに」
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最後に
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本物の夢を見つけるには、自分と向き合い好きになること。そして、"本物の夢"とは『自分への愛』と『他人への愛』のブレンドで、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで自分を救うこと。
"本物の夢"を持つ人がもっているのは『自由』。
忙しい毎日でも、自分と向き合う時間をもつ大切さを教わりました。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
遠藤まい
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