自分の「強み」育ててますか?(01)
夢実現応援グラレコーチ®︎の八川まどかです。
今回は『自分の「強み」育ててますか?』と題して、「強み」を知って、理解して、使って、育てることについて、気付いたこと、感じたことなどを綴っていこうと思います。
■「性格の強み」を知っていますか?
突然ですが皆さんは、ご自身の「性格の強み」について考えたことはありますか?
また、その測定方法があることを、ご存知でしょうか?!
私は全く知りませんでした。
「強み」のイメージといえば、どちらかと言うと「性格」よりも、「スキル」や経験から育まれた「能力」。
自分の「強み」について考えるのは就職活動・転職活動といった転機が訪れた時に、何となく考える程度。
もしくは「まどかさんってこう言うところが強みなんじゃないの?」と上司や他人から言われてみたり…逆に言われてもピンと来なかったり(笑)
ましてや「性格の強み」については、あまり深く考えたことがありませんでした。
***
この「性格の強み」について知って考えるようになったのは(株)B-nO Consulting代表の漆間さんと関わるようになってからです。
昨年の夏頃。彼女から「この診断をやってみてよ。性格や価値観の強みがわかるから…」と紹介されたのが通称VIA調査票。(正式名称「Values in Action Inventory of Strength。以下VIAと略します)という「性格の強み」を診断する無料のアンケート調査でした。
この調査票は、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が中心になり、ストレングスファインダーのギャロップ社とも協力して開発されたものだそうです。
参照:一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミーWEBサイト
設問は全部で120問あり、回答時間はおよそ20分程度のもの。診断結果もすぐに知ることができます。
診断を行ってみると24の基本的な「性格の強み」についての診断結果が、スコアが高い順に出てきました。
ちなみに、スコアが高いから強い、弱い、と言うことではないそう。
24の「性格の強み」全てが1人の人間の中に存在していて、上位にある「強み」は本人が使っているのも分からないくらい自然と溢れる出るような感覚のものと言われています。
・上位:その人本人を表している“特徴的な強み“
・中位:ある状況に応じて出てくる“状況的な強み“
・下位:“あまり使わない強み“(でも強み)
ちなみに私の上位トップ5は以下のようになりました。
・スピリチュアリティ
・感謝
・愛情
・好奇心
・審美眼
■「性格の強み」の1位がスピリチュアリティ?
初めて診断結果を見た時。感謝・愛情・好奇心…は何となくわかるものの、正直意味が分からないと感じました(笑)
また、夢実現応援の対話(コーチング)はこういった診断ツールを一切使用しないため、「これがあなたの強みだよ〜」と言う前提で話をするとしても、逆にされることになったとしても“レッテル貼り“になりかねないのではないかと懐疑的に考えたり…
せっかく診断を勧めてもらったにも関わらず、「まぁそんなものか…」と思うことに留まっていました。
***
私自身の中で、この「性格の強み」について状況が一変したのが今年の2月。
『強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』という本が出版されました
[『強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』ライアン・二―ミック博士 (著), ロバート・マクグラス博士 (著), 松村 亜里 (監修) WAVE出版]
この本は、VIAによって測定された「性格の強み」の言わば、解説・研究本。
「性格の強み」を知って、理解を深めるだけでなく、さらに使って、育てていく…と言うことについても言及されていました。
(「性格の強み」を使う?育てる?いったい、なんのこっちゃ?!)
…そう思いながらも、ちょうどこの頃から、VIAを紹介してくれた漆間さんと一緒に仕事をするようになったこともあり、ポジティブ心理学の中核となっている「性格の強み」について、この際だからしっかり学んでみようということで、購入に至りました。
■ 「性格の強み」とは自然と流れるように出てくるもの
本の帯にはこう書かれています。
【強みとは自然と流れるように出てくる】もの。
【使うと活力が湧いてくる】もの。
早速、自身の「性格の強み」TOP1の“スピリチュアリティ“についても調べてみました。
・性格の強みとしてのスピリチュアリティには「人生には人間の理解を超えた次元がある」という信念が含まれています。
・スピリチュアリティとは、宇宙における自分の位置づけや目的、そして生きる意味について、首尾一貫した信念を持つことです。
このような信念を持つことで、自分を取り巻く世界との関係や、人間としての自分や、人間関係を形成していきます。
(『強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』P315〜6から一部抜粋)
やはり、一読しただけでは理解しがたし…
けれども、この“信念“(ものすごくフンワリとした捉え方をしてみますと…)夢実現応援の対話(コーチング)の中で常日頃から感じている“人には無限の可能性がある“と同じようなニュアンスなのではないか?そう思うようになりました。
昨年、グラレコーチング®︎100人チャレンジを実施していた時。お客様とのセッションの中で、何度も「人生には人間の理解を超えた次元がある」と同じような感覚を覚えました。
また、セッションと同様に同じ感覚になるのは…
・日々行われるコミュニケーションが流れるように自然に運んでいった時
・雄大な景色を目の当たりにした時
・誰かと心を通わせた時(または、その場面を見ただけでも)
表現するのが、とっっても難しいのですが“何か大いなるものと繋がっている“ような感覚を覚えることも多々ありました。
もし「性格の強み」を“使う“ということが、自分の「強み」に気づく、見つけてあげることだとしたら…
夢実現応援グラレコーチ®︎として経験を積んでいく中で、スピリチュアリティという「性格の強み」が自然と使われて、私の中で育まれていったのかもしれない。
そう思うと、この「性格の強み」が少しだけ愛おしいものに感じられるようになりました。
「性格の強み」を知って理解することとは、自分への理解を深めてあげることと同義。
愛おしく感じるようになると、やがて「自分を愛すること」そのものへと繋がっていくのではないか…そんな風に思えるようになりました。
■「性格の強み」は育てられる
『「性格の強み」は日々の生活に存在しているもの。強みっていうのは育てられるよねという立ち位置で扱われているんだよ。』
漆間さんにそう言われた時に、まさにその通りだと思いました。
・どんな強みであっても『世話をすれば育つ』と言う言葉を忘れずにいて下さい。ポジティブな特質は自分で育てることができるのです。
・小さな「性格の強み」を発揮することが、自分のため、人のために、世のために、大きな貢献をしていくきっかけになります。
(『強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』P44〜45より一部抜粋)
今思えば、「弱み」を克服するとか、苦手なものを努力して得意なものへと変えていく…自分の「強み」に目を向けてあげられずに、ずっとネガティブなところへばかり、意識が行きがちだったように思います。
まずは、自分の「性格の強み」を知って、理解する。
そして、日々の生活の中で、試行錯誤しながら使って(気づいて、見つけて)みる。
「性格の強み」については、まだ学び始めたばかりですが、使う、育てる、ということを日々の生活の中で意識していくことで、たとえ小さくとも良い変化が生まれていくのではないかと感じています。
ちなみに「性格の強み」は「知るだけで」9.5倍、「使えば」19倍も幸福度がアップするそうです!
***
今回は『自分の「強み」育ててますか?(01)』と題して、「強み」を知って、理解して、使って、育てることについて、気付いたこと、感じたことなどを綴ってみました。
(02)では、自分の「性格の強み」だけでなく、他者の「性格の強み」を知ることによって生まれてきた変化について書いてみたいと思います。お楽しみに!
***
最後までお読みくださり、ありがとうございました。皆さんの夢の実現を心より応援しております!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?