夏まつり、流しそうめん、水鉄砲。|月刊まちのこ2023年8月号
こんにちは、まちのこ団です。ようやく暑さが落ち着いたように感じますが、まだもう少し暑い日が続きそうですね。夏の疲れがどっと出やすく体調を崩しやすい時期かと思いますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、今回お届けする【月刊まちのこ2023年8月号】。夏真っ盛りの8月、まちのこ団も夏を満喫して参りました!地元のガス屋さんの夏まつりに参加したり、流しそうめんをしたり、水鉄砲バトルというものをみんなで楽しんだり。
さらに、まちのこ団としてレベルアップできそうな出来事もありました。これまで一緒に活動してくれていた仲間のおかげで2ヶ所同時のあそび場開催ができたり、学生インターン生が新しく仲間に加わってくれたり。想いが溢れて長文になってしまっていたらごめんなさい。最後まで読んでいただけるとうれしく思います。
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今月の出来事たち
8/5(土)地元ガス屋さんの夏まつり(ひたちなか市)
8月最初のあそび場は、地域密着ガス屋さん「株式会社NEXT・カワシマ」主催の夏まつりにあそび場を届けてきました。
株式会社NEXT・カワシマは2018年に創業60周年を迎えた老舗のガス屋さん。本業以外に地域貢献として様々なサービスや、イベント・ワークショップなど地域に根付いた活動をされている会社です。今回はコロナ禍で長らく出来ていなかった夏まつりを復活させるとのことでお声がけいただきました。
印象に残っていることとしては、地域の方々がたくさん来場されていたということ。NEXT・カワシマさんが長年に渡って丁寧に地域でサービスを積み重ねてきているからこその光景なんだなと感じました。まちのこ団もそんな地域に愛されるような団体になっていけたらいいなと思います。
当日の様子については、学生インターン生が記事を書いてくれていますのでぜひこちらをお読みいただければうれしいです。
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8/6(日)あそびながら防災を学ぶ「あそぼうさい」講座(ひたちなか市)
夏まつりの次の日は、まちのこ団・団長が防災講師となり、子どもたちと一緒に防災について学んできました。「夏休みTAMARIBA WS祭り」という、様々なジャンルの講師によるワークショップの中から子どもたちが好きなワークショップを選んで受講できるという企画でした。
こちらもインターン生が様子をレポートしてくれているので、ぜひご覧ください。
正直、思っていたより参加者が少なく寂しい気持ちもありましたが、それでも参加してくれた子どもたちにとって学びの多い時間になればいいなと思い、全力でお話しました。その結果(?)かはわかりませんが、主催であるひたちなかまちづくり株式会社の方々から、とても勉強になった、とお言葉をいただけたことは嬉しかったです。
防災知識などのもしものときの対策は、災害大国である日本で生きている以上、老若男女問わず全ての人に等しく必要なことなので、まちのこ団としても、個人としてもできることを伝えていきたいと思っています。
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8/11(金・祝)初めてのあそび場掛け持ちデー
百段階段de流しそうめん(大子町)と太田まつり(常陸太田市)
この日は、12時~17時に大子町でのイベントと、14時30分~20時で常陸太田市にてイベントが重なった日でした。今までも同日にお声がけいただいたことが何回かあったのですが、当時はまだ同時に受けられる体制が整っていなかったため泣く泣くお断りをするしかない状況でした。
ですが今回は、一緒に活動してくれる仲間も増えたことにより、2ヶ所同時にあそび場を届けることができました。本当に、嬉しい変化だと思っています。
百段階段de流しそうめん(大子町)
大子町にある十二所神社の百段階段での流しそうめん企画。大子町は今年も夏のお祭りなどが中止になってしまったこともあり、地域の方々が子どもたちに楽しい思い出をつくってあげたいと思って企画したものです。
まちのこ団は、十二所神社のすぐ隣にある「まちのこベースだいご」を開放して、スーパーボールすくいやダーツなどを用意してお手伝いをしました。流しそうめんを楽しまれたご家族がちょっとした休憩に立ち寄ったり、子どもたちのあそぶ場所になったり、終始にぎやかなまちのこベースで、町内の人から「まちのこベースがあって本当に良かった」とお言葉をいただけたことは嬉しかったです。
午後から団長不在の中、まちのこボランティアスタッフ2名でまちのこベースを運営しました。常連の子どもたちや団長を知る子たちから「きょうだんちょういないの?」と聞かれたりもしましたが、無事に運営することができました。
りーさん&かっきー、お疲れさまでした!本当にありがとう!
太田まつり(常陸太田市)
団長は午後から、常陸太田市にある鯨ヶ丘商店街にて開催の「太田まつり」にあそび場を届けるべく移動。
以前あそび場をお届けした「じょうづるはうす」さんでの出動時に視察に来られていたことでご縁ができた、(一社)常陸太田市観光物産協会さまからのご依頼で、4年ぶりにリニューアル復活をする「太田まつり」にあそび場を届けてきました。
鯨ヶ丘商店街のある高台は、かつて常陸国を治めていた佐竹氏の居城があったところ。東西に2本の道が通り、両側に商店が並ぶ昔からの商店街。閉まっているお店も多いですが、移住者や若い人があたらしくお店を始めたりと新たな賑わいが生まれている地域でもあります。
まちのこ団は筑波銀行の駐車場スペースをお借りしてあそび場を展開しました。ちょうど銀行の建物が西側にあったので、日陰となり暑い日中ではありましたが比較的涼しい場所でした。暗くなってからは投光器が点灯し、夜になっても途切れることなく終始賑わっていました。
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8/12(土)水戸ホーリーホックの夏祭りvol.1(水戸市)
水戸市がホームタウンのJリーグチーム「水戸ホーリーホック」。ご縁をいただきホームゲームにあそび場を届けたのが5月、そして7月。
水戸ホーリーホックは、8月のホーム2連戦を「水戸ホーリーホックの夏祭り」と題し、様々な企画を実施。その中でまちのこ団はコラボ企画として「水あそび」をテーマにしたコンテンツ「水鉄砲バトル(ウォーターサバゲ)」と「ウォーター射的」を届けてきました。
当日は、ホーリーホックさん側の粋な計らいで、当日試合のベンチ外メンバーがウォーターサバゲに参戦するというサプライズも。現役Jリーガーとの勝負は果たして…!?
こちらも学生インターンレポがありますので、当日の白熱したバトル模様などはぜひこちらからご覧ください!
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8/19(土)あそび場掛け持ちデー(2回目)
水戸ホーリーホックの夏祭りvol.2(水戸市)と県北BCPアイデアソン2023#2(日立市)
今月2回目のかけもちデー。12日に実施した「水戸ホーリーホックの夏祭り」での水あそびを団長が担当し、県北BCPアイデアソン2023#2での移動式あそび場は、まちのこスタッフのなかじーとすずちゃんにお任せしました。
日立でのあそび場の様子も学生インターン生がレポートしてくれています!
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8/24(木)ボランティアスクールで防災講師(ひたちなか市)
ひたちなか市社会福祉協議会が毎年夏休みに、市内の小学生に向けて企画している「ボランティアスクール」。今年もご依頼を頂き、今回は「避難所運営ゲームHUG」を使用した講座を実施しました。
こちらも学生インターン生に記事を書いてもらっていますので、会場の様子などはぜひこちらからご覧ください。
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8/26(土)ちっちゃいスコーレvol.3(神奈川県藤沢市)
「ちっちゃいスコーレ」全4回のうちの第3回目。今回は、夏の夜を楽しむ回として、いつもよりもワークショップ(ランタンづくり)や会場装飾、あそびコンテンツ(みんなで手持ち花火)などに力を入れて準備をしてきました。
この日は曇りの予報でしたが、ところによりにわか雨も降るという予報でした。様子を見ながらあそび場を展開しましたが、途中から雨が強くなってきて撤収せざるを得なくなってしまいました。それでもメインコンテンツで用意していた花火はなんとしてもやろうと、雨の合間をぬって実施することができました。
雨で用意したものの半分もできなかったことはとても残念で悔しいですが、今回はイベントを主催する側としての学びを得られる回でもあり、特に主催者である矢野さんの運営姿勢がとても参考になりました。
天候が不安定という予報に対しても、中止という選択をするのではなく、仲間たちに寄り添いながら状況に応じて対応しやり切るという姿勢は、想いを途切れさせないという意味でもとても大事な決断だったのではないかと感じました。一番大事なことが何かということがブレていないからこその判断ができるということは、カッコいいなと思いました。
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NEWまちのこベースひたちなかの日々
まちのこ団の拠点式あそび場「まちのこべ―ス」。現在は大子町とひたちなか市に2ヶ所あります。この度、ひたちなか市に新たに自主運営施設としての「まちのこベース」を運営すべく、子どもたちと一緒に絶賛DIY中です。
8月にやったこと
・まちのこベースの看板づくり
大事な大事な目印。夏休みを利用して参加してくれた高校生ボランティアの子たちに作ってもらいました。
・駄菓子ガチャの制作、駄菓子屋さんづくり
まちのこベースで新たに始めようと子どもたちと計画している駄菓子屋さんづくりを行いました。レイアウトから購入するときのワクワク要素である「だがしガチャ」の仕組みなどみんなで話し合いながら進めています。
・畑づくりと種まき
小さく、まちのこファームを始めました。秋に根付く野菜を育てようとトウモロコシ、インゲン、二十日大根、バジルなどを植えました。
・プログラミング教室体験会
現在、大子町にある「まちのこベース・だいご」で開催しているプログラミング教室。ひたちなかのまちのこベースでも開催を予定していて、早ければ9月からの開講ができそうです。現在、生徒募集中!
・自然体験(里美の水cafeへの参加)
小学生のときに「まちのこベース・ひたちなか」を利用してくれていた子たちが中学生になり、参加してくれました。すこし大きくなった彼らとまた思い切り遊ぶことができたのが良かったです。部活に勉強に大変そうだけれど、充実しているようでなにより。成長を見守れるのはうれしいですね。
NEW「まちのこベース・ひたちなか」については、背景や想い、どんな場所にしていきたいかなど、またどこかで詳しくお伝えできればいいなと思っています。
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9月のスケジュール
最後までお読みいただきありがとうございました!
次号の【月刊まちのこ2023年9月号】は10月10日頃にお届けします。