無目的主義は最高の幸福主義？

ニーチェでしたっけ、「事実は存在しない。あるのは解釈だけ。」と言ったのは？　とすると、過去も未来も存在せず、存在するのは今この瞬間だけ、それもこの瞬間の解釈のみとなるように思います。すると、長期的目的も意味もないとの仮定の元では、今を楽しむことがより大切になってくるように思います。美味しいとか、綺麗とか、その瞬間の幸福感だけが大切になってくる。一方で、その瞬間の幸福感を生む行動を反復して行いたいとなると、常に利己主義ではなく、社会と同調し、自己に危害がない（少ない）楽しみを重要視することも今と次の瞬間、しいては今後の「今」を幸福に過ごすキーのように思います。過去が全て本人の解釈であり、他者にも地球にも意味がないものだとするならば、「幸福な今」の積み重ねは幸福な解釈を残し、幸福な過去と人生を残すかとも思います。未来が今の積み重ねであるとして、今と今後の幸福感を大切にすれば訪れるのは、幸福な未来なのかな？

実際には、他者との関わりや関係、他者が今この瞬間の本人の幸福感を左右することもあるので、そういう意味では他者と交わること自体が生きることで生まれるプラスのエネルギーであり、それが周囲に伝播し未来の幸福感を増すものになるとすれば、長期的に形に残らずとも全ての生物も物体も意味があるのかもしれません。無目的社会には反した考えになるのでしょうか？でも、無目的でも結局は今の幸福を尊重することは自己破滅的行動を取らないことも包括していそうなので、結局は今の幸福感の積み重ねこそが幸福でそれの積み重ねが全人類的幸福なのかな？

なんとなく矛盾しているような気もしますが、どうでしょう？

皆さんも今を大切に生きてください😊

それは、即ち過去も未来も大切にしているように思います。