愛される自分を想像できない
パートナーとの関係がこじれる理由。
相手のことを心から信じられていない。
そして自分のことも信じられていない。
もしかしたら「私が愛されるわけがない」という強固な確信があるのでは?
そんなことを考えた。
彼の言動の意味を、きっと私が嫌いだからだろう。
といちいち結び付けてはいないか。
そのために些細なことがおおごとになる。
ではなぜ私は愛されるわけがないと思うのだろう?
両親からそのままの自分を愛された経験がないから?
これなら誰にも負けないと思える何かを持っていないから?
自分に自信がないから?
そのくせ、要求だけは尽きないから手に負えないのだ。
私には何かが足りないせいだと泣き喚く。子どもだ。
すでに手にある大事なものを見ようともせず、あれが足りないこれが足りないと泣いている。
そして手にあるものさえ失おうとしている。誰かが手招きするように私を闇に引きずり込む。私は私でなんだかそこが心地いいらしい。
幸せになるには勇気がいるのだ。
愛される人になれるのだ。私だって。勇気を出せば。