ごまぽんず

23歳年の差ビアンふうふ《32歳(ごまぽんず)×56歳(奥さん)》 2023.4.17…

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23歳年の差ビアンふうふ《32歳(ごまぽんず)×56歳(奥さん)》 2023.4.17パートナーシップ取得 人工授精で妊娠→出産予定日2024.7.30 拙い文章ですが、心の整理のため始めました。 過去の家庭崩壊や、年の差ビアンふうふのあれこれ。

マガジン

  • 世にもレベルの低い詐欺洗脳にかかって家庭崩壊した話

    部落解放運動内で起きた事件を、ノンフィクションで連載中! 〜登場人物紹介〜 主人公・私→ 部落出身。部落解放運動体所属の父を持ち、その団体に所属させられた経験を持つ。父の運動体での洗脳により家庭崩壊した。レズビアン。 親父→ 部落解放運動体がないと生きていけない男。運動体の中に慕う先輩がおり、その人に生涯を捧げて家庭崩壊を招く。飲む・打つ・買うの典型的クズ。 弟→ 幼かったため運動体の何たるか私ほど知らない。親父譲りか金に若干ルーズだが性根がまっすぐの優しい男。「私」とは割と仲がいい。

  • 23歳レズビアンふうふの不妊治療日記

    "私たちの"不妊治療。

記事一覧

#5 「蟻地獄への招待状」

奨学金は、悪か否か。 私は、どちらだと一言では答えられない。 奨学金の制度がいくらブラックで、いくら批判する部分が多かろうとも、 それがなければ進学できなかった…

ごまぽんず
1か月前
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※5 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-後編-」

皆様、お久しぶりでございます。 ずいぶん長く記事を書くことをおさぼりしておりました間に実は運転免許を取得すべく自動車学校に通っておりました。 この機会を逃したら…

ごまぽんず
4か月前
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※4 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-前編-」

お久しぶりです。 確定申告でひぃひぃ言うとります、ごまぽんずです。 私の可愛い奥様は自営業なので付き合ってからこの時期は毎年領収書地獄。 毎月やっときゃいいんだけ…

ごまぽんず
6か月前
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#4 どこより優秀らしい、地獄の職安所。

親父は私の青春時代ほとんど仕事をせずに 親戚や知人からの借金とか母名義での借り入れで生活していて 「働かないと生活できない」 なんて感覚は持ち合わせていない人なん…

ごまぽんず
7か月前
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※3「23歳年の差ふうふ、だってセロリだから」

皆さんこんにちは。 PNはごまぽんずですが、 今年の冬はもっぱらゆずぽんずにはまっている23歳年の差ふうふです。 料理の味付けに使ったり、シンプルにドレッシングで使っ…

ごまぽんず
7か月前
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#3 末期の水は経口補水液の方がいい

私の知っている親父と言えば 仕事から帰ってきて一番にシャワーを浴びて 自分の飲む酒を作って定位置についたら 梃子でも動かない男。 自分のしまつですら動かない男。 そ…

ごまぽんず
7か月前
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※2 「23歳差レズビアンふうふ、歩み寄るために」

皆様こんばんは。 昨晩遅ればせながら、 「不適切にもほどがある!」を彼女と視聴した ごまぽんずです。 そこで「不適切にもほどがある!」を見ながら 彼女が言ったセリフ…

ごまぽんず
7か月前
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#2 六文銭は用意できないので、愛でどうにか。

「兄貴に仕事誘われとる。 じゃけえ今の仕事は辞める。 3億円くれるって約束したんじゃ!!! それあったらなんができる? 家のローンも終わる、 お前らぁの分の学費も生活…

ごまぽんず
7か月前
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※1 「23歳差レズビアンふうふ不妊治療をする」

皆さん初めまして。 ごまぽんず、御年32歳。会社員です。 彼女は32歳年上の55歳。自営業です。 23歳の年の差レズビアンカップルです。 知り合いに誘われた新大久保での飲み…

ごまぽんず
7か月前
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#1 三途の川を渡る時、果たして洗脳は解けるか。

十数年ぶりに親父の声を聞いた。 看護師さんに、トイレに行きたいがしんどくて歩けないと伝えているところだった。 診察室の隣の処置室から聞こえてくるそれは、あの頃家族…

ごまぽんず
7か月前
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#5   「蟻地獄への招待状」

#5 「蟻地獄への招待状」

奨学金は、悪か否か。

私は、どちらだと一言では答えられない。

奨学金の制度がいくらブラックで、いくら批判する部分が多かろうとも、
それがなければ進学できなかった私がいる。

毎月引き落とされた金額の印字を通帳に見るにつけ、愛おしさに近いような、そんな気分にさせられるのは、きっと。

奨学金が私にとって、あの真っ白ないわくつきの家から出るために必須だった事実があるからだと思う。

未来を担保に多

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※5 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-後編-」

※5 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-後編-」

皆様、お久しぶりでございます。

ずいぶん長く記事を書くことをおさぼりしておりました間に実は運転免許を取得すべく自動車学校に通っておりました。

この機会を逃したら次はない!と思って気合を入れて自動車学校は無事に卒業致しました。

あっという間に暖かい気候になりましたね。

また記事の更新、引き続き頑張りますのでよろしくお願い致します🙇‍♀️

排卵日が特定できて、精子提供者にその日協力してもら

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※4 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-前編-」

※4 「23歳年の差ふうふ、シリンジ法に挑戦する-前編-」

お久しぶりです。
確定申告でひぃひぃ言うとります、ごまぽんずです。
私の可愛い奥様は自営業なので付き合ってからこの時期は毎年領収書地獄。
毎月やっときゃいいんだけど、なかなか。。
人間焦んないとなかなか腰動かないというか。
まだ1年、まだ何ヶ月あるって思うとね~~。。笑

ところで話は不妊治療に戻って、
今回は私たちがまず挑戦した「シリンジ法」の話。

異性の夫婦間では避妊をしない性行為を経て特に

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#4 どこより優秀らしい、地獄の職安所。

#4 どこより優秀らしい、地獄の職安所。

親父は私の青春時代ほとんど仕事をせずに
親戚や知人からの借金とか母名義での借り入れで生活していて
「働かないと生活できない」
なんて感覚は持ち合わせていない人なんだと思っていた。

例え地獄に落ちて
鬼に追い掛け回されたって
煮たぎる拷問を選んで
きっともう二度とは働かない、
そういう男。
煮られる際には酒を一緒に入れてくれと
厚かましく頼むことはするかもしれないが。
そして鬼の業火で丸焼かれよう

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※3「23歳年の差ふうふ、だってセロリだから」

※3「23歳年の差ふうふ、だってセロリだから」

皆さんこんにちは。
PNはごまぽんずですが、
今年の冬はもっぱらゆずぽんずにはまっている23歳年の差ふうふです。
料理の味付けに使ったり、シンプルにドレッシングで使ったり
いちいち ゆずぽんおいしい~!と
感激する彼女の反応が可愛い今日この頃。
昨日はすごい雪でしたね。
まだ雪も積もってて寒いし、
晩御飯はあったかい鍋をゆずぽんずで食べることにしようかな。

うちは家事分担的に料理はほぼ私。
です

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#3 末期の水は経口補水液の方がいい

#3 末期の水は経口補水液の方がいい

私の知っている親父と言えば
仕事から帰ってきて一番にシャワーを浴びて
自分の飲む酒を作って定位置についたら
梃子でも動かない男。
自分のしまつですら動かない男。
それがゆえか丸丸と肥えた恰幅のいい男だった。

半面母は食事をしてないわけでもないのに
必要以上にがりがりで、
私の知っている一番細い時が160センチ38キロ。
私の母が異常に細過ぎることは、
友人との会話の中ですら
しばしば話題に上がる

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※2 「23歳差レズビアンふうふ、歩み寄るために」

※2 「23歳差レズビアンふうふ、歩み寄るために」

皆様こんばんは。
昨晩遅ればせながら、
「不適切にもほどがある!」を彼女と視聴した
ごまぽんずです。
そこで「不適切にもほどがある!」を見ながら
彼女が言ったセリフ私的3選。

「マルコビッチの穴みたいね」
「こんな髪型してた~!」
「私この時18歳だわ」

うちのふうふ、
題名にも載せてる通り23歳離れていて
親子でもおかしくないくらいの年の差があるんですけれども
そもそも話があったり趣味があっ

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#2 六文銭は用意できないので、愛でどうにか。

#2 六文銭は用意できないので、愛でどうにか。

「兄貴に仕事誘われとる。
じゃけえ今の仕事は辞める。
3億円くれるって約束したんじゃ!!!
それあったらなんができる?
家のローンも終わる、
お前らぁの分の学費も生活費も全部払っちゃる。
のう、信じてくれ。
何回も説明したろうが。
絶対入る金なんじゃ――――。」

騙されてぼったくられて、親戚中から反対されながら親父が建てた真っ白な家。
そこに私が1年ぶりに帰省をしたら、腰の悪い50過ぎの親父が急

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※1 「23歳差レズビアンふうふ不妊治療をする」

※1 「23歳差レズビアンふうふ不妊治療をする」

皆さん初めまして。
ごまぽんず、御年32歳。会社員です。
彼女は32歳年上の55歳。自営業です。
23歳の年の差レズビアンカップルです。
知り合いに誘われた新大久保での飲み会で彼女に知り合ったのが8年前。
その後二丁目で再会。
私的には二度目逢ったときにいわゆるびびっとキター!てやつで、
そのまま押して押して(大変でしたぁ、また別で馴れ初めとして書きます。)付き合ってもらって、はや8年。
よく言わ

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#1 三途の川を渡る時、果たして洗脳は解けるか。

#1 三途の川を渡る時、果たして洗脳は解けるか。

十数年ぶりに親父の声を聞いた。
看護師さんに、トイレに行きたいがしんどくて歩けないと伝えているところだった。
診察室の隣の処置室から聞こえてくるそれは、あの頃家族がおびえた張りのある声とは、到底ほど遠い。
大好きなタバコや酒で、焼け切れきったことがすぐ想像の付く、懐かしくない声。それでもなぜか、すぐに私の親父と分かった。そして、今際の際だという連絡が、嘘でなく本当のことだとも。

親族への連絡を絶

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