自分のやりたいことがいまだにわからない。 何をしたいの?何が好きなの?何ならやれそうなの? なにかあるだろって聞かれるけど、本当に何もない。 収入を上げないといけないのは分かっているんだけど、何をしたらいいのかわからない。 「明るく元気な方大歓迎」って書かれていると、あぁお呼びでないなとそっとページの×ボタンを押す。 とにかく自分に自信がない。 何もする前から、一緒に働く人が外れを引いたと思うんじゃないかと気が気じゃない。 世の中、コミュ力と愛嬌さえあればそれなりに
場面緘黙症から解放されたのは高校を卒業した後。 同じ高校の人が一人もいかない短大に進学した時だった。 ずっと待ち望んでいたこの日。 誰も私のことを知らない。 誰も私がしゃべれない子だと知らない。 不安と期待で胸がいっぱいだった。 入学してオリエンテーションが終わった後、なんとなく近くにいた子たちで一緒にご飯を食べに行くことになった。 やっとしゃべることができる!! でも現実は甘くはなかった。 12年間、同じ年頃の人たちとしゃべらなかった私は、どうやってしゃべればい
場面緘黙症の私と親との関係。 母親は私に無関心だった。 表面上はごく普通の母親だったと思う。 でも大人になってあの人は自分で言っていたような放任主義ではなく、子供に無関心だったのだなと気づいた。 子供が学校でしゃべれないこと。 友達ができないこと。 担任から全く聞いてないわけはないはずで、実際しゃべれてないことは知っていた。 でも何もしてくれなかった。 今でこそ子供に気になるところがあれば児童精神科に連れていく親は多いけど、当時はそんなところに行くなんてとんでもな
私は小学1年生から高校3年生までの多感な年ごろの12年、学校でしゃべることができなかった。 確か小学生のころ、母が買ってきたワープロに入っていた家庭の医学みたいなやつのなかで「場面緘黙症」というものがあることを知った。 学校でしゃべることができないなんて、こんな人間世界中に自分一人だけだと思っていた。 実際は病名がつくくらいには同じ症状の人たちがいたらしい。 しかし親も学校の先生も養護教諭も、当然級友たちの誰もそんな病名知らなかった。 「なんでしゃべらないの?」 何
映画『イニシエーションラブ』を見ました。 この映画は絶対にネタバレしてはいけない仕組みになっていますので、まだ見ていない方は読まないでくださいね。 現在アマゾンプライムで見れますのでぜひ見てください。 以下、ネタバレありです。 ストーリーはまゆこがもてない男たっくんと付き合い、たっくんがまゆちゃんのためにとダイエットをし急激にいい男になり、東京でできる女みやこと出会い、そちらに惹かれていく・・・ かのように描かれます笑 実際はたっくん1とたっくん2がいて二人は別人。
今日から過去とは決別しよう といって、すぐにできるならこんなに長年悩んでいるわけもないわけで。 そんなわけでまた鬱の波が襲い掛かっているわけで。 もう何度目になるんだろうか。 お前は私の一部じゃないのか?なぜ私を苦しめる? 何かの警告なの? 確かに野生の中で命を守るためには恐怖心も必要なものかもしれないよ。 でも人間の社会では恐怖心が過度にあると生きづらいんだ。 もうわかってくれ。私の脳みそ。 過去のことは思い出さないでくれ。 私は今を生きたいんだ。 人と比較す
ごちゃごちゃに絡まった私の思考。 時々、感情のコントロールが効かなくなる。 チクチクした言葉ばかりを吐き出す。 過去へのフラッシュバック。 異常なほどの被害妄想。 私の問題はどこなの。 何を治せばいいの。 どこから手を付ければいいかずっとわからなかった。 心療内科に行き、薬をもらっても何の解決にもならなかった。 カウンセリング受けても解決しなかった。 でもやっとわかった気がする。 「こだわり」が異常に強いのだ。 「~でなければならない」という思考が強すぎて、少しで
パートナーとの関係がこじれる理由。 相手のことを心から信じられていない。 そして自分のことも信じられていない。 もしかしたら「私が愛されるわけがない」という強固な確信があるのでは? そんなことを考えた。 彼の言動の意味を、きっと私が嫌いだからだろう。 といちいち結び付けてはいないか。 そのために些細なことがおおごとになる。 ではなぜ私は愛されるわけがないと思うのだろう? 両親からそのままの自分を愛された経験がないから? これなら誰にも負けないと思える何かを持って
私はいつも過去の亡霊に追いかけられている。 今ではなく過去に生きている。 過去の苦しみを何度も何度も思い出し苦しみ続けている。 とてもバカげていると思う。今はそれなりに幸せなのに、今しかないこの瞬間を大切に生きないでどうして過去のことばかり考えているのだろう?今この瞬間を楽しめないのだろう? 私の問題のほとんどはそこにある。 今は今しかないし、今の行いが未来に通じている。 過去のことを嘆き続けているうちに年を取り、永遠に幸せは来ないのだ。 なのになぜ私は過去にとらわれ続