車窓から見える富士山
列車にゆらゆら
揺すられている間に
窓の向こうには
雄々しい富士山の姿
見えた瞬間に感動して写真を
撮ってしまうおのぼりさん
寂しさも感じつつも
ワクワクも多少なりに
心は浮き足
目線は窓の外
お腹が空いたお昼時
泳ぎ流れる景色の一端を
齧る様に眺めながら
酔いにも似た気だるさを
胸の内に感じながら
走る新幹線に身を任せて
曇り空の下を駆けていく
次の停車駅を告げる
アナウンス
小田原まではまだまだ先
次は新富士に停車
旅はまだまだ始まったばかり
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