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雨の子守唄

渦巻き垂れ込み

ついには耐え切れず

降り注ぐ大量の雨粒

夜の色

見えない音は

ガラス窓を通じて

冷たさは肌身の記憶から

傘は意味をなさず

体を丸めて

受け入れるしかない

聞き入る雨の子守唄

今宵はびしょ濡れ

雨粒に抱かれて夢を見る

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