Memento Mori
Memento Mori ー 死を想え ー
久しぶりの投稿ですのに、
不穏な始め方で恐れ入ります…
私ではないので そこは心配御無用なのですが
身近な人が 最近
突然命の危険に見舞われ、
驚きや心配、不安が続き、
自分の記事の文章を書くことも
みなさんの記事を落ち着いて読むことも、
しばらく出来ずにいました。
その人が
命の危機を脱して 状態が良くなり、
家に戻って
その後 仕事にも戻れたので、
やっと 一息ついたところです。
病気や事故は 自分のコントロールの及ばないところから来る時もあるけれど
自分が気をつけていれば ある程度
避けられるものもある。
生活の不摂生や 食生活を
自分を甘やかさずに 律するなどして。
特に
養うべき家族や、
影響を及ぼす大切な事や、人がいる場合には
〈 大人としての責任 〉というものは
自らの健康状態にも求められるから
ホントに
「大人になんてなるものじゃないなー」
なんて 気楽に思うかもしれないけど、
甘えてんじゃねーよ。
大人になるにつれ おまえが手にした
選択や行動の自由には、
その結果に対する責任 (ある程度までの)
っていうものも
背負う覚悟が必要なんだぞ、わかってんのか?
…といった文句も その人(ぶっちゃけると弟💦)
に言いましたが、
それも
ほんっとうに
真剣に深刻に、たくさん心配したあとで
最悪の事態が回避ができて
笑顔で帰宅出来たがゆえの、
「もおぉー!驚かさないでよねっ💢」
という安心感から出た物言いで、
過ぎてみれば今は
ある種の 笑い話になってくれたので、
少なくとも今回は
無事でよかったね、といったところです。
自分自身も、似たような
命を失いかける心配を
人にさせてしまったことがあるから
(私の場合は先天性の病気や、もらい事故ですが)
あまり偉そうには言えないのだけれど
人って 案外簡単に死ぬものだと思うから
(↑すみません、既にご存知の方も多いかと思いますが
私って〈「非」常識的な内容〉を
しれっと さらっと 書く時があります。
誰かを不快にしたい等の悪気は全くないのですが
ただ、まぁ、そういう奴なんだとご認識ください。
それに、逆に
人ってそう易々とは死なないものだな…
と感じる時もありますよ♪
…こんな感じですので ^^;
皆様方には どうか心臓発作など起こされませぬよう
私の記事には
お心を強く持って、今後もおつきあいくださいませ)
自分のことは 別にどうでもいいけれど
人のことは その時に可能な限り
心を尽くしたり 気遣ってあげて
私の方に心残りや後悔が出ないようにしたい、
と思って生きてます。
というわけで
『memento mori』という言葉が
久しぶりに脳裡に甦ってきた一件でしたが
皆様にとっても
有益なreminderとなれば と思い、
シェアしておくことにしました。
とくに そこそこの年齢のかたは
もう昔と同じ身体ではないのだから
あまり過信をせずに、
すこしストイック気味な節制と
自分に対し思いやりを持った気遣いをして、
ご自分の心身が
健やかで、晴れやかな状態で
日々をお過ごしになれますよう、
お互い
頑張っていきましょう♪
それはそうと
全く別件なのですが
私の記事の中で
Andrea Bocelliさんの音楽紹介記事も
ずっと 毎週
途切れることなくアクセスされ続けているので
(音楽記事のアクセス数首位は
言わずもがな、『i do』の記事ですけど)
きっと興味を持つ方々がいるのでは、と思うのと
単に 良い映画でもあったので
こちらの動画をご紹介させてください。
Bocelliさんご自身が書かれた伝記を
映像化した作品だそうです。
昨日おすすめに上がってきましたので
私はすぐに視聴して、
《期間限定》と書いてあるので、
みなさんにもすぐに
ご紹介しようと思いました。
ここからは、思い出話。
私が彼の歌声を初めて聴いたのは、
1997年、『Con Te Partirò』だった。
イタリアへの最初の留学中で、
ラジオや、テレビや、店先から流れてくる音楽として
よく耳にした。
すてきな曲だな と感じてはいたけれど
その時は
それが誰の歌で、
どんなタイトルかさえもわからなかった。
まだイタリア語の聞き取りもままならず、
誰に何と質問すれば良いのかも
ぜんぜんわからなかったから。
その翌年、1998年に
フランス、パリに移動し
そこでも語学を学んだあと、
日本に帰国する前に
fnacで
〈今年のヒット曲のコンピレーションアルバム〉
というCDを売っていたので、
この留学 というか
この時期の、私の人生の思い出に
と、買い求めた。
そのCDに偶然
『Con Te Partirò』も収録されていた。
イタリア同様、フランスでもこの曲は愛され、
聴かれていたのだろう。
CDの最後の収録曲で
あのイントロが聞こえてきた時
「あ、あの曲だ!」とびっくりして、
同時に 心が弾んで、
嬉しさで胸がドキドキしたことを憶えている。
私は偶然にもそのCDを手にしたおかげで
初めて、
その歌声の主の名前と
その歌のタイトルを知ることが出来、
以後 折に触れ
この芸術家の音楽を探し求め、
耳にするようになっていった…
いまでも大好きな芸術家のひとりで、
アーティストご自身については
イタリアに住んでいた時に
大まかなことは聞いてはいたけど
(トスカーナ出身なんだよ、とか)
プライベートの詳しいお話は まるで知らなかった。
なので
この映画を とても興味深く観て、
感動したのでした。
もし 心が惹かれるなら
どうぞみなさんもご覧になってみてください。
(日本語字幕つきです)
それではまた。