なぜお菓子屋さんがマレーシアの記事を書いてるの?
こんにちは。
いつもお越しくださり、ありがとうございます。
今日はWicked Bakingとして活動しているお菓子屋さんがなぜ、このブログのはじめの方でマレーシアの記事を書いてるの?と疑問に思っている方のために、これまでの経緯を書かせていただきたいと思います。
前回はWicked Bakingのお菓子販売の3月の営業日のお知らせ記事を書かせていただいておりますので、よろしければこちらもどうぞ。
マレーシア移住
現在、日本に戻り、Wicked Bakingという名前でお菓子屋さんをしています。
清澄白河・森下駅から徒歩4分くらいのところに位置するシェアキッチンでほぼ毎週月曜日と月に一度土曜日にお店をオープンしています(営業日はカレンダーでご確認くださいね)。
こちらがお菓子販売が始まる経緯について書いておりますので、よろしければどうぞ。
2023年、9月に日本に帰国するまでの1年半ほど、マレーシアで暮らしていました。
マレーシアのことは、実際に住むまではほとんどどんな国か知りませんでしたが、住んでみて初めて、マレーシアがとてもおもしろく、住みやすく(日本人にとってはかもしれません)、食べものが本当に美味しい国だ!ということを知り、大好きになりました。
今でも大好きな国です。
マレーシア時代、日々感じていることや、マレーシアに住んでみないとわからないことなどを記事として残していました。
そのために今もこのブログの初めの方にはマレーシアの記事たちがたくさん存在しています。
ところでマレーシアってどんなところ?
マレーシアは、日本とは大きく異なる文化や宗教を持った国。
国民はムスリム教を信仰するマレーシア人、そして中華系マレーシア人、インド系マレーシア人という大きく分けて3種類の民族で構成されています。
マレーシアについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
マレーシアから受けた影響
お菓子を作る仕事をしている今、やはりマレーシアでのあらゆる経験がわたしの中に生きています。
例えば、食材。
現地で食べた美味しいもの、(いい意味で)いい加減なところ、近隣諸国に旅に出て出会った食材たち、スパイス。
これらは大きくわたしに影響を与え、そして今もわたしの内側に息づいています。
いい加減〜♪
食べものたちが与えてくれた食の経験や豊かさは言わずもがなですが、マレーシアで衝撃的だったのは「いい加減さ」。
いい加減の記事はこちら。笑
これが真面目すぎて生きづらかった、完璧主義だったわたしには有り難かったです。笑
例えば、お店のケーキのショーケース。
けっこう有名店でもよくみると塗られたクリームがぐちゃぐちゃだったり、テイクアウト時の包装はケーキ箱にそのまま、敷紙やフィルムなしでケーキをボンっと乗せてフタを閉めただけ、とか。
自分でそうしたいかというとそうではない気がしますが、「あーこれでもいいんだ」「たぶん、この人たちはそんな小さいことは気にしてないんだな」と思わせてくれました。
スパイス
前述の通り、インド系マレーシア人も多く住むマレーシア。
現地でたくさんのインド料理を味わいました。もちろんチャイも。
小さなインド人街があり、大容量のスパイスも簡単に手に入ります。
ちなみにわたしたちからすると、カレー味の食べ物はすべて「カレー」という認識ですが、インドの人たちからすると「マサラ」というスパイスミックスが料理ごとにあって、それを使い分けています。
彼らにとってはシチュー状のものはカレーだけど、野菜がカレー味(マサラ)で炒めてあるのは「サブジ」とか。
Wicked Bakingでお出ししているスパイシーベジタブルキッシュも「マサラ」を使用してますので、味わってみたい方はぜひお試しくださいね。
過去記事、インド料理、カレーが大好きな方はこちらを♡
インド系マレーシア料理のナンバーワン。
上記はマレーシアとインドのミックス(これがどちらかというとマレーシア)という感じですが本格インドレストラン4選はこちら!!!!
そんなわけで。
今、お店で出している商品たちも現地でいただいた影響が現れているかと思います。
わたしのお菓子のベースは製菓学校で習った洋菓子の技術ですが、その後世界を回ったり、マレーシアで暮らした時間が融合されているんだと感じています。
みなさん、どうか自分を楽しんでくださいね。
本日もお越しいただき、どうもありがとうございました。
いつも読んでいただいてありがとうございます。 頂いたサポートはマレーシアの美味しいものたちを紹介するために使わせて頂き「美味しい循環」としてみなさんに情報として還元させていただきますね♡