光に向かって歩いていく
花が咲けば嬉しいが
実らずに枯れてしまう事だってある
理解していても受け入れるには
なかなか難しい話だ
悲しくて泣く事だって
恥ずかしい事じゃない
願っても届かなくても
望んだって良いじゃないか
誰もがみな幸せになりたいのに
僕だけが幸せを諦めるだなんて
おかしな話なのだから
綺麗に咲き誇る花を僕はこの目で見たい
温もりに触れたい
心に描く理想の未来には
一面に咲き乱れる花畑に
君が居て僕に向かって
手を振っている
駆けていけば
君の胸には小さな赤子が
居て笑っていてくれるんだ
そんな夢を見る
叶えば良いなあ
叶って欲しいなあ
泣いてばかりいる夜が
いつか明けた頃に
僕はまた立ち上がって
朝陽を見上げるとしよう
光に向かって歩いていく