見出し画像

NLPオンラインセミナー開催のご案内



NLPとの出会い

私が初めてNLPの存在を知ったのは
今から約7年前、本屋さんで偶然手に取った本、
山崎啓支先生の著書「コーチングハンドブック」がきっかけでした。

当時、特に積極的にコーチングに関する本を
探していたわけはなかったのですが
なんとなく、その時していた仕事に
活かせそうだなと思い自然と購入に至った気がします。

そして購入した本を持って近くのカフェへ行き
400ページほどあるその本を、その日中に読み終えました。


そこからのことはうろ覚えなのですが
カフェから電車で帰りながら、
山崎先生のHPを検索すると、タイミング良く、
翌月から開催されるセミナーコースがあることを知りました。

そのセミナーは1年間かけてNLPを学び
資格の認定を受ける長期のもので
当時の受講費用はトータルで70万円くらいだったと思います。

それに加えて、セミナーは東京で開催される時期もあり、
大阪在住の私にとっては、金銭的にも時間的にも
決してハードルが低いものではありませんでした。

けれど、特に迷うことなく
気がついたら申込をしていました。

ほんの数時間前まで
わたしはNLPのことを全く知らなかったし
コーチングというものに興味はあったものの
本を読むくらいで専門的に勉強したことはありませんでした。


特に、資格が欲しいと思っていたわけでも
何かを学びたい、という強い意欲があったわけでもありません。


けれど、本当に大袈裟な表現ではなく
先ほど書いたように「気がついたら」申込をしていました。

だからなのか、セミナーの申込フォームの
申込動機の欄を何と書くかで迷った記憶があります。

迷った末に動機には「仕事に活かしたい」と書きました。
振り返ると、その動機は嘘ではなかったけれど、
核心ではなかったな、と今になってわかります。

でも当時は、どうして即決できたのか
そのセミナーで何を学びたいと思っているのか
自分でもよくわかっていませんでした。


どういう表現をするのが適切かはわかりませんが
当時、わたしは慢性的に疲れていました。

特に具体的なきっかけが
あったわけではないのですが、
20代半ば頃から、朝が来るのが何となく憂鬱でした。

その時の感覚をあえて言葉にすると 
朝起きると「今日も一日頑張らないといけない、
乗り切らないといけない」みないなことを思って
朝から疲れるような、そんな感覚でした。

何を、どう頑張ろうとしていたのか、
と聞かれると、言葉で説明するのは難しいのですが、

「とにかく疲れるまで自分を使わないといけない」。
そんなような感覚でした。

誰かに頑張れと言われているわけでもなく
何かを強制されているわけでもないのに、なぜか勝手に疲れている。

その時期の自分が家族や友人、
仕事仲間を含めた周囲の人から
どう見えていたのかは分かりません。

けれどこのような自分の状態を
誰かに話してみようという気にはなりませんでした。


もし当時の自分の状態、性質などを
知識のある人が客観的に見てくれていたら
何かアドバイスをくれたのかもしれません。

でもそれが到底意味のあることに思えなかったし
そもそも世の中には、
「生まれた時からもうどうにもならない状態」の人が多くいる中で

仕事があって、家があって、
寝る場所があって、食べ物があって
疲れる理由が全くない自分が疲れている現状を
認めることができませんでした。

「自分は、ただこじらせているだけ」と
自虐的に納得させることで「何か」を保つことが
自分にできるギリギリのことだった気がします。


当時、お付き合いしている人がいました。
自分はその人のことをとても大切に思っていたし
その人と一緒にいることに心底幸せを感じていたけれど

それと同時に言い表せない疲れも感じていました。
「自分は自分の役割をきちんと果たせているか」。
そんなようなことを気にしながら一緒にいたのかもしれません。

その人とお別れした時、
とても悲しいという気持ちと
「元に戻ってよかった」というような
自分でもよくわからない
安心感に似た気持ちになったのを覚えています。


この頃は、自分が純粋に楽しんでいるような時間は
何か見るべきものから目を逸らしているような
罪悪感のようなものを感じていました。

おかしな話に聞こえるかもしれませんが
だんだんと、この「疲れた感覚」から
抜け出したいとあまり思わなくなっていました。

何というか、「抜けるべきではない」と
思っていた気がします。

この状態が「本来の自分」であって
この状態が「自分の人生のベースだ」と
疑わなくなっていました。


山崎先生を見つけたのは、
ちょうどそんな頃でした。


初めて山崎先生に会った日に言われたことで
今日まで自分で自分に繰り返し伝えてきたことがあります。

「外部環境が自分に影響を与えるという思い込みを
ほとんどの人間が持っている」

「自分の記憶は自分ではない
そして、自分ではないものは全て変えることができる」


初めてそれらを聞いたとき、
私は正直あまりピンときませんでした。

というより正確にその時の感情を言葉にすると
ピンとくるこない以前に、

内心「私の記憶に、誰も簡単に触れてほしくないし
変えてほしくない」と思った気がします。


そんな感情から私のセミナーはスタートしました。

そこから今日までことを、
ここに言葉で全て表現することは
やっぱりできないのですが

私はセミナーを通して、
少しずつ、でも確実に「変化」していきました。


その変化を言葉にすると

自分というグチャグチャに絡まった
無数の糸クズのようなものが
一本ずつきれいに解けていくような

そんな、限りなく地道で、
でも確かな変化でした。


そんな変化を繰り返し体験する中で
たまに、その解けた糸の隙間から、

「自分がこれまでずっと見てきたはずの景色が
見たことのない光り方をしているのが見える瞬間」がありました。

それが見える度、怖いくらいに
「自分で自分の存在に満たされる」ようになりました。


そして、山崎先生のもとでNLPを学び出してから
1年ほど経ったある日
ちょうど長期のセミナーが終わりに近づいた頃でした。

たまたま母親とTVを見ていていたとき、
生活保護を受給できなかった人が
生活苦から自殺をしたという内容の事件が流れました。

そのことについて、私なりに思ったことを
母親に話していた時、母親が何の気なしにふと言った言葉で

今までとは全く違う「変化」が私に起きました。


「うちも似たようなもんだったけど、
頑張れば何とかなった」
その言葉を聞いた時、
本当に自分の中でガラガラと何かが外れた音がしました。


私の両親は私が子供の頃に破産をしました。

でも私は特に何不自由なく大人になりました。

学校にも行かせてもらって、
何なら習い事にも通わせてもらっていました。
小さい頃はピアノも習わせてもらって
自宅の古いアパートには
似つかわしくないピアノまでありました。

私は特に家のために働けとも言われず、
自分の好きなように生きたらいいと言われ
本当に自由な子供時代を過ごしました。

ただ、母親はずっと働いていました。


ほぼ休みなく毎日朝7時くらいに起きてから
夜中の3時ごろに帰ってくるまで
本当に、ずっと、働いていました。

恐らく15年以上そういう生活をしていたと思います。

そんな状況でも我が家は
「普通の家」としてまわっていて

それを「普通に見ている自分」がいました。


いつだったか、私が10代の頃、
いつも通り深夜3時ごろに
原付バイクで帰ってきた母親に
「これ、いい加減どうにかならんの?」と聞いた記憶があります。


彼女は「割と、どうにかなってるよ」と笑顔で答えました。

その言葉を聞いてから、私は母親の現状に、
家庭の状態に、何も言わなくなりました。

それまでもたまに、母親と
「この生活で病気にならないのがおかしいし、
これで早死にしなかったら辻褄が合わないね」
みたいな話を冗談半分ですることがありましたが、

何となく、その日から、
もし母親が早死にしても悲しまないようにしよう、

「自分は何もしなかったから、悲しむ権利はない」と思うようになりました。


彼女がもし自分の母親じゃなかったら、
父親以外の人と結婚して、
私以外の子供を産んでいたら
彼女の人生はどんなふうになっていただろう、

本当は彼女には本来得るべき
別の人生があったんじゃないか、と
子供の頃よく考えていました。


「自分の幸せは、
この人の不幸の上に成り立っているのではないか」
そう考えることをやめない自分に

NLPは、山崎先生は、
時間をかけて、一つの答えを与えてくれました。



この日、私の中で起きたことを
言葉にするのは非常に難しいのですが

この日から、私は母親の言葉を、
母親自身に聴くことができるようになりました。


「私に、ではなく彼女に聴く」。


それをしていくことで、少しずつ見えてきたものは
彼女自身が集めてきた、
彼女だけに見えているありのままの美しい景色でした。

それから今日まで
私は山崎先生のもとでNLPを学び続けています。

そしてこの先もずっと山崎先生が教え続ける限りは
彼の元で学び続けると決めています。

それは、自分が彼から学ぶことが
自分と自分の周囲にいる大切な人たちにとって
必要なことだと理解しているからです。


私は今、自分でも驚くほど幸せです。

こんな精神状態で過ごす日が来るなんて
7年前の自分は信じられませんでした。

そしてこの先自分に何があってもなくても
「幸せでいてよい」と理解しています。


山崎先生から最初に言われたことで
ずっと頭に残っている言葉があります。


「人は全く疑うことなく受け入れた言葉の通りに変化する。
だから、もし、健全な人間性でいる覚悟がないなら
NLPに限らず、人の心を扱うことを生業にするな」。


私は、自分を含めた人間の心を扱うことを
生業にすることに決め、
このセミナーを開催することにしました。

なぜなら、それがわたしの幸せであって
わたしの今すべきことだと確信しているからです。


「自分の幸せを幸せに思うことと、
自分以外の他者に、
世界に想いを馳せることは矛盾しない」と
わたしの大好きな作家が言っていました。

私は今、自分の幸せのために、生きています。


今回のセミナーは私にとって初めてのセミナーで、
正直どんな内容になるか自分でもまだわかりません。

でも、今の自分にできることを、
自分の全部を提供しようと思っています。


このタイミングでご遠がある方に
お会いできることを心から楽しみにしています。


拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
本当にありがとうございました。


セミナー概要・お申込み


◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌

皆さまこんにちは、小林美沙です🌸

来月𝟭𝟮月𝟮𝟯日(土曜日)に
𝗡𝗟𝗣(神経言語プログラミング)を軸とした
オンラインセミナーを開催することとなりましたのでお知らせさせていただきます☺️🫧

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー⁡
【テーマ】
来年こそは習慣化!とすでに決めているあなたへ
どうしても聞いてほしい「人間のお話」


【セミナー概要】
「人生が変わる」とは「習慣が変わる」こと。

誰もがどこかしらで
一度は耳にしたことがあるようなこのフレーズを
恐らく多くの人は「真理だろう」と素直に
受け止めているのではないでしょうか。

そしてその多くの人の中の
そのまた多くの人が続けて思うことも、
同じなのかもしれません。

「・・・でも、やっぱり難しい」。



例えばもし、夜中のネットサーフィンをやめ
毎朝早起きして資格取得のための勉強を続けることができれば、、、

例えばもし、遅くまでお酒を飲み過ぎることをやめ、
健康維持のためのランニングを続けることができれば、、、



自分が、常日頃良くないと感じながらも
やめられない習慣を手放し
良い習慣を手に入れることができれば

未来だけでなく、過去を含めた自分の人生が
どれだけ満たされたものになっていくのか、
どなたにとっても想像するのは
それほど難しいことではないように思います。



習慣には「行動習慣」と「思考習慣」があります。

上記の例は、行動習慣と呼ばれるもので
その行動習慣を自分の望むように変えるということは
つまり「自分の思い通りに生きる」ということ。


一度きりの人生、多くの人が
自分の思い通りに生きたいと
望んでいるのではないでしょうか。

自分の命を、いつか終わる身体を
自分自身が喜ぶように使いきりたいと
願っているのではないでしょうか。

わたしは心底そう思っています。

そしてその方法を模索し、学び、日々実践する過程で
わたしが「想いの通り」に行動した結果
このセミナーを開催することになりました。



行動習慣を変えるには、その背景にある頭の中の習慣
「思考習慣」を変えていくことが
とても大切なポイントになってきます。

今回のセミナーでは、この思考習慣のお話を中心に、
私が学んできた𝗡𝗟𝗣(神経言語プログラミング)についてのお話を交えながら習慣化に役立つ内容をわかりやすくお伝えしたいと思っています。

新たな年を迎えるこのタイミング、
どなたにとっても「思い通りに生きる」ための
ヒントになるような、そんなお話を提供できればと思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【日時】
12月23日(土)13時00分〜15時00分
*時間は変動する場合があります

【参加費用】
1000円(税込)
*セミナー開催初回記念価格

【参加方法】
ZOOMオンライン


◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌◌

𝗡𝗟𝗣オンラインセミナーの詳細・お申込みは
下記のURLをご覧ください✨🙏
HP✨https://www.maboroshicolor.com/⁡

このタイミングでご縁のある方と
お会い出来ることを
とてもたのしみにしております☺️🌸

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


𝗺𝗮𝗯𝗼𝗿𝗼𝘀𝗵𝗶 𝗰𝗼𝗹𝗼𝗿
小林美沙


いいなと思ったら応援しよう!