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【あがり症】恐怖突入する日の朝、通勤電車の中で読んだ本

大阪で
「あがっていい!お話練習会」を主催している、
ロン毛です。


今から遡ること5年前。


私は、職場の異動を機に、

人前で話すことから逃げない
腹をくくりました。


その時から、

自分が最も恐れていた
「人前で話す」ことへの挑戦がスタートします。


今回は、当時、
そんな私の背中を押してくれた本を紹介します!


恐怖に突入する


「恐怖突入」という言葉をご存知ですか?


これは、森田療法を創った、
「森田正馬」の言葉だそうです。

不安が異様にふくらみ、身動きできなくなる場合もあるでしょう。極限の不安の前で立ちすくみたくなるときだってあるでしょう。

そのときは、不安と恐怖のなかに突入するしかありません。これが、正馬が「不安常住」とともに口すっぱく言い続けた「恐怖突入」です。

生きる力 森田正馬の15の提言(P149)
/帚木蓬生


あがり症の方にとって、
人前で話すことは苦痛の極み。


人前に立つことを考えただけで
身体反応に襲われ、

そこから生まれる恐怖や不安の感情、
否定的な思考に、

気持ちが打ち砕かれそうになります。



「恐怖突入」とは、

そんな恐怖や不安、苦痛をすべて引き受けて、
エイヤッとばかりに恐怖場面に臨む。



そういったイメージです。



当時、「恐怖突入」という言葉を知った私は、

まさに自分が
それをやっていることに気付かされました。


恐怖突入は容易ではない


とは言え、
恐怖突入なんてそう簡単にできるもんやない。


なぜなら、当時は、
自分の身体に対する信頼感が全く無かったから。


過去にトラウマを負った時のように
再び身体のコントロールを失い、

その様子を人に見られたらどうしよう
という思考に襲われ、

逃げ出したくなる。



しかし、仕事は社員研修の講師です。


人前で話さないと成立しない。


当然、逃げることなんてできない。
(会社を辞めれば別だが、、、)



そんなさなか、
私の背中を押してくれた本があります。


それがこちらの2冊。

当時貼った付箋の箇所を見ると、懐かしさを覚えます。


右が、日本のあがり症界の
トップランナーである佐藤たけはるさんの
あがり症は治さなくていい」。


左が、帚木蓬生さんの
生きる力 森田正馬の15の提言」です。


恐怖突入を後押ししてくれた本


当時、この2冊の本は、
常に通勤カバンの中に入れて持ち歩いていました。



そして、「恐怖突入」する日の朝、

通勤電車の中で何度も何度も読み返し、
自分を奮い立たせました。



この本には、

逃げ出したくなる気持ちを奮い立たせる言葉や、
背中を押してくれる言葉が

たくさん書いています。



それらを読んで、言葉の力を味方につける。



私は、そうしたことで
恐怖突入し続けることが出来たと思っています。



今振り返っても、
この本にはお世話になったなぁ、、、(しみじみ)



ということで、恐怖突入を前にして、

怖気付いてしまいそうな方、
心が折れてしまいそうな方は、

ぜひ手にとって読んでみて下さい。


背中を押してもらえるかも知れませんよ!

(そして、ゆくゆくは、
 恐怖突入特攻隊長になれるかも知れません!笑)


最後に宣伝です


2月の
「あがっていい!お話練習会」の開催案内です。


◆開催日時:2/9(日)14:00〜16:30
      2/23(日)14:00〜16:30
◆場所  :大阪梅田


参加希望の方は、
以下のサイトよりご応募くださいね!


★2月9日(日)開催分↓↓↓


★2月23日(日)開催分↓↓↓



私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
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