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人が働く5つの動機について。〜 あなたはどれに当てはまりますか? 〜
皆さんは、どのようなことをモチベーションとして仕事をしていますか?
お金を稼ぐこと
上司や同僚に認めてもらうこと
自分のスキルや能力を高めること
働くモチベーションは、人によって異なり、正解はありません。
その中でも働く動機は、"5つの段階"があると言われています。
今回は"5つの働く動機"について紹介していきます。
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⚫︎5つの働く動機
人には、5つの働く動機として、「①お金」、「②承認」「③成長」「④貢献」「⑤使命」があると言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1713223587880-GSiRof54Cb.png?width=1200)
縦軸は、「自分の利益が優先かor他人の利益が優先か」を表し、横軸は、「自ら望んで働くかor周りから与えられて働くか」を表しています。
それぞれの意味はこちらです。
・利他的動機:他人の利益を第一で、他人が満足すれば、自分も満足
・利己的動機:自分の利益が第一で、自分が満足すれば、それでいい
・外発的動機:自分の外側から誘い出される意欲
・内発的動機:自分の内側から生み出される意欲
外発的動機・内発的動機についてはこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
ここからは5つの働く動機のそれぞれについて解説していきます。
[1]お金
みなさんも、「なぜ働いているのか?」と聞かれたら、「お金を稼ぐため」というのが、まず一番初めに出てくるのではないでしょうか?
お金は、生きていく為に必ず必要なため、働く動機の一番土台になります。
ただ、「お金を稼ぐ為に働く」というのは、"外発的"かつ"利己的"だと言えます。
[2]承認
「なぜ働いているのか?」という問いに対して、「上司や部下に認めてもらいたい」や「肩書きやステータスなど、社会的評価を上げたい」という動機が強い人は、承認的動機で働いていると言えるでしょう。
自分が企業の社長クラスになり、たくさんお金を稼いで周りから「羨ましい」と思ってもらうことをモチベーションとしているので、これもまた"外発的"かつ"利己的"な動機だと言えます。
[3]成長
「なぜ働いているのか?」という問いに対して、「自分のスキルや能力を磨きたい」や「もっと難しい仕事に挑戦してみたい」という動機が強い人は、成長的動機で働いていると言えるでしょう。
この場合は、仕事にやりがいを見出し、自発的に成長したいと考えているので、"内発的"な動機だと言えます。
ただ、まだ自分の利益のために働いているので、"利己的"な動機だと言えます。
[4]貢献
「なぜ働いているのか?」という問いに対して、「自分の考えをみんなに知ってほしい」や「もっと自分の強みを活かして人の役に立ちたい」という動機が強い人は、貢献(共感)的動機で働いていると言えるでしょう。
この場合は、SNSなどで自己啓発活動を行い、「自分の考えや成功体験をたくさんの人に知ってもらうことで、1人でも多くの人の役に立ちたい」という"内発的"かつ"利他的"な動機で働いていると言えます。
また、部下の成長を手助けするためという動機も当てはまるでしょう。
[5]使命
「なぜ働いているのか?」という問いに対して、「平和な社会を実現したい」や「日本の未来の環境を守りたい」、「建前でなく、本心で生きる人を増やしたい」という動機が強い人は、使命的動機で働いていると言えるでしょう。
文字通り、命を使って、つまり自分の限りある時間(人生)を使って成し遂げたいことが働く動機になっている方です。
この使命感を持って働くというのは、間違いなく"内発的"かつ"利他的"な動機で働いていると言えるでしょう。
⚫︎まとめ
ここまで、働く5つの動機について説明しましたが、みなさんは、どの動機で働いていますか?
個人的な意見としては、[1]お金+[2]承認が動機の方が全体の60%、[3]成長が20%、[4]貢献+[5]使命が20%くらいじゃないかと感じています。
決して、[1]お金 や [2]承認で働いている人が悪いということではありません。
しかし、自分が仕事をする使命を見出し、それに向かって努力する人は、[1],[2],[3],[4]の全ての動機が満たされるということ起きるでしょう。
その逆は考えにくいです。
また、20代の頃は、お金を稼いで周りから羨ましがられることが目的([2]承認)だったけど、40代になると後輩もたくさん入り、会社から求められる役割も変わってきて、「部下の成長の貢献にやりがいを感じるようになってきた([4]共感)」というような、年齢によって仕事の動機が変わるという方もいるでしょう。
みなさんも「自分が生きる目的は何か?」「自分は人生を通して何を成し遂げたいのか?」という自分だけの目的や使命を持って仕事に打ち込むと、より仕事に対するやりがいや、人生の幸福度が上がるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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