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今一度、ひらがなネームについて考える

毎年年末になるとその年の流行の名前や漢字が発表される。
2024年生まれの我が子。
果たしてランクインしていたのか。
答えはノー。


たしかに流行の名前に上がっている名前のいくつかは候補に上がっていた。
ただ、苗字と合わせたり、親子で並んで文字を書いた時にしっくりこない。
そして画数がよろしくないものも残念ながら候補から外した。
なによりエコー写真で7〜8ヶ月頃に見た顔を見て最終決定した。


名前の候補ね。
「晴」って字を入れたかった。
だから沢山「晴」って字で名前を考えていた。
ただ、なんかこの子には違う気がして却下。
他にも沢山あったよ。
でも、なんかこの子には違う気がして却下。


そこで候補に上がったのが今の名前。
なんかもう、絶対これなんじゃないかって思うくらいピンときた。
一応ネットで画数調べてもよさげ。
じゃあこれしかないなってなった。



子どもはひらがなのとある名前にした。
私の中で自分の子どもを命名する時に譲れない条件がいくつかあった。

1.初めて子どもに贈るものだから、親の願いや気持ちが伝わる名前

2.誰が読んでも読める、そして呼びやすい名前

3.子どもだけでなく親である私も書きやすく、画数がよい名前


色んな意見があるのは重々承知だ。
初見で見た人が顔が歪むほどの名前や当て字ほど嫌悪感を覚えるものはない。
実際、医療事務に従事していた際に、裏で医師や看護師が「は?なにこの名前?子どもがかわいそう」と心の底から憐んでいる場面に多々遭遇した。
名前は付けたら終わりではない。
子どもは一生その名前と人生を添い遂げる。
事実、自分の名前が嫌すぎて改名手続きについて真剣に調べている知人の話も聞いたことがあった。
だからこそ、自分の子どもに対しての名前の付け方は細心の注意を払った。


その甲斐があったのか。
子どもの顔を見て名前を聞かれて答えると100発100中で褒めてもらえる。
この赤ちゃんに合っているお名前ね。
名前の雰囲気とぴったり。
珍獣らしい名前の付け方。
お世話もあるかもしれない、でもとても喜ばしいことだ。



我が子もひらがなだが、何を隠そう私の本名もひらがなだ。
そう、親子揃ってひらがなネーム。
まあよくあるパターンかもしれない。
ただうちはイニシャルも被っていなければ、母音子音も被っていない。
ただ並べて書くとなんかまとまりがある。
そんな名前だ。

昔、何故自分の名前が漢字ではないか聞いたことがある。
「ひらがなって柔らかく見えるでしょ?優しい子に育って欲しいのよ」
そんなような意味合いをよく言われた思い出がある。
あれ?私も子どもに同じこと思っている。
この現象はインプティングって言えばいいのだろうか。
私が親に願いを込めて付けられた名前が、由来は全て一緒ではないが共通点を持って我が子に名付ける。
なんとも不思議な現象である。

ひらがなネーム、とてもいいですよ。
みんなにすぐ覚えてもらえるし。
ただし、ちゃんと覚えてもらえるひらがなネームでね!
ただ一つ、意外な盲点が…
ひらがな、字書くの難しいの。
バランス取りにくい。
字がお世辞にも上手いとは言えない私は毎回苦戦している。
でも、子どもの名前も自分の名前も大好きだ。



皆さんは、自分の名前好きですか。



では、今日はこの辺で…

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