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ナチスが最初に共産主義者を攻撃したとき 〜マルティン・ニーメラー牧師の警句〜

九條です。

世界的に有名なスピーチ(警句)を…。

ドイツの神学者で、ヘッセン・ナッサウ福音主義教会(ルター派)の牧師であった、マルティン・二ーメラー氏(1892〜1984年)のスピーチをご紹介いたします。

世界的には、主義主張・思想信条に関わりなく、多くの人たちの間で大切にされている警句ですが、日本ではなぜか、左派の人たちに偏って盛んに語られています。

日本においても、主義主張・思想信条に関わりなく、とても大切な警句だと思う今日この頃です。^_^


【原文(ドイツ語)】
"Als die Nazis die Kommunisten holten....."

Als die Nazis die Kommunisten holten,
habe ich geschwiegen,
ich war ja kein Kommunist.

Als sie die Sozialdemokraten einsperrten,
habe ich geschwiegen,
ich war ja kein Sozialdemokrat.

Als sie die Gewerkschafter holten,
habe ich geschwiegen,
ich war ja kein Gewerkschafter.

Als sie mich holten,
gab es keinen mehr,
der protestieren konnte.

(Zitat Martin Niemöllers)

【日本語訳】
『ナチスが最初に共産主義者を攻撃したとき』

ナチスが共産主義者を連れ去ったとき、
私は声をあげなかった。
私は共産主義者ではなかったから。

彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、
私は声をあげなかった。
私は社会民主主義者ではなかったから。

彼らが労働組合員らを連れ去ったとき、
私は声をあげなかった。
私は労働組合員ではなかったから。

彼らが私を連れ去りに来たとき、
私のために声をあげてくれる人は、
もう誰もいなかった。

(マルティン・ニーメラー牧師の言葉)


【引用元サイト】
※ドイツ語です
"Als die Nazis die Kommunisten holten..…"
Martin Niemöller Stiftung(マルティン・ニーメラー財団)


もちろん、私は私なりの主義主張や思想信条(どちらかといえば中道保守的)、そして信仰や信念などを持っています。

けれども、それが唯一絶対の正義だなどとは、微塵にも思っていません。^_^


©2024 九條正博(Masahiro Kujoh)
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