ICUでのクリスマスの思い出(白衣の天使part 2)
そういえば、忘れられないクリスマスがある。
ICUで、友達が大勢集まってこじんまりしたパーティーをした。皆んな大体が留学生で、多くの友人が母国に帰る前、ちょっと早めのクリスマスとして皆んなで集まった。
病院のロビーにピザの出前を頼んで、お見舞いの友達と別の国からわざわざお見舞いに来てくれた家族が取りに行って。
ハハ、なんかの行き違いで、トッピング追加したつもりが、自分でトッピングできる巨大ピザ一枚とサラミピザ一枚が両方別々に来てね🤣🤣🤣
巨大ピザには、追加のつもりのトッピングしか乗ってなくて🤣
元々のピザは普通サイズで、元々のトッピング以外乗ってなくて😆
そういや、私とメキシコの友達は2つのピザをサンドイッチみたいに両方の具が中心にくるようにサンドして理想の具が全部あるピザにしたっけ。
むちゃくちゃ美味かったなー
楽しかったな〜
結構長くICUにいたからな〜。
しかし、何故ICU個室という重症患者しかいない場で、こんなパーティーができたのだろうか?
一つは、ICU兼HCUだったから?
ちょっと、別のエピソードがある。
一人小学生の息子さんがいる看護師さんが担当の時、たまに車椅子に移らせてくれて、一切感知なしで30分の完全にフリーな時間をくれた。
その時、室内に持ち込んだバスケットボールを投げて、服を入れるゴミ箱じみたバスケットをバスケットボールのバスケットに見立てて投げたり、ボールをついたり、壁に投げたり、自由に車椅子で室内を移動したり。
最初は必要性が分からなかったが、その30分の魔法の時間が終わると、結構爽快感に満たされた。
人って、どんな状況でも休息が必要だ。
必要な安静でも、モニターでも、なんでも、解放されることの大切さを実感した。(モニターは着けてたっけ?)
随分と色々多めに見てくれてたのかな?
ICUは、病棟に入る時にインターフォンを押して入り、二重扉のいずれもを誰かに入れてもらう必要がある。この関門のバイパス方法は、ネットなので伏せておこうと思う。
話はXmasに戻る。
実は誰にも許可取らずにパーティーは実行したから、気が付かれなかったのかな?
(阻止されるまではやるつもりで🤣)
ただ、この日にナースステーション(詰所)付近のクリスマスツリーで写真を撮っている。些細なことでも脈が爆上がりして、モニターアラームが鳴り響く。おそらくは、目を瞑ってくれたと予想している。
最高の一日になった。忘れられない。
その数日後、敗血症になったんだけど……
あの時友達が皆んな集まって、ハメを外した事が…… 影響していないことを願う……
母が来たのは、クリスマスイブ。
母を同室に泊まらせてくれて、クリスマスオーナメントはICUの個室に飾ってね。
結構危機的な面もあったけど、忘れられない素晴らしい思い出になった。
クリスマスを外や家で祝えない時もある。大切な人と祝えない時もある……
けど、自分のいるところに引き寄せるのも手だと思う。
今年はコロナだから厳しいところもあるかな?本当、コロナね……
けど、オンラインで教会のミサくらいは聴きたいなー。
今年はクリスマスを祝えない人もいると思う。でも、今年を乗り切れば、来年こそはクリスマスを祝えるだろう💕そう信じている。
この素晴らしい季節に、昔の記憶という素晴らしいクリスマスプレゼントを噛み締めて…
Merry Christmas!!♬♪♫🎺🎻🎄⛪️
↓サクッと検索したクリスマスミサのリンクをいくつか添付します。↓