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舞台俳優オタク。小説も時たま書く。医学もちょこっと。

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SHONIN / マッシュル-MASHLE-THE STAGE 2.5感想

 マッシュル -MASHLE- THE STAGE 2.5  絶賛上演中の舞台、通称マシュステ。去年の夏に第一弾を観に行って、原作を全て読み、そして今年めでたく第二弾を観劇中である。明らかに一作目よりパワーアップしている……。  漫画のコマが開いた先に、キャラクターがいる。そしてお話が始まる。様々な巧みな演出で第四の壁がバキバキに壊され、漫画の世界に入り込める。  そんな素晴らしく楽しい2.5次元体験ができる舞台マッシュルについて、思い出が色褪せないうちに書き連ねていきたい

    • 祝いと感謝の祭り/ミュージカル『刀剣乱舞』乱舞音曲祭 祝玖寿

      ミュージカル『刀剣乱舞』祝玖寿 乱舞音曲祭 忙しい時期を脱したのでまずは愛知公演から参加してきた。 それぞれの個性が表れたジャケットの正装新衣装に軽装にとビジュアル面でも満足し、陸奥や花影など最近楽しんだ思い出のある楽曲が含まれたセットリストにも大満足だった。 九周年の祝いでありつつ、審神者への感謝というものを歌詞や振りから感じるところも多かった。 花道囲い席は開幕当初いろいろと言われていたが、花道外のお客さんはほぼ見えず、空間が狭く人数が少ないのでプライベートなボックス

      • 10年に一度のお祭り/ネルフェス2024感想

         ネルケプランニングが手掛けた作品が大集結するネルフェス2024に参加してきた。  大好きな作品、名前だけ知っている作品、全く知らなかった作品、その全てを堪能できた。改めて既知作品の良さを感じるとともに、新しい出会いも生まれる素敵なフェスだった。  しかしこのフェス、10年おきの開催らしい。オリンピックよりも、万博よりも、間隔が長い。  身近な資格や免許の更新は5年おき。10年も空くものって想像できない。どれくらいなんだろう??? もう3〜4年おきにやってほしいくらいだ。

        • 夢/刀ステ心伝つけたり奇譚の走馬灯

          舞台「刀剣乱舞」シリーズの特命調査、慶応甲府。 大きな建物のような舞台装置を人力で回しながら、刀剣男士たちが縦横無尽に走りながら殺陣をする臨場感がとてつもなく、現地で生で見ることで真価が発揮される演劇だった。 また演出についても場面切り替えを古典的な方法、たとえば役者が板の後ろに隠れた瞬間、別の場面にいる役者が一瞬も間をおかずに飛び出してくるなどで表現していて舞台の良さが十分に浴びられた。 筋書きは、終始、愛と物語(フィクション)についてのお話だった。 メンバーの逸話の特殊

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          耽美に癒されて/Butlers'歌劇 悪魔執事と黒い猫

          Butlers'歌劇「悪魔執事と黒い猫」、通称あくステ。 舞台化が発表されてからあくねこを始め、そんなにキャラクターにも詳しくない状態で観劇した。 だからかもしれないが、原作の再現度やキャストの芝居の良さの前に凄まじく耽美な世界観(演出)に圧倒され、まんまと引き込まれた。 舞台後方のステンドグラスはプロジェクションマッピングによって怪しく光る。 デビルズパレスを再現するための、荘厳で退廃的な二階建て(かなりの高さ)のセット。 パイプオルガンが奏でる独特な調子の曲。 その全て

          耽美に癒されて/Butlers'歌劇 悪魔執事と黒い猫

          ババンザイとはいかない乱世で/忍ミュ第14弾感想

          ミュージカル「忍たま乱太郎」第14弾 五年生!対六年生!〜お宝を探し出せ!!〜  初忍ミュ。  初Gロッソ。とにかく近かったです! 最前列の近さがあり得ない、想像を絶するレベルでした。  客席と舞台が同じ高さなので目の前に立たれると気まずいくらいには完全に対面します。会場は急な傾斜がついていて端でもほぼ壁の席がなく、どこからでも観やすいいい劇場でした。ただ尻は終わります。  カーテンコールの客降りハイタッチ、アフタートーク、写真撮影タイムもあり非常に楽しかったです。ハイタッ

          ババンザイとはいかない乱世で/忍ミュ第14弾感想

          一蓮托生/刀ミュ陸奥一蓮感想

          刀ミュ出演経験のあるキャストで固められた本作「ミュージカル刀剣乱舞 陸奥一蓮」 実力故の迫力や脚本の面白さなど相まって楽しい公演期間を過ごさせてもらっています。 だって、一蓮托生ゲーム!? 何です??って思いました。内容が面白いのはそれはそうなんですが… 一蓮托生というのは仏教的に同じ蓮の上に生まれ変わるという教えから来ているそうで…… はてさて、1部では花の半座を分かち合いたい(分かち合っていたのに)と歌うシーンがありますが……一蓮托生ゲームってそういうやつですか?2部ナ

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          貴族してまいりました/オモコロデスゲーム

          賭け事やデスゲームをテーマにした漫画で金持ちが人同士の闘争を娯楽にする設定。よくあるやつ。 今回、そんな下衆な体験できるということで、オモコロのライターたちが生死をかけて醜く争うデスゲームの観覧に参加してきた。 気分は金持ち。 叫ぶ永田さんを見て手叩きながらゲラゲラ笑っちゃうぞ〜と気合い十分。 さらに金持ち感を高めるため会場に向かう前に百貨店に寄って気持ちも作ってきた。 さて、会場は都内某所。座席は整理番号順でなんと最前列。 会場内は(上演中以外)撮影OKでぬるっとした

          貴族してまいりました/オモコロデスゲーム

          私のシェイクスピア/オデッサ感想

          三谷幸喜さんの最新作、Odessa(オデッサ)を観た。本当に本当に三谷幸喜さんは大好きな脚本家で、最速先行の頃から心待ちにしていた。 結論、めちゃくちゃ面白かった。三谷幸喜らしい言葉遊びの笑いが随所に散りばめられていた。彼の作品の笑いは初見を必要としない完成度ではあるが、なるべく洒落についてはネタバレを控えたいと思う。 舞台はオデッサ。 英語話者のアメリカ人女性警部、日本語話者の男性容疑者、その二人の通訳として呼ばれたバイリンガルの青年、3人が織りなす言語喜劇である。 通

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          2.5次元原初の浪漫/舞台「呪術廻戦」感想

          漫画のコマを眺めるキャラクターたち。 キャラクターが漫画から飛び出して、目の前にいる。その喜びと期待を感じたのはいつぶりだろう。2.5次元化が当たり前になりすぎて、久しく忘れていた気がする。 舞台「呪術廻戦」京都姉妹校交流会・起首雷同。 前作は未観劇なので比較してどうかということは申し上げられないが、はっきりと楽しかった。 まず印象に強くのこっているのはさまざまな演出。舞台上の床は後ろ半分に傾斜がつけられており、役者が駆け上ったり飛ばされたり滑ったりと現実の屋内をうまく呪

          2.5次元原初の浪漫/舞台「呪術廻戦」感想

          生きてるやつが勝ちなんだ/舞台鬼滅の刃 感想

          舞台「鬼滅の刃」遊郭潜入を観劇する日々。ひとまず全体を把握したので感想をまとめようと思う。ある程度のネタバレはあるので何も知らずに観たい方はご注意ください。 千秋楽は12月10日です。まだ間に合うので是非。配信も是非。 全体として戦闘が多く、ちょっとしたギャグシーンやキャラクターとしての見せ場(俳優の良さを売り込めるような見せ場)もあり、子供から大人まで楽しめる舞台だった。原作も好きな身として、ここはいただけないなあと思うようなところはない。どころかきちんと作中の主題である

          生きてるやつが勝ちなんだ/舞台鬼滅の刃 感想

          これがテニスか〜新テニミュ3rd感想

          グローバリゼーションの境目に存在する舞台。 サーステ。ついにテニミュデビューである。 私の中のテニプリ知識といえば増田さんが出演されていた頃の立海戦のみだ。 知っていること。 テニス選手は五感を奪えるらしい、跡部が人気、デカ過ぎんだろ…… と、初見も初見。 何も分からないまま行って、劇中でも「なんて???」ということは多々あったがとにかく面白かった。当たり前かもしれないがイメージより洗練されていて今風で、キャストも時の2.5らしくキラキラしたアイドルのような風体だっ

          これがテニスか〜新テニミュ3rd感想

          すえひろがり感想

          ミュージカル刀剣乱舞㊇乱舞野外祭に参加した。山梨までバスで泊まりがけという体力的なきつさはあったが、それを考慮してか、内容としてはお釣りがくる楽しさだった。 総評★★★★★★★★☆☆ というのも、コニファーフォレストの広さやミニステージ、フロートの多さなどから完全にDDを決め込んで参加したからというのが大きいと思われる。 通路でかつミニステージ最前、それもミニステージに上るための階段が目の前にあったので、走り始めもしくは走り終わりで余裕のあるキャストたちが目の前と真横ギ

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          エーステAct.2夏2023感想

          演出の妙、夏単感想 総評★★★★★☆☆☆☆☆ エーステから半年ほど離れていたので久々の観劇だった。 今回前半は一成主演、後半椋主演の構成。 起承転結の要として一成は主演作品と芸術留学(3ヶ月)のどちらを取るかを悩み、椋は王子様になりたいという夢を持ちながら過去の経験や自己肯定感の低さに自分が迷惑をかけてしまうのではと苦悩する。 夏らしい青く若々しい悩みとそれを乗り越える友情が描かれている。怪我という点については乗り越えるも何もないが、椋の心情を揺さぶり過去に部活を辞めざる

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          ミュージカルNeo Doll感想

          近未来SFなミュージカル「Neo Doll」 総評★★★★★☆☆☆☆☆ オールフィーメイルによる舞台を観るのは舞台刀剣乱舞の禺伝以来2回目である。 女性客が9割を占めるオールメイルの舞台を観に行くことが多いため、勝手にファン層は男性が多いのかなと思っていたが全くそんなことはなかった。宝塚の方もいらっしゃったのでその影響もあるのかもしれないが、性別問わず好かれる女性の方が多いのだなと思った。 観に行ったきっかけはやはり女性メインの舞台で、かつ運営側もそれを意識していたという

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          何千年前からとうもろこしはあの形

           古代メキシコ展(マヤ、アステカ、テオティワカン)@東京国立博物館に赴いた。  友人に「どこに行きたい?」と候補を提示された際に聞き覚えがあり、これTwitter(現 X )で見たやつだ!行きたい!と思い選択した。SNSの影響は確実に大きい。  FGOというアプリゲームで古代メキシコゆかりのストーリーやキャラクターが新展開されたこともあり周囲で話題になっていた……のかと思いきやしっかりコラボしていて話題になっていたようだ。  グッズを見てみようかと思ったがレジで直接選ぶ

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