身体は自分で変えられる、ってほんと? 試行錯誤の2年間。
いつものように、ピラティスのジムから帰ろうとした時、
インストラクターさんに言われた言葉。
「いつもニコニコですね!」
照れてしまい、えへっ、と笑うという
変な返ししかできなかったけど、
そのくらいびっくりしてしまった。
あれだけ体調が悪かった自分。
いつも頭痛に耐えてシンドい顔ばかりしていたはずなのに、いつもニコニコと言われる位になるなんて、信じられない。
ここまでこつこつ登ってきた道のり、
がんばってきたなぁ、と
じわじわ嬉しい気持ちになった。
思い返せば2年前。
更年期なのかPMSなのかストレスなのかよくわからないまま、体調が悪すぎた私は、2022年1月の手帳に自分の不調を書き出していた。
・頭が痛い、側頭部と後頭部の首のつけね。
・左胸の骨のところが痛む。
・足の裏、右腰、右のすねが痛くて、通勤で歩くのが辛い。
・体がだるくて、仮眠しないと家事ができない。
とまぁ、あげるときりがない感じで、
体はボロボロのバッキバキだった。
どうにもこうにもしんどくなると、
マッサージに行って一時的に楽になり、
自分をなんとかごまかしていた。
しかし、ある時、
"身体は自分で変えられる"というような本を読んで衝撃をうけた。
身体こそが1番どうにもならないと思っていたのに、
身体こそ変えられる、って、ほんと??
それから模索の日々が始まりました。
まず公民館でヨガを始めました。
これはこれでとても良かったし、先生も優しくて好きだったのですが、
週1でヨガをするくらいでは体の不調は何も変わらず。
もっと体を動かしたほうがいいのかな?と思い、
同じ施設でピラティスを追加して様子見。
すると、ハードなレッスンなのに
身体がなんだか気持ちよくなるのか、
いつもレッスンが終わるとテンション高く帰宅し、
リモートワーク中の夫に「楽しそうでいいねぇ」と言われる。
その言葉で、自分にはピラティスが合っているのかも?と思った私は
ピラティス専門のスタジオに入会、
これが昨年6月。
最初はフリーでたくさん通っていたけれど、
結構お金もかかるし、日々が慌ただしくなり
ペースを週1におとした時期もありました。
しかし、週1に減らすと、首肩の痛みがとれにくかったり、ぎっくり腰になったりで、整体に通わないとならなくなり、
多少慌ただしくてもピラティスを頻度高く通ったほうが毎日を快適に過ごせると実感し、
ピラティスの頻度をあげ、仕事以外の日は基本行くように頑張り始めました。
そして、スタジオに行けなかったある日。
オンラインでレッスンに参加した際、
偶然すごい先生に出会うことに。
この先生は身体のことにとても詳しく、
そして伝え方も例えが秀逸でわかりやすく、
1時間のレッスンが楽しくてあっという間。
レッスンでは、筋肉のつながりを意識して鍛えることですっきりと身体が整う感覚があり、先生に習い始めてから、ぐっと体幹がぶれにくくなりました。
何より楽しくて、終わったあとはすっきり!
あまりにもお尻の筋肉を使えてなくて、
「お尻が高級座布団になってるよ!」という厳しめのご指摘を受けつつ、
(お肉がクッション的に付いてるだけ。ぶ厚めなので、高級・・・笑)
一生懸命通っております。
そして2024年8月現在、
体調は絶好調、とまではいかないけれど、
たまに肩こり、腰痛はあるものの、ほぼ元気。
そして、いつもニコニコとまで言われるようになるなんて。
信じられない、嬉しい!!
一足飛びとはいかないけれど
薄皮をはぐように
少しづつ、少しづつ、身体が整ってきて、
毎日心地よく過ごせている。
ヨガの先生、
ピラティスの先生、
整体の先生、
マッサージ師のお姉さん。
たくさんの人のお力を借りて、2年たった今、心地よい身体になれたことに感謝しかない。
そして、ここにきて思うのは、
辛い時、
一人ぼっちで自分を整えなくていい、
たくさんの人の力を借りていいということ。
あちこちに助けてと手を伸ばして、本当に良かった。
確かに、身体は変えられる。
でもそのスピードは思っていたよりだいぶゆっくりだ。
気づけば山登りのように、一歩一歩の積み重ねで
素晴らしいところまで来れたから、
目の前をただひたすら一歩一歩なんだなぁ、と思う。
からだとこころはつながってる。
ニコニコご機嫌にすごせたら、
きっと自分も周りの人も嬉しいから、
今日も、ちょっとだけ、身体を整えてきます。
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